ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

全く予想だにしなかった展開。まさかの複線回収はとても美しく、感動を呼ぶのは至極当然だと納得。ゼログラビティ同様、宇宙でのハラハラドキドキも面白かったし!愛の数値的観測かぁ~。ロマンある言葉で素敵だな~>>続きを読む

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

2.7

野球を通じ差別や偏見を乗り越えた矢先の戦争突入、そして収容所への移住。理解し合える事を知ったバンクーバー朝日の選手達が、どのような気持ちでこの戦争を乗り越えていったのかと思うと、とてもやりきれない。

フューリー(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

新兵の目を通しての視点と成長が盛り込まれているという、他の戦争映画とはまた違ったアプローチが取られていて面白かったです。最終的に「マシン」とあだ名を付けられたノーマンの結末が皮肉めいていて、心揺さぶら>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

2.8

アベンジャーズやMr.インクレディブルがある中、ディズニーがコレをやる意味があったかな。面白かったけど、ギミックやオマージュを楽しむ以上の何かが欲しかったです。優しさで世界を救えるか?ってのもデカく出>>続きを読む

海月姫(2014年製作の映画)

2.8

驚きや衝撃的な展開を提供してくれるわけではないけど、ガーリーポップな映像、サカモト教授をはじめとしたキュートな楽曲達がとても良い味を出していて、楽しさ溢れる映画になっていました。クラゲがいっぱいいる水>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.3

差別や偏見に抗う監督の強い意志を感じ、感動というよりは怒りや悲しみが先に押し寄せてくる。一人の人間を守る難しさというのを考えさせられるし、ここまで育て上げてくれた両親への感謝の念が自然とこみ上げてきま>>続きを読む

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.2

ツイスターなんてあったな~とか思いつつ。映像技術の向上による迫力もさる事ながら、意外に親子愛を描いたヒューマンストーリー部分が好きだったりします。良いバランスで冒険バカとか出してきて、そこも非常に愛せ>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

2.9

例え過去を切り捨てても、自分が変わらなければ、同じような過去がまとわり付いてくる。もがく主人公も、胡散臭そうな男にまたも引っかかり、妹も元の鞘だ。いるねぇ〜、自ら負の恋愛に足を突っ込みがちな人。我が振>>続きを読む

ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)

3.0

踊る。ただそれだけの事を抑圧され、国外追放に至るまで戦い抜いたジミーというおっさんの生き様にただただ痺れる。フットルースとはまた違った重みがありましたね。クラブでブチ上がれる今に感謝せざるを得まいて。

パンク・シンドローム(2012年製作の映画)

3.7

養護施設をディスり、女を抱き、バンドをやる。知的障害者バンドなど関係なしにその生き様はパンクであり、アナーキーであった。劇中に出てくる鼻ピアスやらモヒカンの兄ちゃんが熱狂するのも頷ける。奴等の狂気は止>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.1

何故ドS行為じゃなきゃ駄目なのか、ソコが語られないためアナが只々可哀想な感じで終わっているのが残念。デートシーンのキラキラ感は好きだが、少しお洒落なエッチビデオ見させられているくらいの印象しかない

味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.1

物語自体はよくある絶望からのワンス・アゲイン物だけど、すばる君の佇まいや満たされず何かに飢えているあの目がとにかく凄かった。勿論ふみちゃん含めた周りの演技力があってのものだけど。すばるの赤いスイートピ>>続きを読む

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

2.2

ギャグがイマイチはまらなかった上に、ハッとさせるような騙し討ちがある訳でもなく退屈でした。ジョニー・デップのキワモノキャラはもうティム・バートン作品だけでいいよ〜。さすがにお腹一杯です。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

2.8

名声や金、支配欲に取り憑かれた男の、ゆっくり静かに壊れていく過程が面白い。いや、最初から壊れていたのかもしれないな。レスリングを愛しつつも、最後は警官にタックルされあっさり捕らえられるという皮肉さが何>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.7

アニメになっても漂う俊二感。俊二が切り取る描写の一つ一つがキラキラと眩しく、「あぁ~女子中学生になって青春してー!」と思わせる程強烈なシーンが盛り沢山であった。蒼井優の声優っぷりもホントに素晴らしい!

ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

2.3

光を多く取り入れていて視覚的にはキラキラしておりましたが、ストーリーやキャラクターからは青春のキラキラが感じ取れませんでした。恋の痛みに特化しているので仕方がないのかもしれないけど。愛唄もイイ曲だけど>>続きを読む

ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.4

テディが蝋人形に戻る際に放たれるセリフは、この世を去ったロビン・ウィリアムズのセリフそのものではないか?とか色々と想いが重なり泣けてきた。ロビンらしいコメディに溢れた楽しい作品で良かった!

