一色隼さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

一色隼

一色隼

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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.9

©︎なんやねんと思ってたら©︎消えたとたんに人の創造物を食い散らかしていくっていうすごい伏線だ。
あたるとラムの関係はめちゃくちゃ魅力的な設定だなー。

夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.9

短い中に、というかこれくらいで収まる丁度良いストーリー運びで綺麗な二段三段オチ。
静かで悲しい中にちゃんと驚きも入って、良い本だなー。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.9

男も女も(女はどうか知らんけど)嫌な気持ちになる映画なんかそうないのでは?
どう考えてもいらないシーンやオーケストラでコメディなん?なんなん?って思わせながら男が思う女の嫌な所、男の嫌な所、
女が思う
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殺人の疑惑(2013年製作の映画)

3.7

緊張感のある内容だけど音楽のせいか義理の弟のファッションのせいか所々ほっこりしちゃった。
面白かったけど、なんか論点をどこに落ち着かせたらいいかはっきりしない印象だったなー。。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.8

レンタル禁止ということでハードル上がりきって見ちゃったな。
プロットとしては割と王道なサスペンス。
そこはまぁ98年らしさか。
わかりやすいなりにもぞわぞわポイントは多め。
よく考えたら異常なまでの周
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.9

一番の衝撃はこれがワンカットじゃないことだな。
ワンカットにしか見えん。すげー。
ストーリーや衝撃の結末はかなり好みなんだけど、酷評が多い。ますます自分の趣味を疑う笑
息もできないを見てるのでキムコッ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.5

はちゃめちゃに評価高いので楽しみだったんだけど、あんまり肌に合わなかったかなー。。
どういうとこで評価高いかはわかるんだけど、、
アクション映画オマージュ盛りだくさんらしいですが僕はアクション映画あま
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或る終焉(2015年製作の映画)

4.1

極端に静かでセリフも少ないのであらすじを読まないと素性もなかなかわからない(読まない方がおすすめ)上に、ショッキングな表現が多いので中々にヘビーな作品だけど見てよかった。
そこかしこにある死の気配とほ
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.7

大袈裟な演出、演技がちょうどいい90年代ぽい良さに溢れたホラーコメディ。
ほぼコメディ。

あん(2015年製作の映画)

4.2

ボコボコ泣いた。
人の勧めで見たけどVAOの先輩河瀬さん作品。
写真を重ねたような映像がとても綺麗。
重いテーマながら多くを語らずともしっかり伝わる素晴らしい作品。

黒い家(1999年製作の映画)

3.7

小説は割と前に読んでからの鑑賞。
確かに苦言を呈したくなる気持ちもわかるが、これはきっとこれで正解だと思う。
90年代後半の邦画は特にアバンギャルドな表現が多かった時期だし、クスリともできいないジョー
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.2

ボコボコ泣いた。
日常会話の完コピも完璧。
最後の証言はすごい。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

90年〜2000年はこういう類いの良作が多かった印象。
羊たちの沈黙、セブン、日本ではアナザヘブンとか。
韓国のカルがすごい好きだったな。
静かで閉鎖的でみすぼらしい狂気は日本独自の素晴らしい表現だと
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.6

I see dead people
はシックスセンスオマージュか、よくあるセリフなのか。
バッキバキに霊視できるけどそれ以外ただの人なのでベースはサスペンスとちょっとグロコメディ。そのあたりはアメリカ
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大脱出(2013年製作の映画)

3.9

疲れてたし、何も考えずに見れるやろと思ったら、ちゃんと面白かった。
脱獄っていいジャンルだなー。
安定で好きかも。

遺産相続は命がけ!?(1994年製作の映画)

3.9

欲と愛との天秤にかけられるアメリカンな人情ストーリーなんだけど、きっちり最後までハッとしてニヤッとせてくれる。

どのジャンルの角度から見ても楽しめるし、その多角性でミスリードされてしまうよくできた脚
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トライアングル(2009年製作の映画)

3.7

こういうの見過ぎちゃったかなー、、
慣れてない頃に見たら衝撃だったかも。
ただ死体の山とか攻めた描写は良かった。
山に頼りすぎてる感はあるけど。
2回目の家で良い母じゃないのに気づいたのが一番のゾワポ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.8

5回は鳥肌立った。
戦争、人間ドラマとして非常に重い内容を保ちながら、ミステリーとしての緻密な時系列の組み立ても見事で、すげー脚本でした。
ただ国や宗教がイマイチ掴めないままだったのが悔しい。関係ない
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.9

