じゃこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

じゃこ

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眠れる森の美女(1959年製作の映画)

4.0

オーロラ姫が16歳になったお話。

やっぱり画が美しすぎる。

改めて見るとマレフィセントのヴィランとしての存在感と魅力の完成度が高すぎる。

ディズニープリンセスの歌の中で「いつか夢で」は頭1つ抜け
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.1

久しぶりにダメな映画観たなって逆に清々しい。

"それ"の正体なんかよりも、よっぽど怖いと感じたんは子供パート。

ひたすら子供達の演技というかセリフというかがコテコテな演出のはずなんに違和感しかなく
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Gメン(2023年製作の映画)

3.1

彼女が欲しい男子のお話。

どいつもこいつも高校生に見えんくて全然感情移入出来なんだ。

ちょくちょく入るギャグパートが役者のガチ笑い込み的な感じやけど、それも弱いしテンポが悪くなっとった。

監督の
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.2

エイリアン対プレデターなお話。

絵面はアホっぽいのは置いといたら、プレデターが思っとった以上にカッコよかった。

エイリアンって単独作やと個々としての強さが絶望的やけど、プレデターを前にしたら若干
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.2

余命幾許の2人が海を目指すお話。

こっちの方が古いけど、やんちゃ版「最高の人生の見つけ方」って感じやった。

正反対の2人が海を目指すという同じ目標に向かって犯罪をしながらもこれまでの人生で体験した
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.4

村を守ってくれる人を探しに行く農家のお話。

ザック・スナイダー版「七人の侍」でありスターウォーズ味が強い。

最初は面白そうやな思いながら見とったけど、案外コテコテな展開と魅せ方なのと どこまで行
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.5

泥棒一味とICPOのお話。

数見たわけじゃないけど、ケヴィン・ハートが真っ当にカッコイイ役しとるの初めて見た。

正直、登場人物の数の割にあんましキャラ魅せるシーンが無かった印象やから 最後まで全員
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

無秩序を纏った女性のお話。

ハッピーエンドになるべきでない人間たちによるピノキオの冒険譚みたいな映画やった。

映画が始まった時、言いようも無い不快感があったけど 物語が進むにつれ自分たちもそっち側
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

オソマを食べて喜ぶ男のお話。

原作ほとんど読んでないから、アレやけど かなり面白かった!

雄大な自然も凄いし、激ヤバイケおじの暴れっぷりもかっちょかった。

動物のCG(?)もビックリするぐらい違
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.5

興奮すると化け物になっちゃう男のお話。

MCU2作目やけど、なんだかんだ見てなかったような気がして。

個人的には好きな部類やった。

余りにもロス将軍の描き方が堅物な愚者やったけど、ブルース・バナ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.0

とある夫婦のお話。

見とってしんどかった。

価値観のズレが生じた限界夫婦と、余りにも輝いて美しかった馴れ初めの時を交互に描いとるんやけど

個人的には嫁さんの方はモテる分、男見る目が無い感じする
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

雪山に墜落した人々のお話。

この飛行機事故は人肉を食べたって話で聞いたことあって、自分も生き残るためなら食べるかもなってその頃は思ったけど、

無理かもしれんって思うほど過酷で拒絶的なものであること
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.3

穴に落ちた女の子のお話。

何回みても訳が分からんし、見直せば見直すほど、こんな狂ったキャラクター達がディズニーランドで人気キャラクターとして存在しとるカオス感が面白い。

夢の世界のチグハグさと目覚
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.0

老人が遊園地に来たお話。

老人がひたすらに虐められる映画。

高齢者に対しての社会の冷たさ、格差を極端に描いとって、見とって そりゃ心地は良くないよねって画が終始続いとった。

この虐められているお
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

片耳の聞こえない女とその弟のお話。

特殊詐欺グループ側と警察側のじわじわとした追いかけっこが中々良さげやったけど
なんだかなぁってままに終わってしまった感じ。

もうひとつの勢力も焦らしに焦らして呆
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28週後...(2007年製作の映画)

3.2

前作の監督の作品って味覚に訴えかけるような独特の雰囲気あったんに、なんか今回はしっかりゾンビものやなぁって思っとったら監督違った

ゾンビがひたすら怖いのと、前作のパンデミック抑えてから再パンデミック
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

アウトロー達のお話。

公開当時、結構話題になっとった印象やけど確かに娯楽映画としてめちゃくちゃ面白かった。

原作は全く知らんけど長い歴史の中で作り上げられた世界観がしっかり活かされとってすんなり見
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

