ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

数学オリンピックで優勝してワーイって展開を予想してたけど、そうではなかった。人として大切なものとは何か?監督の意思がはっきりと映し出されていて好感をもてる。チャン・メイも芋臭かったけど、しっかりヒロイ>>続きを読む

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

1.8

最初の3分、これどっかで観たなぁ〜リバイバルしたのかなぁ〜、同じの2回借りて来たのかなぁ〜とか思いながら観てたけど、途中で思い出したわ。リベリオンだわ。世界観がほぼ一緒だし、面白味が全然なかった。

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

2.4

劇中に出てくる大学生のインタビュアー、映画の作り手側も一歩間違えるとあのような無意識による傷つけをしてしまう恐れがあるが、本作は押し付けがましくなく、ゆっくりと心の距離を詰めてくる優しさが感じ取れた。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キングコングも謎の民族も、何を食って腹を満たしていたのか気になる。でかいタコ以外に食うもんあんのか?そして、次回作はゴジラ出てくんのかな?早く観てみたい。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.4

この事件をそもそも知らなかった。都市伝説で語られるような超監視社会が既に構築されつつあるなんて。単純だから、即パソコンのカメラをシールで塞いだ。日本もターゲットと言うことで本当に人ごとではない。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

実写版と比べ酷いのは言わずもがなだが、これ単品で考えても相当酷い。とにかくヒロイン像としてのなずなが失敗しているし、夏の独特な儚さや輝きもタイムリープで台無し。打上花火の持つ意味もないし

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

2.7

そして父になるの別の切り口、血の繋がりというものを考えさせられる。病室に光りが差し込むあのラストシーン、少し綺麗に描きすぎではないか?そんな単純なストーリーではないだろうに。見てきた2時間の重みとは釣>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

地図が読めれば世間を上手く渡れる…そんな冒頭の台詞から数年後、止めたクルマの場所を忘れたり、GPS付き携帯も使いこなせない、壮絶な事件により世渡り下手になってしまった主人公の姿に胸が締め付けられた。

ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.7

密入国者達や追跡者の背景、その後の結末等々、とにかく説明を省きサバイバルゲームに集中しお楽しみ下さいという見せ方は斬新で思い切っている。社会派映画というよりは、ホラー映画的に楽しめる作品であった。

愚行録(2017年製作の映画)

2.7

自分の生きる範疇では、こんなにも欲望や衝動に正直な人はいないかな。もっと人目を気にして慎ましく生きてる人のが多いのではないか。数々の盛りすぎた愚行はフィクションの域を脱しておらず、楽しかったけど自分事>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.2

限れた予算、技術で今出来る最高の物を作り上げるぞ!という熱量が凄かった。グエムルも良かったけど、パニック映画として更に突き抜けた感じ。同じアジアでこれだけのものを撮れちゃうのは素直に拍手だ

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

2.7

恋してんだよ、ざまぁみろ!ざまぁみろって言ってやんだよ!という冴えないおっさんの言葉が響く。恋は偉大で平等だ。乾いた色彩の東京での生き方を、詩的表現と共に描く、なんともむず痒い群像劇。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

素敵な音楽、恋、カーチェイス、強盗…こんなの抗える訳ない。コインランドリーをあんなに美しい場所に変える手腕と発想。目に焼きつく恋模様だった。ベイビー?全ての曲はあなたのものよ!というセリフも最高だ。

美しい星(2017年製作の映画)

1.9

人志松本映画に見て取れるような笑いと不条理さが詰め込まれた怪作だった。地球の危機を訴える反面、家族が壊れて行くことには鈍感という皮肉さ。家族と言えど、理解出来ない部分はあって、それこそ宇宙人との会話み>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

人類との協力、3000年後に何が起こるのか、色々フワッとした感じで終わってしまっていて消化不良。メッセージ解読のあーでもないこーでもないを結果長々と見せられただけのような。最後は未来予知能力というのも>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

2.6

ヒーロでもダークヒーロー物でもない、なんとも不思議なテイストの作品だ。確かに、超能力手に入れてすぐに人助けに繋がるのは不自然だし、ATM盗むくらいのが丁度イイかもと思ったり。正義への目覚めは遅いくらい>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.1

フランスでも高齢化が進んでるとの事で…超高齢化社会の日本としても、近所付き合い、老後の暮らし方、色々考えさせられるものがある。グラン・トリノとは言わないまでも、次の世代へのバトンタッチものにはやっぱ弱>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

2.9

こんなにも生きづらい国なのかイギリスは!職につけない、そんな怒りをギターや強盗や女にぶつけず、ひたすら制度や国と戦い続けるストーリーで驚いた。監督は国に誰かを殺されたのだろうか?怒りや憎しみが凄かった

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

怒りと赦し。どちらに転ぶか分からないストーリー展開にヒヤヒヤが止まらない。3つの看板という題名の通り、勝手に3人の主要人物に看板(レッテル)を付け見ている事に気づく。人間そんな単純ではないのに。してや>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

2.0

サスペンスとしてはハラハラ感が足りないし、更生モノとしては良いエピソードが薄いし、6人の受刑者の絡みもほぼないしで、焦点がボヤッとしている印象。恋人が死んだ後の木村文乃のセリフがラーメンってのも。一番>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

2.8

カメラワークや脚本も荒削りではあるけど、ジョン・カーニーの原点が垣間見れて、それだけで楽しい。掃除機のお散歩や引ったくりとのやりとりとか、いつもどこかに可愛いらしさがあるのが好きだ。音楽もやっぱり素敵

犬猿(2017年製作の映画)

3.2

勢いと若さ溢れる演出だなと思っていたが、結構撮っている監督さんだった。さんかくしか観たことないけど、見せ方が非常に上手かった。肉親だからこその心情、切っても切れない関係という複雑さがシニカルな笑いと共>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

1.3

テロの部分があっさりな上、それに至るまでの過程、過去が長すぎる。落伍者でもヒーローになれるよ、といっても結局屈強な米兵だもんな。そりゃ立ち向かう勇気もあるってもんだ。もちろんテロを防いだのはとてつもな>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の恐竜2006(2006年製作の映画)

3.2

のび太が恐竜を育てるのと平行して、井戸端会議を通して近所の奥様の妊娠・出産を見せているのが巧みで上手い。生き物を育てるという事は、母親でも父親でも子供でも、多くの事を学び成長させてくれる。

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史(2009年製作の映画)

1.5

資源を巡っての戦争、植民地化、テーマはしっかりしているけど、ジャイアン達の不在だったり、冒険的要素が薄くて残念。締めくくり方も雑でイマイチ感傷に浸れない。俳優や芸人の声優起用もノイズだった。

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