泙野ミナギさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

泙野ミナギ

泙野ミナギ

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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.7

るろうに剣心として、しっかりと違和感なく実写化されてて嬉しかった。

アクションシーンも見応えあったし、俳優陣も豪華だった。

何よりも佐藤健の顔が良かった……。かっこいい…

愛の渦(2013年製作の映画)

3.5

最初はたわいもない話をして、途中でエロい話して、喧嘩して、最後に仲直りする。

意外にそんな当たり前のことも描かれていた。

割とさくっと見れるけど、なぜか心に残るものがあった作品だった。

門脇麦と
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.4

映画を見ているというよりは綺麗な絵画とか彫刻を眺めているという感じ。

あまり何も考えずに見るのに向いている。

アクションシーンも絵画みたいな感じ。
ちょっと残念…

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.2

ジョゼの純粋な真っ直ぐさを愛おしいと思いつつ、ときにはその真っ直ぐさにイライラを感じて視聴していた。

恒夫(妻夫木聡)は良くも悪くも普通の大学生って感じで、気持ちだけで行動できるからジョゼと心を通わ
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.8

どこか暗い陰を抱えているオダギリジョーと壊れてしまっている蒼井優。二人の演技の巧さは言うまでもない……。

この映画では多くを語っていない部分が多いので、何度も見れば見るほど、見るタイミングによって感
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無伴奏(2016年製作の映画)

3.7

「愛がなければ革命なんて起こせない」とか所々に思わず書き留めたくなるようなセリフが多い作品だった。

何かに追い立てられていて、何かに打ち込まなければ自分という存在がどうにかなってしまうんじゃないかと
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

4.1

榮倉奈々が最初から最後までかわいかった。こんな楽しい生活に憧れる。

死んだふり楽しそう。やってみたい……って思った僕は変わってるのかもしれない。

まあ、さすがに毎日は疲れるかもしれないけど、たまに
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(2016年製作の映画)

3.6

井浦新と瑛太の二人の演技に引き込まれた。井浦新は表面上は冷静だけど、心の内では暴力的な暑さを抱えている男を。瑛太は純粋だけど、狂気を抱えていて、それで不安定な感じの男を。それぞれ素晴らしい演技だった。>>続きを読む

(2017年製作の映画)

4.2

光。そして、音。
この二つがとても印象的な映画。

この「光」というものには、いくつもの意味が重ねられているのだと思った。

「見える」という意味の光。「陽射し」という意味の光。そして、「希望」という
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キサラギ(2007年製作の映画)

4.1

最後まで飽きさせない舞台劇。
一つの舞台。5人の役者でここまでの作品を作ることができるのかと感動した。

初対面なのに、誰か一人に自殺の責任を負わせないように一体感をもって話を誘導する姿に心が温まるも
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運命の女(2002年製作の映画)

3.5

誰も幸せになれなかった映画。
不倫では誰も幸せにはならない。
その時は幸せかもしれないけど、いつか終わりは来る。

失ったり失いそうになって初めて大切さに気付くのかなと改めて感じた。

ゆれる(2006年製作の映画)

4.1

登場人物の心も揺れる。場面の切り替えも印象的。そして、僕の心も揺れる。

田舎の閉塞感とババを引かされた兄弟の鬱屈。そして、都会への憧れとも嫉妬とも取れる気持ちと微妙な兄弟関係。

どれも共感できる部
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.9

DVシーンが酷過ぎてストーカーがいい人っぽく見える不思議。

淡々とした高良健吾の語り、熱帯魚、DV、ストーカー、その全てが映画の陰鬱な雰囲気を構成し、少しずつ物語が進む。

ずっとベッドの下にいるの
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.8

映画を見終わった後のこの感情をどう消化すればいいのだろうか。

黒くて大きくて向こう側が見えない塊が胸の奥底でつっかえてしまっている。

とにかく胸糞が悪い。世界のどこかではこういう世界が広がっている
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

「そこ」のみにて光輝くなのか、「底のみ」にて光輝くなのか……。「底」のほうがぴったりな気がする。

最初から最後まで続くどうしようもなく陰鬱な雰囲気の中で、最後に差し込む朝日の光がとても印象的。達夫が
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

映画の雰囲気は好き。

好きな人のためだと思って身体を売ってお金を稼ぐ。好きだった人を見つけてまた惹かれていく。元彼と今彼が鉢合わせている姿を見て笑う。客観的に見るとおかしいこのような状況も主観だと全
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

見てて気持ちの良い、恋愛群像劇。
多部未華子さんの笑顔も三浦春馬さんの笑顔も素敵。こんな可愛らしい笑い方ができるようになりたい。
こういう風に何気ない人と人のつながりで世界は回っているのだろうな。また
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1

映画の空気感がいい。
核心に触れるようで触れない会話や関係。今の関係が壊れるのが分かってしまうから、踏み込むのを躊躇してしまう。そんな空気感がたまらなく好き。
最後の最後の僕の選択は好き。ラストはどう
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.7

アカルイミライとは。
これからアカルイミライが待っているのだろうか。
オダギリジョーの初々しい姿が新鮮。ふわふわと浮かぶ毒の持つクラゲが若者の姿を示唆しているのかなと思ったりした。
また、時を経て見る
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.8

田舎にいたときの東京への強い憧れと、実際に東京に来たあとのその憧れは過剰だったんだなっていうある種の失望感を知ってると、心に刺さるものがある映画。いろいろな人物の視点から田舎の、そして、青春の残滓の空>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.8

俳優陣が豪華。それだけで見てて面白い。Ifのストーリーではあるが、日本が実際に攻め込まれたらどうなるんだろうか。こんなご都合主義的な感じで話が済めばいいのだろうが…。エンタメ映画としては、見ててとても>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.2

ラブドールと恋愛要素のどちらを抜いても成立しないぐらいバランスよい作品。最後の最後まで飽きずに見ることができた。
最後のラストも湿っぽくなり過ぎずに見ることができたけど、余韻も残った。
そして、何より
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

最初から最後までずっと漂う不穏感。映画を見ている最中、この映画は何かおかしい、ヤバいって頭の中でアラートが鳴り続けていた。音楽もカメラワークも登場人物の淡々とした語り口もその不穏感を煽り立てる。
予備
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世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.7

一歩ずつ焦らず前に進んで行こうって心が少しだけ暖かくなった映画。門脇麦さんの演技がやっぱり上手だった

三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.2

心が温まる映画。信じるって心を思い出させてくれる。白黒映画で古い映画ではあるけど、今でも通じる何かを感じる

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

3.9

最後の最後まで目が離せない作品。
「贋」がテーマで、綺麗に最後まで騙されてしまった。
贋札つくるシーンも良かったけれど、やはり爆発、二丁拳銃のアクションシーンが非常に楽しかった。
伏線も綺麗に回収され
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