JTKの映画メモさんの映画レビュー・感想・評価

JTKの映画メモ

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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.0

後半のシャーロットの独りよがりな行いが無神経すぎて、脚本に難あり?と思った途端映画としてのリアリティが自分の中で失われてしまった。総じてなかなか雰囲気良かっただけに、ちと残念。

全然大丈夫(2007年製作の映画)

4.5

刺さった。 
緩い笑いもいちいち面白かった。
木村佳乃めちゃめちゃ可愛かった。
こんな不器用な人たちの毒にも薬にもならんハートウォームな映画がもっと増えればいいと思う。
死んだ人(蟹江敬三)や、犯罪者
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.0

カウリスマキ作品は独特な色味とコントラストのカラーの方が好きだし、ラストまでは平均的なカウリスマキ作品かな、と観ていたが、ラストの曲でブワ〜〜〜っときた。やられたね。これが映画のマジック。一瞬で特別な>>続きを読む

黄色いロールス・ロイス(1964年製作の映画)

4.0

黄色いロールスロイスを巡る大人たちの恋愛オムニバス。
美男美女と風光明媚な風景で眼福。
この時代のテクニカラーの現実離れしたビビッドな色彩は見てるだけで夢心地。
アラン・ドロンの目はより青に。
シャー
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ハワイの若大将(1963年製作の映画)

3.0

どう観てもハワイのバカ大将。
高度経済成長期ならではの浮かれ気分が微笑ましい。
星由里子綺麗。
ズビズバァぱぱぱやぁ。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

主演の女の子が妖精みたいで。
画も絵本みたいに綺麗で。
美と醜。
ちょっと暗喩がわかりすぎなとこがアレだったが、ブラックで不条理なお伽話としてなかなか良かったよ。

ドラキュラ'72(1972年製作の映画)

3.5

これは1作目に次いで面白かった。
1972年現代のロンドンに蘇ったドラキュラは宿敵ヴァン・ヘルシングの子孫ヘルシング教授と時空を超えた対決。
「ドラキュラ 血の味」とは打って変わって女の子はオッパイた
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ドラキュラ血の味(1970年製作の映画)

3.0

主演級の女性がブーちゃんで残念。
やはり美女じゃなきゃ血を吸われる意味がないでな。
まあまあかな。

インベージョン(2007年製作の映画)

2.5

ニコール・キッドマンはめちゃめちゃ綺麗だった。

ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

2.5

青春の挫折。
挫折の理由が共感出来んというか、共有出来るようになされていないというか。
アパレル目指す10代ならともかく、いい大人にしては幼稚すぎるしな。
それ以外は全体なかなか良かったんで惜しい。
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アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

5.0

全編ビートルズナンバーによるミュージカル。
それだけでメートル爆上がり。
全曲カバーだからこそ際立ち、誰が歌おうがアレンジ変わろうが微塵も揺るがない楽曲の強靭さ素晴らしさ。
ビートルズ最高。
特に初期
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肖像(1948年製作の映画)

4.0

脚本黒澤明×監督木下恵介。
天才2人のコラボ、悪いはずがない。
まだ黒澤も若く晩年に見られる厭世的なそれではなく初期作品に多くあった性善説的で明快なヒューマニズムで貫かれたストーリー。
女性が主演だが
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呪いの館(1966年製作の映画)

3.5

こりゃ意外とクォリティ高かった。
ロケ撮影及びセットの美術や照明が雰囲気あってイタリア〜ン。色彩もGOOD。
少女と手毬のシーンはフェリーニの「世にも怪奇な物語」まんまだったが、こっちの方が先だでフェ
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.0

おい!トビー・フーパー!

ワニなのかい⁈

カマなのかい⁈

どっちで死にたいんだい⁈

カマー!!

カルメン純情す(1952年製作の映画)

3.0

日本初の総天然色作品「カルメン故郷に帰る」の続編にしては、ヘンテコでシュールな輝きを放つミュージカル?コメディの怪作。
前編がカラーなのに続編モノクロ。
意味不明な画面の傾きよりも奇怪なのは三好栄子演
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冷血(1967年製作の映画)

4.0

原作も読んでいたが、当然カポーティの筆致による人物像の掘り下げ方の方が丹念で、冷血な犯罪者の薄寒い虚無や空虚がよく伝わってきた。
どうしても原作と比較してしまうが、映画もよく出来てた。

フランケンシュタインの逆襲(1957年製作の映画)

3.0

これまで観たハマーものよりB級感少なめで格調高さまで漂ってたのは何故だろう。
最初期なんで、まだハマーらしさ模索中だったんかね。
しかし、もう少し女性たちが若くないとな。
書いとるうちにウンコしたなっ
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妖女ゴーゴン(1964年製作の映画)

