じょのさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

じょの

じょの

映画(1048)
ドラマ(144)
アニメ(0)

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.0

怪獣の造形やゾフィーとの対話などはとても良かったです。ウルトラマンシリーズ過去作への愛を感じました。
が、前回のシンゴジ同様、人間の台詞とキャラクター設定、台詞回しが圧倒的に無理…。
自分に理解できな
>>続きを読む

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.0

ピクサーの物語はすべて同じ構造でできているのだが(←これは私見ではなくピクサーが認めている)今回はそれがトイストーリー1のオマージュとしてうまくハマっていて、シリーズのファンを喜ばせてくれる。
設定が
>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

2.9

妻があまりにも酷いことになるのでつらくて見てられんかった。点数が低いのはそういう個人的な理由からで、内容が悪いわけではありません。
これは理屈抜きで主人公の凄さを体験するだけの作品。ストレスにより鬱憤
>>続きを読む

スプートニク(2020年製作の映画)

3.3

派手なハリウッドムービーばかり見ていたので、本作が痺れるほど面白く感じた。
マーベル作品なんかは「なわけねーわw」という部分を楽しんで見ているわけですが、この作品は「ありそう…」と思えるリアリティ。エ
>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.0

良作という噂を聞きつけ視聴。たしかにすごく面白い。本作が全シリーズ通して一番好きかも。
過去作を見てきた視聴者が「あ、これはきっとこうなるんだね!」と推測するような伏線をわざわざ敷いておいて、それを異
>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.0

ニコラス・ケイジが最高すぎる。これは彼あっての作品ですね。
ホラー映画を見慣れていればいるほど楽しい。
テーマ曲もまた素晴らしいです。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一作目よりはちょいと落ちるけど、それでも面白い。子供が活躍するのを見るのは気分がいいですね。
うまく逃げたと思わせておいて、実は一緒に来てましたというのは『エイリアン』の頃からのお約束。
この終わり方
>>続きを読む

バタリアン2(1987年製作の映画)

3.0

ブロンドの子供が大活躍というシチュだけ見て「ホームアローンっぽい」と思ってしまったんだけど、ホームアローンよりも公開年がずっと前でした。
一作目よりも笑いの要素を強めにしてあり、それがちょっと鼻につく
>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

映画が終わったとき、「えっ、ここで終わり?」と言ってしまった。
ストーリーはこのあとどうなるんだろう。続編希望。

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.0

超人パワーを持った存在が宇宙から地球にやってきて……となると、だいたいは地球人目線で語られるのだけど、これは珍しいことに、人外(ジンガイ = 人でないもの)の側から見る世界の物語。
人外と地球人との交
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

情緒が大変なことになる映画。あらゆる場面で笑い、そして泣いた。映画館でしゃくりあげるほど泣いたのはブロークバックマウンテン以来。
何を言ってもネタバレになるので黙りますが、とにかく名作なので、これまで
>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

2.6

アメイジング・スパイダーマン2作目。
前作よりも深い話になっていて、さあ物語はこれからだ!…と思ったら三作目の企画がポシャるという悲劇。
せっかくキャラクターの作り込みができてきたのに、なんということ
>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

2.5

サムライミ版はもっさりした主人公とヒロインだったけど、本作は文句のつけようがない美男美女。これを良しとするかどうかは好みの分かれるところだ。←ってな感じで、どうしてもサムライミ版と比べてしまうのは、早>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.0

いろいろツッコミどころは満載だけど、変異した世界の美しさ、その描写が気に入ったので、ツッコミは帳消し。
全体的にクライヴ・バーカーの小説っぽい雰囲気があり、熊のクリーチャーが特に素晴らしく不気味で最高
>>続きを読む

男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.0

二組のカップルを幸せにするも、自分は失恋。こういうドラマだとわかっちゃいるが、いくらなんでも気の毒だわ〜
それにつけても、初期のシリーズはバイオレンスみがありますなあ。博が寅を殴ったのは痛快でした。(
>>続きを読む

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

寅さん二作目、ヒロインはまたしても美人の幼馴染み。
寅さんの実母がミヤコ蝶々というナイスキャスティング。しかしこのお袋の元で育てられなくてよかったな…。
恩師の言葉と死があったから、寅さんはお母さんと
>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

大人になりきれない気弱な主人公、呪縛する母親、身勝手な男、はすっぱなライバル、人ではないモノへのメタモルフォーゼ、同性愛の要素、残酷な自己解放、美しさと悲劇。そしてバレエ…ときたら、完全に山岸凉子の漫>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.0

