Junさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Jun

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.4

ウェスアンダーソンさすが。としか言いようのないいい感じに力の抜けた日曜のお昼にぴったりの映画

起承転結もしっかりあって観やすかったし、ここらでフレンチディスパッチを再鑑賞するのもアリかなぁ

FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.1

重度の高所恐怖症じゃない自分でも手足のひらがぬちゃぬちゃになる程汗をかける上質な高所表現ではあるんだけども、全体としては少しうーんという印象。

なにせ設定の作りの甘い所があまりにも目立ってしまってす
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.5

いやぁ、めちゃくちゃ楽しめた

要所要所であ、このシーン見たことあるなぁとか、このセリフ有名やねぇって思える所があってやはり名作なんだなぁと。

島に上陸してからはアツいしなぜか面白いしでめちゃくちゃ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ドライバーの冷静さが映画全体の雰囲気に落ち着きを与え、そして彼の冷徹さが残虐な描写と良く混ざり合っている。

冒頭のカーチェイスでめちゃくちゃ掴まれたなぁ。全編を通して無骨なアクションや大掛かりな演出
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

淡々と進む決して楽ではなく孤独な生活の中で、主人公の彼女が何を見て何を考えるのかを良く描写できていたと思う。

アメリカの雄大な自然からこそ感じられる自由と孤独、そしてその中でも一人一人との繋がりがい
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.5

公開前にトレイラー観てからずっと観たかった一作をついに視聴。

トーニャを取り巻く環境だったり彼女に降りかかる災難の数々は結構ヘビィやけど、インタビューシーンや第四の壁を超えてこちら側に話しかけてくる
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フレッシュ(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

今までRawとかそれこそテレビシリーズのHannibalとか観て結構カニバリズム系の映画好きやなぁと思ってたけど、今作は結構下っ腹が気持ち悪くなって最高やった

生きながら徐々に身体を文字通り削られ、
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

いわゆるアニャテイラージョイがチーズバーガーを食べるのを楽しむ映画

と言うのが第一印象やけど、無神経な消費者や一部の上流階級の自己中心的態度に対する痛烈な風刺から、一部超ハイエンドなアート的料理への
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

流石、ぐうの音も出ない名作

ポスターにもなってる名シーンの脱獄後の雨に打たれるシーンの解放感は素晴らしかったなぁ

RRR(2022年製作の映画)

4.6

2023年1本目の作品。
歌って踊る!がインド映画の全てではないとわかっていてもやっぱり歌って踊るインド映画は楽しいね

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.3

一作目の衝撃には勝てず、あー金策に走ったんかなぁ、、って思っちゃったなぁ
全体的に世界感はやっぱり綺麗やったけど

アムステルダム(2022年製作の映画)

1.8

延々と内輪ネタのジョークを見せられてるようで、その上なかなか話が進まんからあまり好きじゃなかったかな

アバター(2009年製作の映画)

4.5

ちょっと前に観たものに対する感想なのでだいぶ荒めのレビューやけど、

10年以上経ったのちに出た2作目を観ても1作目の方がくらったなぁと思わせるこの1作、、圧倒的やね

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

どの登場人物も正直あまり友達にいて欲しくないなぁと思うけど、それでも隣人に対する敬意を忘れず、自分の思いをブラさず持つ事の意味を見せてくれた
終盤で死生観がいかにその芯をぶらす物なのかをまざまざと観せ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.3

入り組んでいるようで、蓋を開けたらえっっそれだけの理由でここまでしたん?って言う良い意味での肩透かしが凄い滑稽で好きやったなぁ

記憶の夜(2017年製作の映画)

4.8

ツイストにめちゃくちゃ喰らった
2022年トップ3に余裕で入る!

別れる決心(2022年製作の映画)

4.1

なんか良くはあったけど、不思議で変な映画やなぁ〜という第一印象。

でも監督のパクチャヌクの他作品を調べたらあぁ、これらを作った人なのねと納得できた。そしてもう一度観たくなるディティールが随所に盛り込
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

言語の意味を改めて考えさせる作品で、プロットも中々面白かったけどそれより何よりもCGの質感が最高やった

マネーボール(2011年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

たまたまとは言え最近ブラピ多め。
今作はめちゃくちゃ好きやった!

