神田川長治さんの映画レビュー・感想・評価

神田川長治

神田川長治

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

濱口監督、熟成度が凄すぎる。
黒沢清監督の「カリスマ」を彷彿させる、
人間と自然がテーマなんだけど、
そーくるか?
ってストーリーテリングにビックリ。
前半は不穏なムードしかないんだけど、
開発会社の
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

1.7

2023年の東映って「ONE PIECE」「スラダン」のアニメ版映画で儲けたはずなのに、「レジェンド&バタフライ」「新カメ」と本作で利益を吐き出したんじゃないかって、プロデューサーが共通、かつ、そのP>>続きを読む

94歳のゲイ(2024年製作の映画)

3.6

94歳のゲイの男性が主人公。
今まで男性との性交渉なし、もちろん、交際もない。
都会の片隅でこっそり暮らしていた年配のゲイを関西のテレビ局の丹念な取材をまとめたドキュメンタリーに、放映後に起こったエピ
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辰巳(2023年製作の映画)

-

ごめんなさい。
苦手な設定に嫌になるよなストーリー。
いかにもな熱演、ハマる人にはいいんだろうけど、全然ダメでした。

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ペドは絶対にあかんです。
まー本作のバッドエンディングは安易っていうか、酷いんじゃないのかな。

これがLGBTQ +の主人公だったりしても、こんなラストはないんじゃないかな。

そりゃ、隣人の子供を
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Bros(原題)(2022年製作の映画)

4.2

輸入盤のBlu-rayで鑑賞。
英語字幕で見たけど、セリフが多くて大変。
自分にあまり自信がないゲイの活動家ボビーはゲイクラブで知り合ったイケメンアーロンと付き合うのだか、アーロンはポリアモリーだった
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異人たち(2023年製作の映画)

4.9

文句ないリメイクっていうか、オリジナルより泣ける。

オリジナルから、余分を省いて、
すっきりした感じ。

ラストの大事なエピソードも、
上手にアップデート。

ホンマに泣くしかないよ。

FGTH世
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

1988年、浜村淳さんの試写会に当たり、難波の髙島屋のホールで拝見。
途中のたまらない悲しいシーンで泣いて、さーどーなると思いきや、、、
名取裕子さんがいきなり、、、自粛。

あのシーンは大林監督の「
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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.0

第二次大戦中、沖縄戦で沖縄県民を利用しまくった挙句、使えない人らは足手まとい、敵に情報を差し出すかもしれないからって理由で殺害した帝国軍人たちの悪行を、戦争から生き延びた歴史の証人の貴重なドキュメンタ>>続きを読む

戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

3.5

言いたいメッセージは痛いほど刺さるけど、2時間12分は若干長めかも。

これからも沖縄に限らず、日本のテレビや新聞が焦点を当てない市井の人々のドキュメンタリーを楽しみにしています。

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.5

アン・ハサウェイのキャスティング、
ダメそうな予告篇にスルーの予定がチケットを貰ったんで、期待値ゼロで劇場に。



意外と面白かった。

タイトルからして、「レミゼ」みたいにアンが歌うのかと思ったら
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3

ようやくスクリーンで見られて、
本当に良かった。

ノラとヘソン、
初恋からの幼い恋は、ノラの両親のカナダ移住で破局。
12年後、SNSの登場で2人はPC越しに再会。
だけど、ソウルとニューヨークの時
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

点数だけ。
見応えたっぷり!
あっという間に終了。
アメリカの戦後の赤狩りの怖さを知らずに見たら、ポカーンかも。

つまんないってレビューを書かずに済んでよかった。

こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アル・ヤンコビックの替え歌を楽しんだ世代には、たまらない作品です。
もちろん、ストーリーは面白くするために、いろんなセレブのソックリさんが登場。
マドンナ、ウルフマン・ジャック、ディヴァイン、ピーウィ
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ナチ刑法175条/刑法175条(1999年製作の映画)

3.9

志の高いドキュメンタリー。
ナチスのホロコーストはユダヤ人だけじゃなくて、同性愛者まで収容所で大量虐殺した悪夢、蛮行を奇跡的に生き残った人々の証言は次世代に語り継ぐべき。
選挙に行かないはもちろん、歴
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

