レヴィナスの他者、フーコーの身体、ボードリヤールのシュミラークルなんかが、象徴的にたくさん散りばめられていた。見た目もキレイで楽しい、飽きさせらない映画だった。
グローバル化した世界の、未だ脱植民地化できていない現状を動物で表現したものだと思う。具体的に述べると、西洋が植民地主義を武力を持って推し進め、弱いとされていた非西洋人が奴隷とされたり土地を奪われてきた>>続きを読む
こういった、自由に対しての抵抗や渇望っていうのは、自由を経験した監督だから描けたのか、それとも人間に本来的に備わっているのものなのか、という疑問が芽生えた。あとは祖母が村の電線を壊しに行ったシーンを、>>続きを読む