プライムゼウスさんの映画レビュー・感想・評価

プライムゼウス

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キック・オーバー(2011年製作の映画)

3.5

メキシコって本当にこんな感じですか?  
この人は誰なんだろうって深堀っていくのが楽しい、イーストウッドが登場したりして。
手術がタイムリミットだったり、ドキドキの展開。だけど、なんだろう、そこまで爽
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

え、これ山崎監督?? ちょっとしかクサくなかったよ。ゴホン、ゴホン、失礼。
オープニングの生々しい戦い。武蔵? 大和? なんだろう、と思わせてからの計算による戦争を止めさせようとするバトル。こんなこと
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

山崎作品特有のクサさが苦手(すいません)だったのですが、「体感する」「体験できるゴジラ」「アカデミー賞受賞」「岡田斗司夫推薦」と聞き、劇場へ。もっと早く行けばよかったです。もう、たまりませんっ!
ゴジ
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

4.3

物語というよりは、コンサート体験って感じの映画です。「アメリカン・ユートピア」や「犬王」を思い出します。思い出しておいて何ですが、少し違うところもあります。なぜか、楽器をやりたくなるんです。
エンドロ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.1

サソリダンスよかったなあ。ヒロイン来てくれるんだよね、と思わせておいて、あそこで登場! 驚きました。
マッツ・ミケルセン、最高でした。「私は敵ではない」発言に、深みがあります。
また、どうしてダンブル
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

4.3

子どもと一緒に楽しめる名作です。大ベテランのコメディアンたちも堪能できます。
トイ・ストーリーっぽいですけど、ハロウィンっぽくもあり、勉強にもなります。何より、博物館へ行きたくなる映画です。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

ハリーポッター全作品を真面目にみていなかったので「?」な部分もありましたが、映像はファンタスティック!
キャラクターが魅力的で、特にジョニー・デップ好きの方なら必見。
他にもダンブルドアは無敵っぽいし
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.6

前作以上に下品さを高めるなんて、可能なんですね。ファン感謝要素強めの仕上がりでした。二日酔いないじゃんって思ってたら、そうきたか。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.1

続編なのに、ここからやるんですね。「インターステラー」を想起させるオープニングでしたが、やはりクワイエット・プレイス! 直後ですやん!!
それぞれの覚悟が開花して、見ごたえ十分でした。
楽園のような場
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

最初の30分で、観るのを止めようかと迷ってしまったのですが、そういうことなんですね。「こんな所に斧が、ついてるわ」なんてセリフがあれば、観たくなくなりますよ。それを、キレイに回収してくれます!
少し古
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ノウイング(2009年製作の映画)

4.4

どうしてこんなに評価が低いのか不思議です。最高に楽しいジェットコースター映画! 子どものために、親はどこまでやるか? パニックSFみたいですけど、親子の話なんですよね。
特に吹き替えで観ると、ニコラス
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.7

海辺でビール一本のはずなのに?! 見事に回収してゆく構造は前作のまま、下品さをパワーアップさせた第二弾! 今度はお坊さんを拾ってしまうなんて。
 「♪ここはバンコク、アラン・タウン♫」いい歌だなあ。
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

原作本を読んだのに、引き込まれ、ここまで感動するとは。映画は小説と別物かもしれません。
報道はどうあるべきか。昔の事件を掘り起こす行為にみえて、スリリングな展開、そして…!?
キャスティングが見事で、
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.0

今回も同じようにジュマンジをやるのかと油断してたら…。子供と一緒に盛り上がれる作品です。
ジュマンジシリーズがお好きなら、ぜひ!
ただ、変化球的な第二作なので、前作を見てからの方が楽しめるかと。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.1

ああー笑った笑った。花婿を探さなくてはならないので、物語に引き込まれ、最後までノンストップで楽しませてくれます。
酔っ払って、やることがオモシロすぎる。スイートルームにいるニワトリの違和感がすごい。い
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

4.1

サンダードームは観なくていい、なんて言われ方をしているようです。いやいや「怒りのデスロード」のためには、重要な映画じゃないか!
そもそも、素敵な作品じゃぁないか!!
サンダードームのバトルなんて、最高
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

森の木とか古い日本の住宅とか、もちろんルーブル美術館も、とにかくロケ地がどれも素晴らしい。
また、キャラクターの造形もすごい。白石加代子さんの存在はすでに荒木飛呂彦ワールドっぽいし、露伴先生のサングラ
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.0

いい映画だなあ。冒頭、汗を拭くのと涙を拭くのがシンクロするシーンになぜか笑えてしまう。テーマ曲がいいなあ。
ラストのショーでたまらなく幸せにしてくれる、まさにマジック。
ただ、ラストのセリフ「ブレンダ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.2

