如水さんの映画レビュー・感想・評価

如水

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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

低予算ながらアクションシーンが秀逸。
莫大な資金を投じて作られたハリウッド映画より良き。

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

冒頭の入りは満点に近く中盤当たり、丁度、妊婦の分娩シーンでモザイクの中からやっすい怪獣のオモチャの手みたいなが出てくるまでは良作だと思った。
ただその後は失速していく。

中盤までは、なんだかよく分か
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

iMAX レーザーGT という現時点では最高の環境での鑑賞。戦闘パートがふんだんにあるので3時間ほどの上映時間があっという間に過ぎた。だだ前作の重苦しい雰囲気の方が好み。
戦闘シーンは派手で見映えも良
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.3

ふんだんに制作費をかけてるB級映画。
内容は有って無いようなモノで、鑑賞時間の殆どは戦っている。
その肝であるアクションもなかなかイイんだが、問題は、アクションが良いのは脇役の格闘家俳優達のアクション
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

 宮沢りえ初めとして役者陣の上手さが光る秀作。キャストが驚くほどハマってる。
 母親の凛とした生き様と、いい加減だが飄々としてどこか憎めないダメ父親のコントラストが、ちょっと暗めの内容が清涼感ある清々
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市子(2023年製作の映画)

4.3

今年、60本ほど観た映画の中でベストは多分この作品。

 冒頭の市子が同棲相手の長谷川からプロポーズされ嬉し涙流すシーンがあるのだが、ラストにも再度見せられる。その時、冒頭みた時の印象とは明らかに違っ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

 葛藤を抱えた主人公の成長物語を軸に、ポリコレ無配慮な女性的で美しいヒロイン、気の良い仲間、意地悪そうで実は良い人な隣人。と、出てくる人に悪人が一人も居ない。みんなで困難に立ち向かおう的な朝ドラ風の下>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

 母親が娘と一緒に訪れたプールで、何十年も探し続けた解答に出逢う。その後、子供達に父と兄を探しなさいと遺言を残して亡くなる。
ここから子供の母親の人生を辿る旅となる。
 ラストに全ての答えが明るみにな
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複製された男(2013年製作の映画)

3.8

難解で理解出来ないなら出来ないでイイというスタンスのアート色が少々強めの作品。この手のとんがった感じ、個人的には好みだが、ちょっと説明不足。
フロイトに詳しい第三者の解説が必要かも

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.0

 リドリースコットが監督という事で期待を込めて観た本作だがパッとしなかった。

 この作品、戦闘シーンはほぼ無いに等しい。ナポレオンを題材にしているだけに有るにはあるが時代考証も適当な何だが非常に残念
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.8

 原作と映画脚本との擦り合わせは苦労しただろうけど、いかに岡田君をカッコよく魅せようかに全振りしてる作風に潔さを感じる。
 その為なのか潜入したヤクザ組織も、どこかスタイリッシュでヤクザというよりクラ
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

4.3


 綿密に練られた作戦計画でも、現場は流動的で些細な行き違いで状況は激変し当初の予定から大きく外れていく。
こんなケースは我々の仕事でもよくある事だが ”机上と現場には摩擦が存在する” を如実に表
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.3

バチカン最強の悪魔祓い師を、これまた見るからに強そうなラッセルクロウの演じている。そのためか悪魔の攻撃で被害者家族がピーピーキャーキャーとパニクろうが、ローマ教皇が吐血しようが、ラッセルクロウが現れれ>>続きを読む

ララバイ 悪霊子守唄(2022年製作の映画)

3.0

森泉似のオカンが頑張る話。
さっぱり怖くない系B級ホラー

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

映像と音響は秀逸そのもの。
またSFの世界観を形成する小難しい専門用語や陰鬱で重苦しい雰囲気が上質感を際立たせている。
原作のSF小説はかなり昔の作品なのだが最先端でスタイリッシュな乗り物やギミックが
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

