Iri17さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Iri17

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ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.5

実は初めて見たんですが、これぞ映画だと感じました。本当に演出が素晴らしかった。

Go ahead, make my day
言ってみて〜(ダメです)

IDOL NEVER DiES(2022年製作の映画)

2.0

本業が役者でない人がほとんどなので仕方ないのですが、演技の出来不出来で映画がいかに陳腐になるか分かった。

脚本は良かったし、まあ楽しめたので。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

エヴァじゃん。

というのが感想なのですが、皆さん言ってるようにセクハラ描写が多くて気持ち悪い。

つまらなくはなかったけど予想をだいぶ下回ったかな。

山本耕史だけ異様に良かった。

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

4.0

シドニー・ルメット監督は本当に天才だと思う。

フィリップ・シーモア・ホフマンとイーサン・ホークとマリサ・トメイの素晴らしい演技で引き込まれました。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

阿部サダヲの目が真っ黒で本当に怖いんですけど、こうやって人をコントロールしてる人結構いるんだよねって。

怖いなー怖いなー、みんな気をつけてね。

これなんの意味があんの?みたいなシーンが最後にちゃん
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.8

良くできた映画。

ジェイソン・ベイトマンとレイチェル・マクアダムスの素晴らしい演技。

笑えて話としてもよくまとまった脚本。

ジョン・フランシス・デイリーの脚本はいつだって素晴らしい。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

正直一本の映画として完成度が高いかと言うとそんなことはなく、ストーリー展開は盛り上がりかけるし、映像表現だって1作目と比べれば特に驚きもない(見慣れてしまったのかもしれないが)。
そもそも我らのワンダ
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.4

前半は性欲が旺盛な人たちのセックスを延々と見せられて嫌な気持ちになるのだが、中盤からは本当に素晴らしかった。

人間の美しさ、醜さ、どうしようもなさ、どうしようもないことを受け入れることの尊さ、全てが
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Sexual Drive(2021年製作の映画)

3.9

食と性というものは密接に結びついて本来不可分なもの。

この映画は3つの短編を通して根元の部分で共通している人間の根源的な欲求を暴き出す。

3つとも素晴らしかった。傑作です。

余談ですが、鑑賞し終
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.3

実話なのでケチをつける気はないのだが、ニトラムが初めから完璧な狂人すぎて、共感も同情もできなかった。

『ジョーカー』は犯罪者になるまでの絶望の過程の描き方が素晴らしかったが、本作はもう狂人が凶行に走
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ZAPPA(2020年製作の映画)

3.7

フランク・ザッパというロック界の巨人の偉大さ、人柄、才能、全てが伝わってくる素晴らしいドキュメンタリー。

どうしたら故人の素材を集めてきてこんなドキュメンタリーが作れるのだろう。

素晴らしい映画。
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

1.0

コスプレと漫画かアニメでしか許されない臭いセリフを2時間聞かされてきつかった

漫画やアニメがベストな作品を無理やり実写化するのやめませんか?と思いました。

敢えて誰とは言わないけど地獄みたいな演技
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気狂いピエロ 2Kレストア版(1965年製作の映画)

5.0

映画とは何か?という問いに一番近い映画かもしれない。

昔観た時はそこまで何も思わなかったが改めて観たらとてつもなく感動した。

これこそ「映画」であり、この「映画」こそ僕たちの「人生」そのものだ。

無限ファンデーション(2018年製作の映画)

3.0

南沙良という天才俳優の初期の演技を見るために鑑賞。

全編即興だったり魚眼レンズ(?)みたいなものを使った撮影も行っている実験的な映画。

映画自体に引き込まれるかと言われるとそうでもないが、試みがか
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

話し合うことが一番大事。

誰もがそれぞれ意見があって、価値観や生い立ちが違うから誤解が生まれてしまうこともある。

だから話し合おう。
思ってることを言おう。

陪審員8番が話し合おうと言ったおかげ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.6

対話しないといけない。
他人はどう頑張っても分からないから。

馬鹿にしてはいけない。
怒ったり、嘲笑ってはいけない。

最近の世の中と傾向として、相手の意見や価値観にちょっとでも違う方向の意見は言う
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.0

「話すこと」と「好きでいること」の映画ばかり見ている。

大切だよね。それしかないよね。
頭で分かっていても、難しいよね。。。


志田彩良ちゃん本当にいい女優だなと思った。演技もそうなんだけど、内側
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DIVOC-12(2021年製作の映画)