あるあるな前世紀の精神病棟系かと思ったら構図がコロコロと変わるとてもよくできた脚本でした。
マウントの取り合い。

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.9

設定がとんでもなく面白い。
ポスター(ジャケ)はその通りなんだけど、はっきり言ってこのジャケのせいで今まで見なかった。
みんな大好きシチュエーションスリラー風を煽ったのだろうけど、もうちょいなんとかな
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.9

絶対バカバカしいと思って見てなかったけど、アメリカンスタンダードなゴーストバスターズみたいなストーリーはここまでバカバカしい方が面白い。
30〜40代は絶対空想したことあるゲームキャラと現実で対戦した
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私はゴースト(2012年製作の映画)

3.8

構成の妙。
対話の所と後半の畳み掛け以外はシーンが5個くらいしかないので、ここを抜けれない人はしんどいだろうなー。
ミニマルミュージックと一緒で徐々に足される要素がどんどん面白くなっていくので耐えてく
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.9

これはもっと知られていいのでは。
「パラドクス」も評価低いし俺の趣味が変なのかな。
自分の罪を永遠に償ういわゆる「地獄」を変な解釈した設定?
謎の施設やループごとに穴埋めされるストーリーなど、ありそう
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

話が繋がるまでの展開、不穏な空気感はとても良いけど、繋がってからのアメリカぽい人情味やありがちなタイムパラドクス演出がちょっと残念。
謎めいた展開をもうちょい引っ張っていびつな終わり方した方が好みだっ
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.7

雑過ぎるブラックジョークと細かいブラックジョークが混在してて、頭いい人がわざと大雑把なボケしてる感じがただ下品なコメディより秀逸。

実話かと思って見ててもレバー引っかかってきたあたりから「いやいやw
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ガーディアンズ(2017年製作の映画)

2.9

ロシア版スーパーヒーロー。
X-MENというよりファンタスティックフォーだな。
闇に落ちた科学者、政府に集められた能力者、パワードスーツ、各々の過去、100回くらい聞いたことあるストーリーでした。
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

3.9

これは良作。
ワンシチュエーションの中で小物を変えるだけでSF度、ホラー度が際立つという低予算ならではの発想が素晴らしい。
一見シンプルなラストだけど、たっぷりの前置きのおかげで、主人公が辿り着いた先
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.7

変な映画。
戦争を経て奇人と化した彼の仮面が全部いいのはすごい。
感情と金のかかり具合が顕著に出るのが可笑しい。
夢野久作とか乱歩みたいなのが好きな人は好きかも。
「その女アレックス」の人の原作なのね
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.5

わかりやすく娯楽。
僕の世代には前作のキャストが強すぎて物足りなさは感じたけど、まぁ良いんじゃないでしょうか。

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.9

面白い。
が中々難しい。
相関図と各々の目的、どんな悪いことをしてるかを把握するのがすごい大変。
結局全員が偽の正義の為に翻弄される韓国あるあるな悪徳刑事の話かと思った所に真相だったのでしっかりどんで
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シグナル(2014年製作の映画)

3.9

たまに当たるB級を逆手に取ったような良作(?)
意味を求めたり、もしかして次回作で明らかに!?なんてものは無くてこれが映画ってもんでしょ。
クローバーフィールドやクロニクルなど、低予算感漂うサイエンス
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

膝枕のシーンで泣かんやつおったら教えてほしい。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

豪邸と犬でいかにもクラシックなミステリー導入をしつつ、スマホで録音したりインスタというワードだったりのギャップを盛り込んでくることでカチカチに古典じゃない所を見せてくるのがまず良い。
キャストもアクシ
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

法廷系が好きならきっと好き。
逆転裁判のような見事な展開(褒めてる)
インターステラーもだけど、マシューマコノヒーのやる気や興味がないように見えて仕事は絶対にやり遂げる感じがめちゃくちゃクールでした。
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

個々の破綻にそれぞれの個性があって飽きない。
けど、ここまでいくと「あぁ彼はこうで彼女はこうなんだろうな」が読めちゃうのが、、
そうなるとマグノリアの方が好きかなー。

役者さんがみんな素晴らしいです
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

時系列で中盤に正解をチラつかせて最後にどーん、ってやつ。
設定が実話ってことで、創作の部分はまぁ素敵に脚色されてよくできたストーリーだと思います。
フランススリラーだけどちょっとアメリカンなのは少し残
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