爆弾さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

爆弾

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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

女性がいかにネットを介してセクハラを受けてるのかを初めて知ることができた。舞台はチェコだけど、日本で調べても同じ、あるいはもっとキツイ事例が上がる気がした。

キモい!でも現実?!イヤ!!って感じでし
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

5.0

今度はSFだ!と大きな方向転換をしてもちゃんと面白かったです。ふわふわオオカミ社長、さらさらオオカミ娘さんといい新キャラも立っていたり、ワイヤーアクションとミュージカルの見せ場も迫力ありでとても面白か>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

5.0

昔の映画館に飛ばされた感覚になる画づくり、不快なほど大きな機械音が鳴りでこれまでにない程の不穏な気持ちになった。内容もずっといやな気持ちになり、鬱憤を酒盛りでまぎらわすしかないのは笑えるし、笑えない。>>続きを読む

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

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環境問題や精神医療などに希望をもたらすかもしれないって働きかける作品に感じた。日本では伊藤英明やにしくんがバッドトリップを経験して色々と解禁から遠ざかってますが、個人的には取り入れても良いのかと思う。>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

5.0

ファッション業界では武力でなく、いかに上手くプロモーションするか…とメディア戦争を描くことや派手な服を魅せるのが上手くとても楽しめた。

ノトーリアス・B.I.G. 伝えたいこと(2021年製作の映画)

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ビギー好きだけどなんも知らないので勉強がてら。母親と生前に完全に和解できてなかったように見えたり、子どものために心機一転をしようとするなど人間らしい姿を感じられた。それと、踊らせたり楽しいようなhip>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

4.0

兄弟や姉妹の噛み合わなさ、そこが原因で喧嘩になる感じが身近に感じて嫌な気持ちになった。幸せになれるはずなのに、プライドが邪魔する…吉田監督、なんでこんなこと知ってるん??

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

パラサイト〜半地下の住人〜が面白かったので、軽く振り返ります。

ポン・ジュノ監督:『グエムル 漢江の怪物』や『殺人の追憶』などを代表作としている。

この作品は何も頭に入れていかないほうが絶対面白い
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

5.0

子供を守る法律、トガニ法の元ネタですね。喋れない子どもたちに暴虐の限り尽くし、適切な法律がなかったから暴行に拍車がかかる…怖い歴史を語り継ぐメディアとしても良かったです。

イカゲームの監督さん、昔か
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マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)

5.0

インド系×障がい×911でアメリカに居場所ないような主人公が大統領に「僕は安全です!」と伝えにいく…と書くとバカ映画に見えますが良かったです。インドの方達の映画は色づかいが良くて画面映えさせるのが上手>>続きを読む

チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット(2008年製作の映画)

5.0

うろ覚えながら、とんでもないモノを見せられた気がする。いかに下劣なモノをぶちまけるか、ウケを狙えるか…トロマには頭が上がりません。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

スイスアーミーナイフ=十徳ナイフ
なので便利な屍って訳すんですかね。僕も現実世界で上手いことやれないので、なんか好きです。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

実は余計なモノ描いてるので映画としてはストイックじゃない。でも、ジョーカーのスゴさはここから始まってる。コレ抜きにジョーカーは語れない…あれ、バットマンの映画だよね…?

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

4.0

挨拶もなしにやってくる奴にロクな奴はいない。それと、デカい一発かましたら英雄になれる。

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

5.0

構成が良い。青春バカコメディからドラマ映画への転換が神がかってていて映画作りの上手さが光っていた。馬鹿やって良い大人になっていくところが人生っぽくて好きです。あるシーンでロケットを打ち上げるところが美>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

5.0

すみません、思い出すと泣くので「良かった」とだけ。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

5.0

医療とは人を救うことだと思う。その中で「死を遠ざける」ことと「生きる希望を与える」ことが救うことに分けた時の後者を描いた作品かな。しかも説教っぽくなくて「楽しいってなんか良いよな」と教えてくれた気がす>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