3.0

面白いものもつまらないものも

まあそれが人生だ

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

4.6

世の中と人間の軽薄さをカメラワークと演出で伝えてる黒沢清珠玉の傑作。

凄すぎる。

しかもこれ元はロマンポルノでしょう?
素晴らしい作品を作るのに形態は関係ないのだな。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.5

信頼できない語り手の手法を取っているのだけど、途中でエミリー・ブラントもヘイリー・ベネットも男たちも怖くなっちゃった

レベッカ・ファーガソンだけ尊くて、レベッカ・ファーガソンがいるであろう方角に向か
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愛なのに(2021年製作の映画)

5.0

人は愛を求めているはずなのになぜか「愛が大きい人」よりも「クズ」に引き寄せられる習性があり、かの哲学者ニーチェも人類の永遠の謎と言ったとか(言ってません)

これは愛というものが、あまりに強くて、デカ
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モービウス(2022年製作の映画)

2.3

編集が下手で繋ぎがところどころ分からなかったところがある。特殊メイクもB級ホラーみたいでカッコ悪かったし、そもそも脚本が退屈だった。

マット・スミスだけめちゃくちゃ良かったので、どうにかして次回作と
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

1.5

久しぶりに見たけど、相変わらず最悪な映画だなと思った。

最高のカメラワークと最悪の脚本
最高の音楽と最悪のテーマ

はぐれもの同士だから惹かれ合うのだ、みたいのはやめてください。
僕だって独親育ちだ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.0

ファンタスティック・ビーストが全然出てこないうえに、完全にダンブルドアとグリンデルバルドの話になっているのだが、そこにそそられないエピソードがダラダラ続くので途中で完全に退屈してしまった。

ホグワー
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.4

ロマンポルノの監督である城定監督の作品。直接的な性描写は一切ないにも関わらず、ロマンポルノ的な主題を据えた傑作。

展開を予想させず、飽きさせない作りになっている素晴らしい脚本、そして南沙良の怪物的な
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.5

失ったもの、もう存在しないと分かっているものを認めるのは大変だし、それを認めることだけが本当に正しいのかなと。

波の向こうへ消えていってしまった浜辺美波の存在感が大変素晴らしく、まさに助演とはこうい
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.2

前作でカニバリズムと少女の思春期の目覚めを描いていたジュリア・デュクルノー監督が、前作以上にぶっ飛んだ映画を作りました!

幼い頃の事故でチタンを埋め込まれた女性が金属に欲情しながらどんどん人をぶっ殺
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

前半まではすごく良かったのですが、中盤から後半にかけて時間軸をバラバラにしすぎて見づらかったのと、なんかラストの奇をてらったような「こういうエモいの好きなんでしょ?w」感で一気に冷めてしまった。

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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.6

デヴィッド・クローネンバーグの息子だという監督さん、まさにクローネンバーグ的だった。

カメラワークや編集が最高に良く、見応えがありました。一方でそれらをブイブイ言わせすぎてストーリーが置いていかれ、
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コレクションする女(1967年製作の映画)

4.8

コレクションの物のように扱われても、どんなに扱いが酷くても、それでも相手を愛してしまう苦痛というものがどれほどの幸福か僕は知ってるので、これは本当に美しい形の苦痛だなと思いました。

それほどまでに人
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.4

今泉力哉監督の良さと城定秀夫監督の良さが5:5で配分されているような傑作でした!

今泉監督作の「一堂に会した」時の破壊力たるや笑

今泉監督の長回しずっと見てられるなあ

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

2.2

これはダメでしょう…

主人公の描き方が最初から不安定で、観ている方はこの主人公が良い人なのか、悪い人なのか分からないから感情移入できない。最初からちゃんと悪人として描くのが、善人が転落していく話なの
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

北アイルランド問題を知らないと「は?」だと思うし、宗教観念の薄い日本人には分かりづらい映画ではある。僕も事実としては知っていても宗教間対立、ましてや宗派での対立なんて、当事者意識を持てない。

ただ、
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.0

ロベール・ブレッソンはずっとキェルケゴール的な問題に立ち会う作品を撮ってきたけど、今作はかなり政治的だった。

厭世的な主人公が死を選ぶまでの内面を延々と見せられるので人によっては退屈かもしれないけど
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Adam by Eve: A Live in Animation(2022年製作の映画)

2.3

音楽映画なのに音楽が邪魔なのは致命的かもしれない。

決して楽曲が悪いのではなく、合っていない感じだ。
ドラマパートに出てくる女の子の感じが絶対この曲聴いてないだろ感が強いので、突然ザッピングしてチャ
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