 原型のプロットが子供向けではあるが、カット割がカッコよく、このシン仮面ライダー結構よく出来てる。出演キャストがなかなかイイので大人が観ても割と楽しめる。
 ただ、これは狙っての事かもしれないが戦闘シ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

 湿地帯で発見された男の死体、何でもコイツは町の名士の息子で人気者らしい。事故死なのか?他殺なのか? そこで容疑者として浮上するのは、この近くで暮らす風変わりな一人の少女。
 タイトルと表紙、また冒頭
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ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)

3.5

評価は低いがそれほど悪くない、序盤はなかなか良い。ちょっと惜しい作品

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.9

 前作で壮絶な銃撃戦の末に死んだと思ったが実は死んでなかったという。何とも無茶振りな設定なのだがそこは違和感なくスッと入っていける。
全体のストーリーラインは平凡で、どこかで見たようなシーンを繋ぎ合わ
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6日間(2017年製作の映画)

3.8

特殊部隊ランキングなどでSASが常にトップに君臨している元ネタとなった事件の映画化。
派手な演出は無いものの非常にスリリングで結末が分かっていても目が離せなかった。

ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

4.1

米軍のアフガン侵攻後の統治戦略が芳しくなく成果が上らない為、政府は実績抜群だが官僚的気質が乏しい超攻撃型の将軍を送り込む。そして事態は軍指導部とホワイトハウスの亀裂が露呈していく。
アメリカの統治戦略
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

良いんだよJAZZの再現度がね。
カッコいいんだよ演奏がね。

ただ、原作読んでしまってるからね。原作はこんなもんじゃないよ、更に良いんだよ。映画観て気にいってくれた人は是非原作よんでほしいわ。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

期待してなかっただけに予想以上に面白いかった。
それと吉岡里帆が何気に演技ができるのも驚いた。 

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.6

 単に中年男と女子高生のラブストーリーと思いきや実は互いの成長物語。
 実際問題として分別のある45歳の男が女子高生の告白で恋愛に発展するなんて事そうそうあるもんじゃなく。また女子高生の店長への好きと
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

美麗な映像と勧善懲悪な分かり易いストーリー。良い意味でも悪い意味でも期待通り。上映時間はかなり長めだけど退屈はしない。
ただ鑑賞後は余韻もなく作品について熱く語るような事もなく「お金かかってるなー」
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

 原作でも圧倒的にボリュームを誇る山王戦をメインに、試合の合間に宮城リョータがここに至る道程の物語を差し込んでいく、これはスピンオフ作品である「ピアス」にあった内容ともリンクしている。このプロットの構>>続きを読む

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.2

これは心に響くものがあった。
これを観れば、酒の肴に政府批判している事が実に幼稚な事に思える。
生まれた時から人権を持ちそれが当たり前の事だと考えていた。しかしよくよく考えれば人権の概念なんてのはフラ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.1

ネットフリックスで鑑賞。
面白いというより美しい作品。
アニメのグラフィック表現形式でここまで
のレベルに達することに驚嘆する。点から引いていき全体を見せる絵が特に綺麗。
絵と音楽との親和性も高く、ま
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スプリット(2017年製作の映画)

3.9

毎度のCMは最高シャマラン作品ではあるが、この作品は本編も終始ドキドキで目が離せなかった。
コレは内容よりも、犯人役のマカと誘拐された女子高生役のアニャの上手さで成立している。
ポンコツ俳優が演じたら
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

凄い額の製作費をつぎ込んだネッフリ作品。 
良い俳優を使ってのカッコイイアクションや見せ場が多い。その為ストーリーラインは平凡でも非凡な作品に仕上がっている。
これは誰が観ても楽しめるだろう。

SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

2.5

 脚本がまぁ酷い。
地球の未来を託された選抜されしクルー達が感情剥き出しでヒステリックに狼狽する姿。やる気はあるが独善的でオキニのキャストには甘いキャバクラの店長みたいなリーダーの古代さん。 
 ヤマ
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