フランスの悪ふざけ映画。予告編を観てアルジェント的なジャッロを想像していたが、開始早々の殺害シーンが下手くそ過ぎてガン萎え。ジャッロを期待しなければいいのかと思い鑑賞態度の軌道修正を試みたものの、観る>>続きを読む
宗教的な話とみせかけ、バーホーヴェン映画なので当然その主眼は人間模様に置かれている。本作で特に素晴らしいのは、キリスト教を盾に様々な人間が繰り広げる政治的なパワーゲームとして中世の生活を表現していると>>続きを読む
フォールアウトの捨て身アクションを更新するのは難しいだろうし、なによりマッカリーが監督になってから物語そっちのけでアクションに全振りしてきたツケを払わされてる感じは否めない今作。後編に期待。
めちゃくちゃくだらないし、なにより愚者の行いが人の心を動かすというトリアー作品の構造をメタ的な笑いに代えていて、なかなか意地が悪い。
カメラワークと画のセンスは凄いけど、話は単調。というより、夢幻な語りだからそもそも物語はあってないようなもの。
渋い映画。題字のフォントとバックのポーカーテーブルからとにかくスタイリッシュだが、恋愛シーンはやたら甘く、ポール・シュレイダー味しかない映画。オスカー・アイザックの好演も光る、しみじみといい作品。若干>>続きを読む
史上最低ディズニファイド作品。知らんキャラクターが次から次へと出てきてはよく分からん動機で虚無の世界へと導いていく。こんなんだったらシャイア・ラブーフだせばいいじゃん。フィービー・ウォーラー・ブリッジ>>続きを読む
カサヴェテスの集大成のような作品で、狂ったギャグを挟んでくるあたりに自己への客観性が強く出ていた。
話が時折雑になるとかそんなことはどうでもよくて、レオーネにはありえんくらいの引き伸ばしとモリコーネの音楽があればそれでいい。