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

魔女の老婆が若返ったと思ったらメリル・ストリープ(65)になっただけという、よく分からん前半の無駄な冒険とやり取りにイライラ。色んなおとぎ話をつないだス トーリーは雑多で成功しているとはとても言えない>>続きを読む

風に立つライオン(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

島田という裏表のない純粋な医師に最初は不信感を抱きつつも、麻薬漬けにされ少年兵として人を殺してきたンドゥング同様、緩やかに心の氷が溶けていくのを感じた。終盤には島田という男に引き付けられ、見入っている>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

完璧だ!完璧過ぎる!上手い料理に、友情・親子愛を切り取ったストーリー、そしてロードムービーエッセンス!笑いの質も非常に高く、最高意外の言葉が浮かばない。
邦画なんかだと、SNSをあんまり巧みに使いこな
>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.0

ディズニー映画OPで使用されているシンデレラ城。言わばディズニー映画の象徴とも言うべき作品なだけあって、アニメ版の世界観を壊す事なく、愛と敬意を感じられる作品に仕上がっていました。新星リリー・ジェーム>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.6

冒頭のネタバレすんなよの注意テロップもあって、かなり穿った目で観たけど、なるほど、気持ち良いくらいに騙された。普通に考えれば分かる事なのに、、、悔しい。80年代歌謡曲を多用した下品な演出も好みで良かっ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

"しごき"シーンでの罵倒の数々は、ハートマン軍曹の方がずっと面白いし、話の展開も諸手を上げて喜ぶ程のもんではなかったけど、ラストの鬼気迫る演奏、演技を超えたあのドラミングでオールOK!5億点!的なズル>>続きを読む

ダイバージェント(2013年製作の映画)

2.1

アメリカのティーンに大ウケとの事ですが、その手の作品あんまり好きじゃないのかもしれない・・・。その他多くのSF作品と比べ秀でた何かが見出せませんでした。近未来にしては武器地味だし、肉弾戦も見てて地味だ>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.4

優しくも儚い日常を軸に切り取られる、姉妹そして家族になっていく過程がとても美しかった。「木も花も、生きてるものには手がかかる」ですか。。。人間も同じ、愛のテコ入れは時に必要であるし、手がかかる程愛しい>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

120分の内の110分くらい、只ひたすらにヒャッハーしてて堪らーーーん!ぶっ殺シーンの全てが見所でクライマックスじゃないすか!!!最高にドラッキーで極上の殺戮パーティームービーだよ、ヤベェ~よ!

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

散った桜の花びらはゴミか否か。そんな問いかけを軸に進んでいくストーリー。散る前の桜の美しさと感動を蔑ろにしている自分に自然とハッとさせられる。説教臭くなく、優しく語りかける問題提起とその構成にとても好>>続きを読む

アンリミテッド(2014年製作の映画)

2.9

パルクールでの逃亡劇は派手さがあり飽きはこないものの、まぁYAMAKASIあるしね~。ストーリー自体も展開早いし見やすさはあれど、どこかパンチに欠ける印象。真新しさや、印象深いシーンはないけど面白いは>>続きを読む

トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

3.4

友情、冒険、そして少年から大人への成長。スタンド・バイ・ミーよりは少し内容はキツイけども、題材は大好物でした。後半に出てきた女の子の素性と、あっさり受け入れた彼らの心情が謎ってのが少し引っかかるけど

ロスト・フロア(2013年製作の映画)

2.7

ほぼアパートだけのロケでよく頑張っている。蓋を開ければ大した失踪事件ではなかったものの、消えた謎と登場人物の微妙な気持ち悪さが、イイ感じに引き付ける要素として成り立っていた。子供達にとってあれは幸せな>>続きを読む

ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

2.7

年のアメコミヒーローもので、最も微妙でした。何かこうヒュー!見たいなぶち上げパーティーシーンに欠けるというか・・・あと、タートルズとスプリンターをデフォルメなしで描くと、妙にリアルで若干引いちゃったw>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.2

トワイライトをイジッてみたり、インセプション要素入れてみたり、要所要所で笑いドコ用意してて面白かった。インタビュー形式ってのも大分おちょくってるしね。ゾンビ映画同様、ヴァンパイア物もまだまだイケる

踊るアイラブユー♪(2014年製作の映画)

2.6

プロローグでの美しい情景描写と恋愛模様、序盤の空港でのミュージカルシーンは目を引くアイディアで溢れていて面白かったが、話が進むにつれそれも失速気味に。80'sの名曲もあれだけ使われると飽きますね。展開>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.6

他者との繋がりの大切さ、そんなありふれたテーマをPOV手法やロードムービー要素、そして現実の街で繰り広げられるバトルのゴジラ的高揚感といった巧みな味付けで、最高の一品に仕上がっていた。テクニックだけで>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.8

前回を上回るハチャメチャっぷり!アベンジャーズでしか出来ない街のぶっ壊しっぷりにはも〜う⤴︎⤴︎⤴︎今回から加わったヒーロー達の今後の活躍も楽しみだし、次回作を早く頼む!

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

2015年初泣き映画となりました。ピクサー20周年というだけあって、過去のピクサー映画のテーマを要所に取り入れた「集大成」的な意味のある作品になってたと思います。イマジネーションとクリエイティブ性の宝>>続きを読む