5.0

差別や怒りというものに生産性があるのか、なぜそんなものに夢中になるのかを知らされた。ヘイトで集まった人々やそこで得た友達の安っぽさといい、心に留めるべきものが多かった。僕は10年近く前に観たが、未だに>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

役者人みんなヤバいんですが、中村倫也にブチかまされて好きになりました。夜の喧嘩で白目までくっきり写るところ、ヨレながらも気合い入れてVIP席に殴り込むところなど最高です。

中村さんっていつも優しそう
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オーディション(2000年製作の映画)

5.0

愛情とは「体液の交換」ってよく思うんですが、この映画の重要なシーンでそれが行われてて悲鳴が出ちゃった...

暴力的に容赦なくて最怖です。

カラーパープル(1985年製作の映画)

5.0

早々に主人公が子どもが子供を産んだり、姉妹が別れさせられて、結婚させられ慰み者にされてしまうので無理な人は早々に不愉快になる。でも、この映画では「黒人」や「女性」が人以下の扱いを受け続ける。根深い差別>>続きを読む

アダプテーション(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず2人のニコラスケイジで頭がおかしくなりそうでした。日常的な物語には「カーチェイスもSEXもドラッグも出ないんだ!」って話が段々と覆されるところに映画っぽさがある不思議な物語。始まりの2人のニコラス>>続きを読む

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

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イヌにまつわる群像劇。そりゃタイトルが「犬のような愛」なので…3つの話から成り立っていて、闘犬の話が非日常っぽくて好きでした。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

意図的に「あるある」が全開な作品。お隣さんと恋に落ちたり、旦那に隠れて不倫したり、気晴らしにマリファナに手を出したり…といいアメリカ映画の「あるある」が幾つも出てくる。そんでタイトルが『アメリカン・ビ>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

5.0

死んでも働かされるブラック企業、ブラック警察の映画。「一ドルでもっと遊べるべ〜」じゃないんだよ!人間性を無視して金と出世、研究しか目がない人ばっかでキッツイ映画。でも、コメディとしても振り切ってるので>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

ステイサム強いって言うよりもあくまで「ガイリッチー作品」を押したように見える。弾が壁とかに跳ね返る音、生々しい強盗の手口や対応、終盤に向けて着々と舞台が整うところといい面白い。

ステイサム映画の肩透
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

5.0

俺的アカデミー賞受賞作品🏅
ボクシングの光と影を描くにしても、報われない努力を描くにしても素晴らしい作品。吉田監督の「ムダの省き」が上手すぎて短いながら気持ちが大きく動かされた気がします。

東出昌大
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

色々置いてけぼりになりましたが、カメラ回しとスゴいアクションが見られたので満足です。とんでもないことが広いところで行われている...感じの大雑把な『イカゲーム』の縮小版です。

アンテベラム(2020年製作の映画)

5.0

ネタバレ出来ない~😂
ある展開が受け入れがたいから、賛否あるんじゃないかと思う。

日本でもこういう人、こうしたい人は居るよね~ってなる。

音楽(2019年製作の映画)

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初期衝動の具現化みたいな映画。深みを感じられなかったが、「音楽は良いぞ」って子どもにも伝わる作品だと思う。

愛・ビート・ライム/愛はラップに勝る(2017年製作の映画)

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ラップと詩は同じ、学術の世界でもラップはちゃんと評価するっていう主張は間違ってない。でも、単なる恋愛映画の文脈に沿わせて「ラップと詩は素晴らしい」って思わせられるほど単純じゃ問題ではないかな。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

名の売れてる俳優を使わずして、3時間の映像を観続けられるほど濃厚な物語だった。有無を言わさず隠し事を明らかにすることは悪なのか、町の小悪党を成敗するバットマンこそ正義なのかと思うことが多い。

展開は
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空白(2021年製作の映画)

5.0

古田新太「どんよりした気持ちで帰ってほしい」という言葉の通り、観終えたときがとても苦しかった。台風や豪雨が去ったような多すぎるマイナスからゼロが気の遠くなる気持ち、まさに「どんより」させられた。明確な>>続きを読む