美貌のナターシャのおとうさんがホーマーシンプソンで笑った。この設定だけでもう面白さ決定でしょう。
アベンジャーズ内では理知的担当(他メンバーが酷すぎるので自動的にそうなる)である彼女の可愛い部分が見ら
>>続きを読む

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.0

私にとってはめっちゃ怖い映画。
しかし最後はホッとした。ラストに“救い”を入れてくれなかったら暴れてるところだ。
ここまでハードな出来事でないにしろ、誰の人生にもこういうことはあるのだと思う。
近年は
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.2

これは何回でも見たくなるやつ!
…と思ったけど、上映時間が長すぎるので、たぶんもう見ません。
こんな脚本考える脳みそってどうなってるの。すごいね。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ジム・ジャームッシュがゾンビ映画?!どうなるのかな…と思ったら、割といつも通りで安心するなど。
ときどき挟み込まれるメタ的なジョークは好みが分かれるところかもしれないが、わたしは面白いと思いました。
>>続きを読む

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

フーテンの寅さん第一作目。
ドラマ版が先にあったおかげで、全体的にうまい具合にまとまっている。

さくらがヒロシからプロポーズされる場面をあえて描かないのがよいですね。そのあとのさくらが息せき切って団
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎物語(1987年製作の映画)

3.0

今回は恋愛よりも親交というか、「実際、旅行しているとこういうこともあるんだよなあ」と思わせてくれるお話でした。
寅さんと出会った隆子が生きなおす決意をする場面は胸熱。
少年とのラストシーンはシェーンを
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.0

まず設定がもう面白いので、どうやっても楽しい娯楽作。
二回目とあって説明が不用なため、そのぶんおじいちゃんのエピソードを絡めてきたのがよかった。なんだか『コクーン』とか『トワイライトゾーン』(スピルバ
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

田舎町を舞台にしたモンスターホラーなのに、なんとなくスタイリッシュさを感じた。なぜかなと思ってよく考えたら、状況の説明を登場人物に語らせていないのですね。
「あれは…!」「知っているのか雷電?」の方法
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.0

障害についての映画だけど、障害だけのことではない。これは“自分のあるがまま”を受け入れられないすべての人(つまりほとんどの人)のお話。
映画では突然の聴覚障害という分かりやすい形を取られてはいるが、こ
>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

メタリカのジェームズが出るというので見た。
それ自体は別にどうということもなく。(ファンとしての義務で見ましたからね)

連続殺人犯の映画だから、残虐シーンがあるだろうと思って見始めたのに、それに該当
>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.1

「オチが暗い」とあらかじめ聞いていたので、そこだけは覚悟していたが、それ以外の情報は仕入れずに鑑賞。
普通の人たちが突然厄災に見舞われたら、彼らはそこでどんな反応をし、どのような選択をするのか?
なる
>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.0

なんとも懐かしいノリ。安定の面白さ。
最後のシーン、セクシャル・チョコレートのランディ・ワトソン(エディ・マーフィ)が歌うシーンは、『みなさんのおかげです』の石橋のネタを彷彿させた。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.5

ほんとに漫画のまんま。製作者のシティ・ハンター愛をひしひしと感じました。
ギャグのテンポの良さ、ストーリーの荒唐無稽さ、ニッキー(獠)のローラ(香)への隠された愛…などなど、「わかってらっしゃる!」と
>>続きを読む

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

ゾンビ化したビーバーに襲われるだけのお話。
ここまで内容がないのは、むしろ潔よくて好印象。
グロ描写とおっぱいと叫び声と安いSFXが昔懐かしいホラー映画を思い起こさせ、ほっこりした。
エンディングの歌
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

多様化したコミック版のスパイダーマンを集結させるというアイディアが傑作。
それぞれの絵柄の違いなど、実写では不可能なことをやれるアニメーションならではの面白さを遺憾なく発揮している。
コミックがそのま
>>続きを読む

地球最後の男(1964年製作の映画)

3.0

コロナ過で見るべき映画ではなかったかも…
現実とリンクしている部分はしんどかった。
しかし映画としては面白い。
ゾンビ映画が生まれる4年前に公開されている本作は、ナイトオブリビングデッドに影響を与えて
>>続きを読む

ムーラン(2020年製作の映画)

2.8

大人になっていろいろなことを知ってしまうと、なんでもかんでも手を叩いて歓迎というわけにはいかなくなるもんだな…と感じてしまった。
もう私は片方だけが悪いという戦争ドラマは楽しめない体質になってしまった
>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.0

後半のドタバタ場面、ホラー映画好きにはたまらんものがある。
コマ送りでひとつずつ確認したいくらい。
オチも気に入った。
私としては、これはハッピーエンドです。