ごんbaeさんの映画レビュー・感想・評価

ごんbae

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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

救いがない物語だが、こういった子供たちは現に存在しているということをリアリティをもって表現している。

育児放棄により、施設へと送られた少年が母恋しさに母の元を訪れるが、家を追われるところから物語は始
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

心理描写が自然で、演技も光っていた。

堤真一さんの演技を観るために何度か観ていますが、展開をうっすら覚えていても切なくて泣ける。

原作はもちろんのこと、名作です。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

海外の英雄物語の悪役も完全悪ではなく、切ないバックボーンが設定されるようになった。

この作品ではコメディアンに憧れながらも道化師として働く、後のジョーカーが描かれている。

人々に馬鹿にされ笑われ、
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

軽快なテンポで物語が展開していくが、寂しさや切なさ、人情も感じられる作品だった。

両親が離婚し、詐欺を働いてパイロットにまで成り上がる様はとても気持ちがいいが、その一方で会う度に父親が少しずつ弱くな
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的にジャパニーズホラーの中で一番おっかない作品。

このジャンル特有の湿っぽさが充満していて、とにかく暗い。

胸に抱いている子供と、向こうから歩いてくる子供、どちらが自分の娘なのかというシーンが
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ほぼコメディ。
原作も読んでいたので展開は分かっていましたが、ゾンビの殺し方がポップで可愛かった。人間関係は可愛くないけど。

脳死で観れて、世界観もファンタジーっぽい。

ストレスなく見れた映画。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

切なくて苦しい作品。

身体が動いても脳死は、死として認められるのか。喪失を受け入れられないまま、脳死状態の娘がまた動き出すのを待つ母親。

エンジニアの手によって、筋肉を動かすことに成功し顔や身体は
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高の人間讃歌。家族愛。人間愛。
最後は声が出てしまうのではないかと危惧するほどの嗚咽だった。

優しい人が作った映画なんだなと。
バースジャンプをするために馬鹿馬鹿しいことをするという条件が面白かっ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

僕のMJは救えなかったからって泣けますよ…
個人的には上手い具合に、トムホスパイダーを一代目の始まりにまとめてきたのが好印象でした。
利権の関係でバラバラになってたスパイダーマンがまとまって見やすくな
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オーディション(2000年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

とりあえずペットとか殺すのやめて…
人間の近くにいるペットを殺して恐怖感を煽るのはホラーの定番と化してるけど、正直技量がないように感ぜられてしまう。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.8

小さい頃に観て号泣した思い出。
人間の意思行動は一貫性を持たず、その時の状況、気分などさまざまな要因で決定されていく。そしてその行動が新たな状況を生み出す。不倫や誘拐を善悪のみで扱うことなく、そこに隠
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

それほど怖いわけではなかったけど、笑顔で飛び降りてくるシーンや公共電話で溺れるシーンなどゾッとするシーンが多かった。

ジャパニーズホラー特有のジメッとした湿っぽい雰囲気もありつつ、怖くないバージョン
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

キャストの皆さんの演技がとんでもなかった。かなり泣くのを堪えていましたが、暗記した遺書を読み上げる安田顕さんの演技で涙腺が決壊しました。

時代が巡り、シベリア抑留者の方々がこうして亡くなられていった
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何回観ても良い!
オープニングがもう、、、思い出すだけで体が震えるほど興奮しました!
明かされる宮城の過去や等身大の苦しみ、葛藤が泣けました。
もちろん宮城だけでなく、湘北メンバーそれぞれの抱えていた
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舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

3.9

なんか明るい気持ちになりたい時によく観る映画です。
くだらなくて笑えるところがたくさんありますが、ちょっぴり人情で泣けるところもあります。
人生を喜劇にしてグッと詰め込みまくったみたいな作品です。
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

保育園の頃、初めて映画館で観た映画です。
切なくて切なくて嗚咽しすぎて、お母さんにドン引きされた思い出があります。

ファンタジーで病院の様子はとても賑やかで楽しいのに、ストーリーは切なく、というバラ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.4

ブラックすぎるブラックコメディ
なぜか博士が可愛く思えてきてしまう
1人三役の演じ分けが素晴らしく、言われて観ないと気づかないほど。実際、知っていても誰が三役演じているのか確証が持てなかった。

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.1

これ系本当好き
脳死で観れて楽しくこころが弾む!娯楽として成立している良作!

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

観た当時は小学生でしたが、主人公の直向きさとその実力と成長が認められていく様子に釘付けでした。ショーはもちろん最高でした!

さとうきび畑の唄(2003年製作の映画)

4.5

苦しかった。嗚咽した。
キャスティングが光っていると思います。
明るい父と直向きな家族が戦争でバラバラになり、巻き込まれていく様子は心苦しいものでした。
集団自決のシーンなどかなりショッキングです。戦
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

物語もさることながら、平沢進に出会えて良かった!音響が作品の雰囲気をより一層奇妙で不気味なものに引き立てています。
キャッチコピー「夢に犯されていく」のとおり、現実と夢の境が分からなくなっていく、足が
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

どうして神を崇めなければならないのか、大切にしなければならないのかを説いている作品に感じました。信じる信じないはあれど、人や物を大切にすることの重要性を再確認できる作品だと思います。

これまでの新海
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

途中までシックなストーリー性のある映画だと思っていましたが、恐怖の正体が明らかになるとちょっとB級感が…
しかし、赤ちゃんの頭蓋骨の中に双子で生まれるはずだったもう片方の赤ちゃんがいたという実例は報告
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