後に銃乱射事件を起こす男のお話。

見るの結構しんどかった。

主人公の思考とか行動が理解しきれん具合のリアルさと、逆にやけに伝わる寂しさと悲しさと悔しさ。

「JOKER」と似とる感じやけど、次に何
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.6

プロメテウスの続きのお話。

流石、リドリースコットって感じの映像の重厚感というか世界観の構成力がシリーズの他作品と比べて圧倒的やった。

ストーリーは前作のラストからこれまた酷い展開やった。

ここ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

無駄話する強盗のお話。

タランティーノの長編での処女作らしいけど、既にもうこういうノリやったんやなと。

最早、コントみたいな流れに途中からなったけどそれでも最後は思わされる結末に感じるタランティー
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

恋する人々とクリスマスのお話。

群像劇なんやけど、ストーリーとして交わりがあるような無いようなって感じやった。

単なるラブストーリーって訳ではなくて、恋人や好きな人への愛であったり、身内への愛もあ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.0

禁酒時代を生きた男たちのお話。

3時間40分とかなり長い映画やけど、まさに1人の男の人生を見せられたって感じで退屈さは無かった。

丁寧に描いとるから、友情、恋、仲違いの流れが自分のように嬉しく、
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#マンホール(2023年製作の映画)

2.8

マンホールに落ちた男のお話。

マンホール落ちてすぐ ぐらいから(この主人公、あんましええ人じゃないんやろなぁ……)って描き方が多くて、コイツが助かろうがどうなろうがどうでもええなぁってなった。
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

バレリーナからロシアのスパイになったお話。

「冷戦は終わってない、各地に散らばっただけだ。」って劇中のセリフがその通りやなと思わざるを得ん程、情報戦と裏切り者に対する国家の姿勢の恐ろしさが凄かった
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

チョコ狂いの若い頃のお話。

皆さんご存知、ジーン・ワイルダー版のウィリーウォンカの前日譚。

ウンパルンパは勿論、ウォンカの言い間違いの癖や謎のステップ踏むダンスが再現されてて良かった。

チョコ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

星に祈ったお話。

ディズニーすんごい好きやけど、

感想としては普通やった。

音楽はもう良すぎて心掴まれぱなしやった。

でも、ストーリーの展開がなんか凄い走っとる印象 且つ、露骨なオマージュ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

ツギハギだらけの家族のお話。

作品のテーマの1つとして家族と決めた同士の絆が色濃く描かれとるから、その点は「誰も知らない」よりかは見とって気持ちとして楽やった。

決して正しくは無いけど、そういう捨
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.6

バカンス楽しんでたら通信障害発生しちゃったお話。

ネトフリ映画でよくある不穏なことが段々起きてく系。

正直、真相というか仮説が明かされた時点で結構怖さあった。

それでも、あのラストと言い、神の予
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.3

超能力を手に入れた男3人のお話。

別にモキュメンタリー的な作りでも無いんに、やたら主人公のカメラの映像で構成したがるのなんでなんやろって思った

物語的に良いアクセントとか意味があるんかもしれんけど
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

雨の降るNYで離れ離れになったカップルのお話。

なんか良い映画の雰囲気はあったけど、登場人物がどれもこれも俗物的に見えてしまった。

霧がかるNYで世間知らずな2人はそれぞれの出会いの中で生き方を
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.3

クリスマスに入れ替わってしまった家族のお話。

90年代とかによくあったようなコテコテの設定の映画やった。

逆にそれ以上でもそれ以下でもない展開しかないから教科書通りの映画って感じでわざわざ今の時代
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.3

美女に恋する男たちのお話。

今回初めて言語版で見たんやけど、フロローが予想以上にええ声やった。

ほんと、曲も絵もキャラクターも全部良い。

フィーバスもエスメラルダもそれぞれの物語にとっては主役
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.9

工場見学企画したらクソガキがいっぱいだったお話。

もう近代版寓話って感じで、言う事聞かないと大変な目に遭うけど、いい子でいれば幸せになれるよって教訓一直線の

お仕置きムーブのウンパルンパとワンカが
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.2

カエルとキスしたらカエルになっちゃったお話。

現状、ディズニー最後の長編セルアニメとして恥じないというか何故ここまでのクオリティ出せるのに次が無いのか不思議な程、絵も曲もヴィランも全部最高。

見て
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.8

彼以外どうでもいい世界で恋人がいることを知ってしまったお話。

彼と恋人の、誰も割り込むことが出来ない関係の間に

無理やり狡猾な自分勝手をねじ込んで生まれる醜く歪な三角関係。

恋は盲目なんて言葉で
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.4

漂流したらトラと一緒だったお話。

公開当時かなり話題になっとった記憶。

いざ見ると映像が本当に綺麗やし、動物のCGが今でも見劣りせんほど、というかマジでリアル。

話も神話的であり寓話的であり、
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