難しい……ヤン・シュヴァンクマイエル監督は原作のある物語を独自解釈によって映画化してるわけで、ゲーテのファウストをきちんと知っていれば(シャーマンキングのファウストくらいの知識しかない)、もっと楽しめ>>続きを読む
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言うまでもなく美術、音楽が素晴らしい。子供だったベラ、大人だったダンカンの立場が逆転していく様子が滑稽で楽しかった。でもダンカンを憎むことは出来ない。男は誰だって本質を突けば幼稚なのよ。
頭空っぽで楽しめるスナック感覚映画。チャプターごとに「これは死んだやろ……死なんのかーい!!」が楽しめる。終盤の明らかにリアリティーラインを三段くらい飛び越えた展開も「いや、この男ならやりかねない」と>>続きを読む
原作のエッセンスをB級ホラーテイストに仕上げてしまった怪作。ただ登場人物全員狂ってる方向でやるなら真面目にやっても仕方ないと思うし最適解なのかも。白と赤は映えるかも知れないけど、ここまで推さなくても良>>続きを読む
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いや、すぐ辿り着ける場所にある小屋を見つけるのに何年かかってんねん!なんて無粋なことは言わないとして、ママの見切れ芸でジャンプスケアのジャブを撃たれ続け、やっとママが本格登場になってからはクリーチャー>>続きを読む
不快な世界なのに適度に心地よい。カメラワーク、音、ストップモーションアニメ、クソ不味そうなメシ、ませたガキ、ロリコンジジイ、すべてが毛嫌いされやすいパーツで組み立てられているのに出来上がったものはなぜ>>続きを読む
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土着信仰×モキュメンタリー。ミン役の女優さんの体当たり演技が気持ち悪さを際立たせていて最高。儀式までの日数をカウントダウンさせながらの隠しカメラ映像好き。ただモキュメンタリーではない方がもう少し入り込>>続きを読む
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人物を正面から捉えてのスローモーション演出はAI感をわざと出してるのかなと思ったけど、2017年の作品だからそれは無いのか。22分しか無いので、特にストーリーにどっぷり浸かれるわけではないけど、ニール>>続きを読む
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スクーターで移動するインチキエクソシストが本気を出したらすごかった系かと思ってたら、そうでもなく開始からフルスロットル。思ってたよりエクソシストがエクソシストをしていた。シリーズ化するにはもってこいだ>>続きを読む
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1の良さをぶっ壊す2という映画がこの世界にはたくさんある。1の敵を全員復活させて、さらに1のラストの行動の動機だった女の子まで敵という、1を無意味にさせる条件を揃えてきた。なのになぜだろう。それが面白>>続きを読む
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物語の核を提示してからはサクサクと話しが進み、王道中の王道展開が繰り広げられ、85分でまとめられているから観やすい。カルト教団の説明もほとんどなく「儀式をすると願いが叶う」という単純な動機なのも良い。>>続きを読む
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性により集団生活が崩壊していくさまに魅せられる。女優さんの体当たりの演技も素晴らしい。高尚な理由を付けてただセックスをしたいだけというカルト教団の行き着く先に辿り着くかと思いきや、議長さんが退場してか>>続きを読む
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猟奇殺人ホラーモノかと思ったら違った。イーサン・ホークがかっこよすぎてグラバーがあまり怖くない。だからこその印象的なマスクもあまり効果的に感じなかった。あくまでもメインは主人公+被害者で、犯人側の動機>>続きを読む
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始終クソ下らないのに何だか愛おしくなる映画。冷静に考えてずっとおかしな展開が続いているのに登場人物が真面目に恋愛を進めているのが面白い。ち◯この造形がリアル。便器に頭突っ込む映画は名作説がまた証明され>>続きを読む
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ジャンプスケア多めでビビっちゃってこちとら笑顔じゃいられない。終盤の展開でこれがどう呪いに繋がったのか良く分からなくなってきたけど、最後は謎にクリーチャーバトル。終いには丸呑みでフィニッシュ。元カレは>>続きを読む