スポーツ物をそんなに観ないから気づかなかったけど、ルールとかシーズン制といった基礎知識の有無ってめちゃくちゃ大事なんだなと。

20
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.6

奇しくもヒトラーの次はスターリンという独裁者関連が二連発。

こういう政治的でシニカルな映画観たことなかったから面白かったなぁ。何せいい歳したおっちゃん達が中学生が如くくだらない脚の引っ張り合いをして
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.3

映画館で観たかったですね、、

ここ最近第二次世界大戦の話題が上がることがなかったから久々にホロコースト関連の描写を観て結構ゾワっときた。個人が逃れ得ない組分けによって殺害対象になる恐ろしさ、殺人が市
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

セリフが多いわけでもなく、大自然の中でよゆったりとしたシーンが多い作風はすごい好きなんやけど、逆に物語の起伏がなくなってしまってて余り満足できなかった。

物語の中で起こるそれぞれの事象の原因の部分も
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.4

風呂敷を大〜きく広げて、最後に一点に集約する事で物語を綺麗にまとめる手腕は流石ガイリッチー。

鑑賞後のスッキリ感が本当に楽しめて最高
Wrath of Manが全然好きじゃなかったからこそ、クラシッ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

カタルシスがあり爽快感を感じさせるラストも相待って満足感が得られるけれど、同時に現実的な部分に焦点を当てるとこの映画は非常に悲劇的な物語なのだと、どうしても一抹の不快感というか、寂しさ、悲しさを残して>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

さすがアリアスター構成が緻密でよい。

悪魔、黒魔術、呪術を扱わせたら本当に美しくかつ恐ろしい作品を作ってくれるなぁほんまに

こういう人がいっぱい死んでその死体とかでめちゃくちゃ怖い演出がされる作品
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.1

解説が必要。

舞台設定はすごい好きやし、バイオレンスやったり嫌ぁな感じの食事シーンやったり、極限を描く描写は結構好きではあるけれど、結局なんやったん?ってのが残る

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.4

レペゼンアジアすぎて結構アツかった。

最初のアクションシーン二つは本当にめちゃくちゃよかったし、テンリングスもカッコよくて好きではあるけれどわざわざ最後に異世界モンスターを引き出してファンタジーCG
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.8

モノクロの星のシーンはカッコよかったけど、なんか他は展開もハッキリせずイマイチ楽しめなかったかなぁ

どの客層をターゲットにしているのかがイマイチ分かりづらい上に、シリアスさが全体にないのにコメディに
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.9

再鑑賞。

最近のMCUのなんとも言えないクオリティの作品を観た後にみるとシンプルでまだまだ小規模だった頃の一作は変に捩れすぎてなくていいなぁ。

改めて、本当にCCがトリッピーで最高によかった

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ダニエルクレイグの違和感モリモリの謎アクセントと映画後半に突然落ちるシネマトグラフィーのクオリティが何故かすごいクセになってコメディ/ミステリー作品として楽しく鑑賞できた

作品内容としては割と序盤か
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.8

初めて観たけどすごいの一言に尽きる。

まず序盤のシリアスパートがちゃんとめちゃくちゃ重い。両親の喧嘩のシーンは、これは子供達可哀想やなぁってって思える程に再現できているし、ボブの心労が本当に垣間見え
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーSFアクション西部劇と捉えれるぐらい色んな要素が盛り込まれてはいるけれど、どれも素晴らしくバランスが取れていてかつジャンルごとにシーンのセクション分けがしっかりできているから見やすかった。

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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

良くも悪くも期待通りで見事にそれを裏切らなかった一作。正直なところ日本観に全振りをしたハリウッド作品の日本表現は粗が多いんやろうなぁ、と言う一種のネガティブな期待を込めて見に行った作品。

正直未だに
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