お正月休みにみればよかった映画。
ヌードルズの考え方はシンプルで、とても素敵。「金なら持ってるだろ?」そうなんだけど、よくそこで踏みとどまれるなあ。目標とタスクをしっかり分けることができる人なんだなあ
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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

4.1

伝説や事故の噂話だけ聞いていたのですが、ついに鑑賞しました。
豪華な監督たちですよね。わたしはとくに3、4話が気に入りました。グイグイ惹き込まれて、面白い! とくに4話目は最高です。
2作目、スピルバ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.4

映画でかくれんぼする感じ!? とにかく家族みんな、がんばった! カッコいいっす。
赤ちゃん、どうするのって思ってたら、乗り越えるなあ。
音を出さないための細かな工夫もユニークで楽しめます。砂を敷いてお
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

音楽劇のステージをアニメで観せてもらった印象です。歌のエネルギーが凄い。
手塚治虫「どろろ」を連想させますが、オシャレかっこいい。琵琶法師って、ミュージシャンだったんだなあ、と。
血から湯気がでている
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アンビュランス(2022年製作の映画)

4.4

マイケル・ベイのイメージをいい意味で裏切ってくれた超名作!
どう終わるのか気になって、引き込まれて、あっという間だった。
『ヒート』みたいなのかと思っていたら、とんでもないカーチェイス!! 『ザ・ロッ
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.2

こわっ!「へえ『クローバーフィールド』の続編があるんだなあ、観てみよっ」なんて軽い気持ちで再生したら、大変な目にあった。(続編って感じでもない)
逃げなくていいよ、そこでいいじゃん、素敵なリビングじゃ
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メイズ 大脱走(2017年製作の映画)

3.3

一見貧相でさえない主人公だが、鋼鉄の意志を持っている。こういう人こそ脱獄ものに必要だよな、と思いつつも、どうも暗い。
私にイギリスとIRAの歴史の知識があれば、もっと理解できたのかも。
「何も変わって
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インセプション(2010年製作の映画)

4.4

異次元の体験をさせてくれる名作映画! アクションが幾重にも連なっているのに、どれも個性的で似ていない。
豪華な俳優さんの共演も見どころ。表情をみただけで、キャラクターの違いが一発でわかる。複雑な話なの
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メメント(2000年製作の映画)

4.8

天才監督のデビュー作って、やっぱりとんでもないんですね。低予算っぽいけど、こんなにも面白かったのか! 2時間弱の映画ですけど、体感時間は20分ほど。
キャリー=アン・モスの唾の吐き方がすごい。

キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

3.7

久しぶりに鑑賞。価値観ってこんなに変わったんだな、と実感できる作品。ただ、子どもを思う気持ちは変わらないですね。
俳優さんたちの演技もユニーク。とくに園長先生の演技がすてき。実は警察の笛を使うことに憤
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.7

くだらねえー(褒めてます) 「Part1よりひどいわ!」(引用です)
途中でスクリーンを乗っ取るなんて、アリっすか?! 中学生だったら、大笑いしてただろうなあ。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

家族で楽しめた。
キャラクターを大切にされているのが伝わります。クッパの歌声もステキでした。
あとピーチ姫が出発前、キノピオたちにマリオを紹介するのかと思いきや「誰でもいいじゃない!」とテンションで乗
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.8

とんでもない演技! 耳が聞こえなくなる人の気持ちを追体験させられる映画。こっちも聞こえない気がしてしまうほど。
ぼんやり、モワーっとした音。トゲトゲしい器械音。
「モーニング・ページ」の初日、ドーナツ
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水滸英雄伝(2018年製作の映画)

3.4

林冲が梁山泊へいくまでの物語。キャラクターが身体に染み込んだような、いい演技だなあ。
妻が階段を登っていくシーンは、悲しいのに美しく、見惚れてしまいます。
私の知るストーリー(横山光輝の漫画)とは違っ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.1

「クレイジージャーニー」丸山ゴンザレスさんの取材に同行している気分になる映画。リアル度が高すぎる。ひどい世界、過酷な現場。
パトカーの会話は、そんな緊張の裏返しだろうと思えてくる。ホント仲いいんだろう
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.9

「顔を覚えるのが得意なの?」と聞かれて「ボディラインも」と答えるボンドさん。エロおやじだなあ。でも嫌味はありません。
オークションにカジノ、カーチェイスにハンティング、サーカスにオクトパシー軍団まで盛
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.7

とんでもない疑似体験!! つじつまが合わない物語を観たことで、認知症の方の気持ちが少しわかった気がします。
こんなにも恐ろしい体験だったんですね。リビングに他人が座っていたり、好物のチキンが消えたり。
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

なるほど、それで吹き替えが諏訪部順一さんなんですね。『呪術廻戦』の両面宿儺を連想しました。『寄生獣』っぽい気もします。「マスク!」っていうシーンとか、盛り上がります。
好きなんですけど、なんでしょう、
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