KAYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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スコットという名の男(2021年製作の映画)

3.5

泣いた。

優しく繊細で明晰な人間が、自己をとことん深掘して何かを生み出そうとする行為は苦痛が伴うのだなぁ。暗かった過去から這い出して、自分の存在意義を見出し前向きに生きようとする姿が非常に印象的だっ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.7

期待したより普通だった。確かにストーリーはぶっ飛んでいて面白いんだけど、あと数段階上を行く驚きの変態性を見せてもらえると思っていただけに少々残念。しかし着地点はRAW同様にコミカルで清々しい。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.2

リンチの映画はどうしてこうも気持ち悪くて不穏なのにどこか愛らしくて癖になるのだろう。心地よい悪夢はここでも健在で、引力に任せて闇に飲み込まれる感覚がたまらない。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

チューニングして耳を傾けると、聞こえなかったものや見えなかったものが鼓膜を揺さぶる。

消えていくはずだった音が、想いが、録音することで永遠に残されるって、最高にクールだ。

子供でも大人でも皆何かし
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

自分は言葉で他者に想いを伝える能力が著しく劣っていると思う。この混乱した頭の中の分子達を、ありのまま伝えられる言語なんてそもそも存在し得るのだろうか。水のように、型取れないものは確かに存在する。誰もそ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.3

賛否両論あるみたいだけど、ここ数年のシャマランが凄く好き。あり得ない設定だから萎えちゃうのが心配だったけど、不思議とリアリティがあって、分かりやすいけども楽しい仕掛けが随所に用意されてる。前作同様、映>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.2

置いてけぼり喰らった。エルファニングのダンスでキュン死に。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

カメラ、演出、キャラクター、どれをとっても中途半端感が否めない。実話と言えどもこれは映画なのに、わざわざ特殊メイクする意味を考えてしまう。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

2.5

定時ダッシュして、しこたま飲んで、めちゃくちゃ酔っ払いの状態で観た。
酔っ払いってそんな感じだよねぇ、分かるわかる!てポンコツ頭で観てたらまさかの展開に。。。そっちに逃げたかあ〜(落胆)

人間の弱さ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

小2の頃に浜辺の広く暗い家で、金曜ロードショーで放送されていたリングを1人で観て以来めちゃくちゃビビりになってしまい、あまりガチホラーには触れてこなかったんだけど、今日は天気も良いしお昼なら大丈夫だろ>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

これまた凄い作品が生まれてしまった。。同監督のピアノレッスンもとても良かったけど、さらに重厚感と人間臭さが増した模様。
ベネディクトカンバーバッチはこれまでにも増して色気が際立ってる。どちらかと言うと
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

-

少し前に鑑賞したはずなんだけど内容をほとんど覚えておらず…

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ焦らしてからのラストの幕引き潔すぎて逆に完全体になったwww1作目の方がバーフを堪能できたけれど、もうバーフ愛しちゃってるからなんでも愛おしい。
CGゴリゴリのド派手なアクションやミュージ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.5

インド映画は観たいと思いつつイロモノすぎて手が伸びなかったのですが、もう、最高としか形容出来ないしこんな素晴らしい映画をこれまで避けていた事が悔やまれる。
冒頭からハイテンションで始まり惜しみなく様々
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処刑人(1999年製作の映画)

4.5

最高。
ガラ空きのレイトショーで観たいな。

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.6

柳楽優弥がビートたけしとか、無理あるやろと思ったらまんまたけしだった。凄すぎ。あんなにたけしに寄せちゃって、彼は演技の後本人自身に戻れるのか?って心配になるレベル。
若干粗はあるものの、たけしはやっぱ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

前評判が良かっただけに期待しすぎた感あり。音楽、映像の華やかさ、ストーリーやキャラクターの奥深さ、どれをとってもなんだか中途半端。
さまざまなジャンルのエッセンスが好き勝手にぶち込まれ不協和音を奏でて
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.3

だいたい予想がつく展開だけど、中だるみなくサクッと良質なサイコスリラーが観られる

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

全然ミスターノーバディじゃないけど、地味な強いおっさんがキレて暴れる設定は胸熱。
ブレイキングバッドシリーズの大ファンでベターコールソウルを心から愛しているので、もうブチギレてるジミーにしか見えんのよ
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エグザム(2009年製作の映画)

-

非常に暇なら観ても良いけど、別に観なくても良いかもしれない

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

まず、これはIMAX exclusive作品なので映画館にてIMAXで観るのを強くオススメする(厳密に言うとIMAXレーザーGT)。長い間映画界の巨匠たちが映像化を試みては挫折してきたこの壮大な物語の>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

前半ジワジワと焦らされながら期待値がどんどん上がっていったが、後半でその斜め上を行く完成度を披露していただいた。途中からは素晴らしい設定と映像にニヤニヤが止まらない。クラシックホラーへのリスペクトも感>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.6

原作のデンマークのひんやりした空気感の方が好みだったし、ネタバレ無しで楽しむストーリーなので、既に原作観てしまっていると特段目新しさはない。イーサンホークが出演している事も忘れ、ただただジェイクギレン>>続きを読む