おおなりさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

おおなり

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キッド(1921年製作の映画)

4.4

チャップリンと坊やの息のあったコンビネーションから目が離せない。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

5.0

21.04.29
トリックを多用したルイ・マルの映像遊びが面白くて、自由奔放かつイタズラ好きで気に入らないものはぶった斬る前髪パッツンザジが可愛い。

23.04.22
やはりやりたい放題破茶滅茶ザジ
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.3

ホドロフスキーの概念というか観念みたいな話になってからはついていけなかったけれど、撃っても撃ってもアタリを引かない拳銃ロシアンルーレットをそれでもみんな撃ちたがるの、なにかに取り憑かれてておもしろい。

兄とその妹(1939年製作の映画)

4.2

コートをハットをお召しになって街を颯爽と歩く桑野通子はまさにモダンガールの象徴で、ほんとうに惚れ惚れする。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.6

勧善懲悪、大義名分、王座奪還、少年ジャンプのようなシンプルなストーリーで、前後半合わせて5時間近くの超大作を作り、1秒たりとも画面から目を離すことができない映像を生み出すラージャマウリにあっぱれ。ヤシ>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.6

大作。『RRR』を観たことでインド映画に興味を持って本作を。シーンとシーンの繋ぎ方が多少雑だったりはするけれど、そんなことはどうでもよいほど画面に余すところなくエネルギーがある。イギリスを敵に据えて、>>続きを読む

をぢさん/をじさん(1943年製作の映画)

3.5

子ども好きなおぢさんのトレードマークはきちんと整えられた口ひげ。桑野通子を目当てに観たのだから、もう少し桑野通子を映してほしいと思うのは欲深いでしょうか?

ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.5

マリリンといい滝といい、映像がめちゃくちゃいいのに、全体的に間延びしてる印象。最後の船で遭難→救急ヘリに乗り込むまでセリフひとつもないのはなぜ。

地図のない町(1960年製作の映画)

3.9

劇中の映画館で流れてるのは『狂った果実』か。強いメッセージを持った語りでこの終わり方はチャップリン『独裁者』を思い出すけど、なんの意味もない言葉というか音の連続にメッセージを付与し、それで映画を締めく>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.5

なかなか脱獄ができない脱獄映画。卵を50こ食べた後の安らかな表情、キリストの様。

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.2

フィリップ・マーロウが暮らすアパートのつくりが(隣の住人も含めて)とても気に入った。海に人が消えてゆく様、ウディの『インテリア』(1978)を思い出してしまう。傑作。

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

3.5

マギー・チャンとジャン=ピエール・レオの共演におやおや。オリヴィエ・アサイヤスのぬるいテンポがあまり好みではない。

J=P・ベルモンドの エースの中のエース(1982年製作の映画)

3.6

ヨーロッパの自然をよい車で駆け抜けるロードムービー的要素と、低レベルだが好感もてるギャグたちと、ベルモンドの芝居。ベルモンドと子供と子グマの珍道中の可笑しさ、悪くない。ベルモンドとヒットラーの貴重なツ>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

一緒にリビングでひと時を過ごしてもETの存在に気がつくことのないのにラストシーンで一丁前に感動してる母親の偽善者たるや。とてもよくできた映画だけど、やっぱりETのビジュアルは気味悪くてあまり好きになれ>>続きを読む

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

4.5

ピエール・エテックスはカラクリの天才に尽きる。それだけ。

破局(1961年製作の映画)

4.3

手紙を書きたいだけなのに、ペンが、紙が、テーブルが、インクが、タバコが言うことを聞かず、挙げ句の果てにはロッキングチェアに窓の下へ放り出されるが、高い場所から地面へ落ちたエテックスを追おうとして彼が映>>続きを読む

勝手にしやがれ!! 英雄計画(1996年製作の映画)

4.0

黒沢清傑作シリーズが完結。最後のショット、観客よりも客観的に2人を見てきたであろう洞口依子の表情にはグッと来るものがあった。あと寺島進は渋いおじさんのイメージしかないから、若い頃の好青年の役柄が違和感>>続きを読む

勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年製作の映画)

4.0

ヤクザと胡散臭いヘロイン仲介人が部屋の中でドタバタやってるところは情報量が多くて笑ける。ドデカトランプで大富豪楽しそう

RRR(2022年製作の映画)

5.0

終盤に近づくに連れて神格化されていく2人の超人。肩車での猪突猛進には大爆笑。3時間の中でいったい何人が死んだのだろうか。

月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

4.0

東京タワーと月と人間のスリーショットを急な角度で見上げるアングルがよい。アサヒビールの象徴的なオブジェ、「金色のうんち」と言っていたのがすき。憂歌団のエンディングが馴染んでいてよい。

月曜日に乾杯!(2002年製作の映画)

4.0

バスから降りて工場(禁煙)の入り口までの約10-20mでタバコに火を点ける労働者たちと、見栄っ張りおじいさんが特に愛くるしい。
ヴェニスのゴンドラがかっこよい。

勝手にしやがれ!! 逆転計画(1996年製作の映画)

4.0

麻雀で放銃くらいまくることに驚きを隠さない哀川翔と、耕作の申し訳なさそうに「ロン」という表情の繰り返しがクセになる。

嫉妬(2012年製作の映画)

1.3

エマニュエル・べアールとはいえ年をとる
おばさんになるそりゃ色褪せる
(五・七・五・七・七)

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

少女はベッドに寝そべり、椅子に座り、意味もなくタバコを吸ってるようで、それが機械の上を流れるマッチのよう。無気力、無表情だけれど確かに感情はある。そして相変わらずアキ・カウリスマキの映画は音楽がよい。

黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦(1971年製作の映画)

2.5

監督がマルコ・ヴィカリオでロッサナ・ポデスタが出てるからと言って、黄金の7人という邦題をつけるんじゃないよしょうもない

殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

3.5

テンポの良い編集テクニック!サイコパスのジャンルイトランティニャン!クックドゥードゥルドゥー🐔!

スティル・ナハト4 お前がいなければ間違えようがない(1993年製作の映画)

3.5

2の続編的な位置付け。連続背伸び少女もうさぎも出てくる。うさぎはシュヴァンクマイエル『アリス』に出てくるうさぎに似ている。

スティル・ナハト 寸劇(1988年製作の映画)

3.5

人は砂鉄を目の前にしたら誰だって遊びたくなる。あの少し不気味で少し綺麗な動き方に興味深々。

失われた解剖模型のリハーサル(1987年製作の映画)

3.8

モノに命を与え、まるで生きているかのように見せるプロフェッショナル

勝手にしやがれ!! 黄金計画(1996年製作の映画)

4.5

みんな知能指数高くなくて、全体を通してアホらしさ全開なのに、毎回ちゃんと最後はすこし感動させるのほんとに意味がわからんこのシリーズ。

クレイジー・ママ(1975年製作の映画)

3.7

カジノのシーンが好き。あれだけ威勢よく回し続けて、おばあちゃんスってんのかいとなる。

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

4.0

オムニバス。ふたつ目が好み。いつまで経っても気にいる席に座れないエテックスが愛くるしい。