4.3

点数だけ。
公開当時より、点数アップ。
わからない、理解できないシネフィルとは、分かち合えないかも。

青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.0

同世代の井上監督の身につまされるストーリーにグッと来た感じ。
木全支配人は大林監督のファンだったんてすね。

波紋(2023年製作の映画)

1.7

「めがね」「かもめ食堂」が苦手なワタクシ。
新興宗教にハマった女性が、宗教に騙されたことを知って、団体に復讐をしかけるストーリーだったらどうしようかと楽しみにしていたんですが。
荻上監督の新境地かと少
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

ヴィル監督の世界が嫌い、苦手だと悪夢の約3時間だろうな。

最終篇が楽しみでしかない。

前作に続いて、独特の世界観が退屈させることがないのはすごいな。

今回の見所はサンドワームでしょ。
一作目で砂
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

2.9

テーマをもっと絞って、
突っ込まれないよにすればともかく、
ベッソンは映画の快楽、見せ方にこだわったんだろね。
なんでドラァグ・クィーンでいいのか、ロビンフッド的な義賊生活を選んだのか、説明不足だけど
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カラダ探し(2022年製作の映画)

1.4

橋本環奈さんの事務所、映画の選び方、
間違っていると思うしかないような・・・
「恋はデジャ・ヴ」って偉大な映画だったんだな。

続篇はいらんよ!

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.4

期待値ゼロだったんで、
拾い物でした。
都合の良いストーリーだけど、
「Danny boy」はツボでした。
河合優実はいい役でしたね。
泣けたわ。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.7

ごめんなさい。
ハリウッドのメジャースタジオが、
マシュー・ボーン監督のやりたい放題を
止められなかった残念作。

古い演出にぐったり。
定番、クリシェの連続はどーかな。

ちひろさん(2023年製作の映画)

2.5

長尺なのと、マコトの母親、ヒトミ役の俳優さんのなんとも言えない怒り具合に疲弊。
90分で見せてほしかったよ。
ごめんなさい。

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.5

優しいだけじゃ、ダメだと思っているけど、人間はほどほどが大事。
でも、大学の四年、モラトリアムでもいいんじゃないのかな。
ゆるいぬいぐるみサークルで過ごすって、人嫌い、付き合いが面倒な性格にはうってつ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.4

点数だけ。
いい話でよかった。
「ジョジョ・ラビット」の監督らしいね。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

先に点数だけ。
ミステリーというより、
夫婦、家族のお話。

子供には知られたくない話ってあるんやね


サスペンスを期待したらあかんよ。
ハラハラドキドキちゃいまっせ!




この映画もある意味
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.5

約30年ぶりにスクリーンで再見。
何度見てもあのラストのシークエンスは泣ける!

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

点数だけ。
「ヘレディタリー」「ミッドサマー」が苦手、嫌いな人には非推薦っていうか時間の無駄。

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.9

とりあえず点数だけ。
音楽が素晴らしい!
不快、つまらない、ポリコレが!
って評価はダサいよ。

フジヤマコットントン(2023年製作の映画)

4.0

暖かいand優しい、監督の目線に加えて、
山梨の施設の人々の表示が素晴らしいこと!

優しすぎる!寄り添い過ぎているんじゃないの?

なんてヤボは鑑賞してからにしてください。

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ソ連時代のエストニアの基地で実際に起こった、軍人男性同士の恋愛話しを映画化。

BLあるある的な演出たっぷりなんだけど、
幸せの絶頂の後に必ず、主人公セルゲイに訪れる悲しいエピソードの連チャンはまるで
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

1.4

歌舞伎町が舞台って話だけど、
新宿2丁目のゲイバータウンでキーになるシーンを撮影しているのはご愛嬌。

宇宙人やヤクザ、忍者に殺人稼業の姉妹といろんなキャラが登場すんのはいいけど、ラストは予想通りの展
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

1.1

キャスティングは豪華だけど、
カオスなチョイスがナイトメア。
オープニングの「マトリックス」「オールド・ボーイ」オマージュ的な銃撃戦もどきのゆるさは更になぜの嵐。

クリエイターも大概だけど、
こんな
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