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1、2で完成されたシステムを壊し、勝手の分からない異国から、誰もが知ってるラスベガスへ。イーライ・ロスとタランティーノが離れた時点でもう無理しなくても。グロもエロも抑えて、誰もが安心して観れる良い子仕>>続きを読む
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オリジナリティーは無いのかも知れないけど、エログロに全振りして突き抜けることによって、唯一無二の存在まで昇華させている極めて珍しい映画。ストーリーラインも至ってシンプル、セリフ説明も終盤以外はほとんど>>続きを読む
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不快映像のオンパレード。蓮コラっぽいのはちょっとキツイ。西洋宗教のホラーばかり観てる身としては東洋宗教のホラーがすごく新鮮。見せない恐怖演出が、すべて誰かが撮影した映像という制約でより際立っていた。
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ビーバーのモグラ叩き、そんなシチュでいちゃつくな、コンセント噛んで燃えるビーバーの可愛さ、ラストのあっさり感、どう考えても制作者の趣味としか思えないNG集、エンディング曲のご機嫌なゾンビーバー。この作>>続きを読む
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ギズモがされる仕打ちの数々が全部優しい。コピー機に挟まれて足バタバタしてるとこが可愛かった。続編というよりファンディスクみたいな側面が強いのかも。
人がいずれ行き着く先をまざまざと見せつけられた。65歳以上はバスを使えというセリフが印象的だった。30年後には僕も免許返納か。
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前作の膣内での電球割りからのセックスを越えるシーンが観られるかウキウキしていたら、別のベクトルの嫌なシーンのオンパレード。しまいには子宮から直接胎児を引っこ抜き、最後は謎に感動させられるまさにイリュー>>続きを読む
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ゴアフェスにて鑑賞。殺人とセックスの増し増し映画。セックスして殺して、セックスして殺しての繰り返し。ローテンションのまま物語が進む陰湿性にキツイとこはあったけど、スリラー要素もあって映画としてのバラン>>続きを読む
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ゴアフェスにて鑑賞。始終ノイズ音が流れる中で人体が破壊され続ける悪夢のような映画。低予算にも関わらず、こんなにたくさんの肉片や内臓を作る執念に恐怖すら感じる。人体への愛。これが本当の人体の不思議展。
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ゴアフェスにて鑑賞。ナチスはひどいことをしてきたのだからひどいことを仕返しても良いんだよモノ。お下劣な下ネタもゴア描写もハイテンションのコメディー映画だからすべて許される。
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ゴアフェスにて鑑賞。テリファーが強すぎて比べてしまうと多少見劣りしてしまう。首がポンポン飛ぶのは楽しいけど、殺人の数に対して殺人のバリエーションが少ないかなーっと。軽い気持ちで観るのが楽しい。特にオー>>続きを読む
ありがちな設定ではあるけど、自分が王様ならこれをこう使いたいなーと思いを馳せながら観ているのが楽しい作品。
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日本人は元よりモキュメンタリー映画が大好きな民族ですし、そこにHENTAI文化が加わって唯一無二の作品になっている。クールジャパンは本来ここにあるべき。これがブレア・ウィッチ・プロジェクトと同じ年に公>>続きを読む
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さすがにエスターちゃんが9歳に見えないなんて無粋なことは言わないにしても、イザベル・ファーマンが演じてるシーンと、後ろ姿で別の子役が演じてるシーンの切り替え時の違和感がどうしても拭えなかった。
前作>>続きを読む
多少の荒削りな部分はあれど、展開が早く話しも分かりやすい。何より猫ちゃんが可愛い。アクションもそこそこ楽しめて、悪趣味なシーンもあり、今後の匂わせも忘れない。僕が好きだったMCU映画ってこれだよねと感>>続きを読む