3.0

ハマーフィルムにハマってますみだ。
もう一度。
ハマーフィルムにハマってますみだ。

というわけで、クリストファー・リーとピーター・カッシング出とりゃ観んわけにいかんだろう。

頭の蛇がね。露店で売っ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

4.0

しょうへい、へ〜い。

というわけで、山下敦弘×宮藤官九郎。さらには清原果耶。
観ないわけにはいかない。
蓋を開けたらはんなり暖かいラヴロマンスファンタジー。
なかなか良かったよ。
加藤雅也もいいね。
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

4.0

メッセージ性強かったり物言いたげな映画は大嫌いだが、こういった伝え方なら全然あり。
金持ちとか神とか生理的に合わんものは巫山戯て笑い飛ばす。
いいね。その精神。
後期もいいけど、変態度強めの前期ブニュ
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.0

恐らく子供の頃観て以来の再鑑賞。
さすが天才、木下恵介。
見事な映画。見事な反戦映画。
声高に反戦を謳ってはいない。だから見事。
観てて悲しく辛いシーンが多いのであまり好きなタイプの映画とは言えないが
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彼岸花(1958年製作の映画)

4.0

小津最高。
ストーリーは金太郎飴なんで、色彩のことなど。
オープニングのいつもの布のタイトルバックに「アグファカラー」と記してあって、へー、と。コダックや富士はよく見かけるがアグファは珍しいな、と。そ
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戦艦バウンティ(1962年製作の映画)

4.0

マーロン・ブランド主演なんで観てみた。
3時間も観とれるかしら思ったが、洋上のアクションや密室での人間同士の軋轢など、結構面白くて長さは感じんかったな。
風光明媚なタヒチのシークエンスはワールミュージ
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宗方姉妹(1950年製作の映画)

4.0

今ちょうど読んでる高峰秀子の自伝的エッセイ「わたしの渡世日記」の中でこの映画のことが触れられていたので観てみた。

新東宝の制作だが、ストーリーがちとドロドロしてる以外は役者さんが松竹と違うくらいで、
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おかしな二人(1968年製作の映画)

4.0

超久しぶりの再鑑賞。
面白かった。
なんともスルメみたいな味のある二人。
耳について離れない音楽も良かった。
続編もあるが配信には無いのか。

あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

4.0

多分再鑑賞。
流石、名匠ビリー・ワイルダー。
屈託のない夢みたいなラヴコメを創らせたら超一流。
観た後の多幸感は何ものにも変え難い。
「アパートの鍵貸します」もまた観たくなった。

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

4.5

また一つ偏愛映画が一本増えると思ったら、Filmarksの平均スコアもまあまあ高めなんだな。

ヴィジュアルや音楽がオサレでPOPでおまけに濃い中身も無いんで世間では雰囲気映画とか言われそうだが、そん
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帰って来たドラキュラ(1968年製作の映画)

3.0

神父カッパ禿げだがや。

てか、カッパなのか。


おい、神父!

カッパなのかい?

カッパ禿げなのかい?

どっちなんだい?

カッパ〜〜〜!

パワー!

鯨の骨(2023年製作の映画)

3.5

ライヴこそ行かないものの、ANN毎週聴いてること筆頭に、テレビ、名古屋で放送なければTVer、YouTube、Web媒体など、露出してるものは殆ど観ているくらい夫婦揃ってあのちゃんファン。

控えめに
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市子(2023年製作の映画)

4.5

つらっ。修羅。しゅら〜。

杉咲花を観る映画。
一皮剥けたね。

見応えありすぎる。
観てて辛い映画は苦手だが、これは辛いだけじゃないからな。
一瞬でも幸せの瞬間があれば、後の己れの選択は自由にさせれ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

めちゃくそ良かった。
漫画みたいな(笑)ベタな展開なのに感動して何回も泣いてもうた。
美しすぎる青春物語。
演奏も抜群に良かった。
大の声を山田裕貴にしたのは慧眼だと思う。他の2人も同様。
以上。

サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

3.5

本来、こういったベタでウェットな古いタイプの邦画は苦手なんだが、ここんとこ悲劇観たいモードなんで敢えて観てみた。

悲劇の玉手箱や〜。

ここで描かれてることは掘り起こせば五万と出てくる日本のタブーや
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.0

リリー・フランキー目当てに事前情報ゼロで鑑賞。
辛い。重い。
なるほど、こういう映画だったのか。
やはり喜劇なのか悲劇なのか、最低限の情報くらいは知って観なきゃいかんな。そうしてればこれは映画館では観
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

シリアスで悲劇的なのを観たい気分だったんでこれを選んだら、いい塩梅に悲劇かつ感動的ないい話でもあった。
人の心までも管理出来んってこったな。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.5

河合優実目当てで鑑賞。
この映画のことは全く知らんかったが、凄く良かった。
田舎の高校を舞台に卒業までの2日間を描く、キラキラ系とは真逆な青春群像劇。
複数の物語が「卒業式」という共感度の高い普遍的な
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