非現実的で不自然な光景を目の前にして戸惑ってるのかよく分からい反応を示す、愛くるしいエリア・スレイマン。約2時間映っていて2回しか喋らないエリア・スレイマン。不思議で大好きな映画。
アニエス・ヴァルダ週間最後のアニエス・ヴァルダ作品にこれを選んでよかった。創作意欲。
「全身痛い」と掲げて、デモ隊の横を一緒に歩くアニエスかわいい
独創的で、壮大で、美しくて、優しい旅。
アニエスが乗った車椅子をJRが押しながらルーブルを駆け抜ける、ゴダール『はなればなれに』の引用が好きだし、絵が気になって止まっちゃうアニエスも好き。
👈ジャック・ドゥミの少年期
👉それを滋養にして将来作られることになる彼の映画たち
これらが織り交ぜられる。
ジャック・ドゥミ少年期を観ながら、次にどの映画が引用されるかを当てられるのがうれしい。
クレジットタイトルを読み上げていくのが面白い。マジシャン種明かしして欲しい気になって仕方がない
ラ・ポワント・クールトでの生活の自然な映し方と夫婦が話している時の人為的な映し方の対比が良い。
会話をしている人を差し置いて猫を映すのはヨーロッパ的な撮り方だし、最後の白い机と白い花と白い服は綺麗。
木を挟んで左右にカメラを振るダンスシーンが良い。そんなにすぐ交換がきくものは幸福なのかね。
出町座にて。
ブレッソンらしく光が少ない映像。
極端なまでに少ないセリフ。それにもかかわらず映像で大衆=観客に状況を示す技法が散見される。トラックから酒の入った箱を運ぼうとした時に警察が来て酒を隠す。>>続きを読む
出町座にて。
かのジャン・リュック・ゴダールがこの映画を観てアンヌ・ヴィアゼムスキーに目をつけ、ゆくゆくは夫婦になるとか…
ブレッソンの映画については『少女ムシェット』に書くとして、バルタザールがサー>>続きを読む
ロメールのオムニバス。市場を歩く2人を追う映像すてき。Tシャツの上にジャケットを羽織れる大人になりたいと思った。
フランスの電話の出方「アロゥ〜↗」が好き。僕が思うに、友達の友達は友達ではない。
レネット在廊中にギャラリーに行ってレネットの話を聞きながらレネットの絵を見たい。そこには他人のフリをしたミラベルも。
壁に飾られたピエト・モンドリアンの『コンポジション』。ルイーズが色んな男に電話をかけて、本を漁って、画面外へ消えていく長いカット。映画が始まった場所に戻って映画が終わる。
映画に紫陽花と鳥の鳴き声が馴染みすぎてるエリック・ロメール。木の門の画で始まって木の門の画で終わる。
フランソワの居眠り多め。。池の傍でフランソワとリシューが話してる横を通る通行人として映ってる人たちになりたい。エリック・ロメール良い。
紅と白。紅が叫びで白がささやき。って観る前思ってたけどそう決めることがナンセンスだと思った。
気付いてみればついに300mark
後半の戦闘シーンも緊迫感あっていいけど、前半の訓練というか調教してるところも、度をすぎつつも愛のある上官のしごきが面白くて好き
今ほどの技術がない時代に重力が発生する環境で如何に無重力を表現するか、という意図を感じる歩き方やカメラとセットの使い方。気がおかしくなりそうな光の空間。
セリフ少なに複雑なストーリーを映像で語るキュー>>続きを読む
カオスなドタバタコメディで見ていて面白い。街にある昭和の看板デザインもいいね。
これがヌーヴェルヴァーグに影響を与えたってことを知るとクロード・シャブロルが『いとこ同士』を作る上でこれを滋養にしてるのがよく分かる
映画を見ながら食べようと思って買ったチョコバナナスコーンが、オープニングのタイトルバック(マルセル・デュシャンの『アネミックシネマ』を連想させるグルグル)の最中に無くなってしまった!!
ヒッチコックは>>続きを読む
映像・脚本・音楽良し。
「虫が星に恋すると失恋。蝶に恋した毛虫は幸福。」ラウール・J・レヴィ。
カメラをあまり動かさず、人が動くことで遠と近を作る。
自由奔放で淫らだけど、ウサギにソクラテスって名前付>>続きを読む