たぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

アクシデンタル・スパイ(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキーお決まりの展開で特に目新しさは無いが、ここ近年では、アクションやスタントの質は高かったように感じた。
パラソル3個抱えてのダイブ、セスナに突っ込むバイク、クライマックスのカーチェイスとタンク
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

評判どおり面白かった。
ゴジラの第一形態がミニチュア感まる出しの軽そうな動きで、ちょっと微笑ましいが、それ以外は見応えあった。
自宅の近所である蒲田や川崎が舞台なのも面白かった要因。
キャストも豪華、
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台北に舞う雪(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

風景的にオシャレ映画。ストーリーはひと昔前に日本にもあったようなアイドルが主演するような映画。内容はとくに深くもない。消火器の泡がオチなのね。
五月(メイ)役の童瑤が、劇中にも『グリーンディスティニー
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.5

『君の名は』がかなり話題なので、新海作品を観てみた。
北海道が他国になってるとか設定はおもしろく、青森の廃駅の風景も、私自身の青森旅行の思い出を想起させられ良かった。もっとじっくり世界観をたのしみたい
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海峡(1982年製作の映画)

3.5

作品のすばらしさというより、青函トンネルのすごさを実感させられる作品。気の遠くなるような年月をかけた大工事、今思えば、当時は技術的にも及ばない部分や未知の部分も多かっただろうに…それに予算の面でも…。>>続きを読む

新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)

4.0

ストーリーもしっかりしてるし、アクションも素晴らしい。
アンディラウの改心っぷりも快感だし、ニコラスツェーのイライラさせる感じも良い。ファンビンビンの美貌も良し。ジャッキーチェンのアクションを敢えて封
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

公開当時、見たが内容はさっぱり覚えてなかったので、テレビで再観賞。
キャスティングばっちり。
梁朝偉のやや控え目だけど、エロさを醸す雰囲気、張曼玉の可愛さも気だるさもありチャイナドレスがばっちり似合っ
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.5

一度見ただけでは、『戦争は麻薬』というメッセージまでは感じることができなかったが、爆弾処理などの緊張感のあるシーンが多く、目が離せなかった。
20160803

ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

3.5

ジャッキー・チェンらしく、平和的なコメディ。
コテコテのアメリカンなファミリーを舞台に、平凡なアメリカンなファミリーに向けたコメディ作品。
ジャッキー・チェンのアクションも(すでに期待はしてないが)命
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

菊池凛子の主役級の扱いは日本人として誇りだが、女としての強さや、エロさは求められていないようなのが残念。顔的には強い自立した女をえんじられそうなのに…。
ハリウッド作品にしては、お約束のロマンス要素が
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北のカナリアたち(2012年製作の映画)

3.5

20220528 観賞二度目
まさに舞台となった稚内、礼文島、利尻島に旅行へいってきたので、その余韻に浸るために再観賞した。
公開から10年経つというのに、ホテルなど、あちこちに「北のカナリヤたち」の
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サンクタム(2010年製作の映画)

3.0

惜しいなぁ。
あまりない題材で、あまりない映像という点では良い作品だが、もうちょいメッセージ、映像美、人間ドラマを煮詰めて欲しかった。
劇中での台詞にもあったが、冒険家は神では無い、というのはいいが、
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.5

二度目の観賞
3年前に見たのをすっかり忘れていた、小説版を最近読んだので再観賞。
杏の日焼けした肌は覚えていたが内容は忘れていたので新鮮に観賞できた。
原作の沢村という人物がはしょられていたり、小説版
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

さすがハズレの無い東野圭吾、瞬く間に話に引き込まれる。
堤真一、松雪泰子、ともに素晴らしい演技で、こちらもさすが!という感じ。
ドラマは見てないけど、見るべきか…。
20160408

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.0

前作は、人間のブーちゃんが好きだったけど、今作品は特にはまらなかった。
モンスターたちのデザインが基本的に可愛くない。そしてデザインのバリエーションもあまり感じられない。
背景もCG技術が上がってくる
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.5

鬱病は、誰でも患う風邪のようなものとして軽く扱うのか、それともひとつの立派な病気として重く扱うのか、難しいところ。
この作品は軽めなタッチで描いているが、鬱病とはどんなものかを紹介する役割は充分果たし
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悲情城市(1989年製作の映画)

2.5

中国語版で見てしまったので、ちょっと隅々まで理解が及ばなかったが、日本は戦後、台湾からは恨まれていないと、私はなんとなくそう思っていたが、所詮戦争とは、植民地とは、相手を掻き回す行為なのだと実感させら>>続きを読む

振り子(2014年製作の映画)

4.0

『タイムマシンの要らない生き方をしなきゃいけない。』武田鉄矢のこの台詞を戒めとしたい。自分もそういう生き方をしなきゃと、自分を中村獅童に投影してしまう。
そりゃ泣いちゃうよ。
20160221

ぼくの孫悟空(2003年製作の映画)

2.5

三蔵法師に出会うまでの話をこんなにしっかり描いた作品は初めて見た。
続編でも作る予定だったのか?
20160214

ポリス・ストーリー レジェンド(2013年製作の映画)

2.5

さすがにジャッキー・チェンも老年でアクションも少なくせざるをえないか。ジャッキー作品のお決まりは、ラスボスが西洋人だろうがカンフーの達人で痛々しいクライマックス。
しかし、今回はそれがなかった。
それ
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

2.5

ストーリーの内容やドキドキ感は、期待したほどではなかったけど、カメラワークはさすがだなという印象。
あの祈祷師は、当初頼もしかったけど、ラスト付近は結局何してたの?
20160130

金陵十三釵(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

話の流れで、そこそこ展開は読めてしまうが、それなりに見て損は無い作品。
女学生の視点で描くのか、クリスチャンベールの視点で描くのか、喬治なのか、墨なのか、誰かの視点にしぼって描いたほうがよかったのでは
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ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)

3.5

最初のローラーは評判どおり一見の価値あり!
それ以外もアクションは相変わらずがんばってますが、過去を越えるような印象的なアクションや笑いが無い。
最初のローラー以外はすぐに忘れてしまうだろう作品。
2
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

青春映画。
視点を変えて時間軸が何度か巻き戻るけど、あまり意味のない演出のような気がする。キャスト各々を立たせたいが故の演出なのかもしれないが、おもしろみにはなってない。原作がこういう演出なのかしら?
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火車 HELPLESS(2012年製作の映画)

2.0

原作小説は読んだが、かなり昔なので内容はほぼ忘れてしまっていた。かなり面白かったという印象だったが、今回、この韓国映画版を見ての印象は、あまりおもしろくない。それなりに真相追求していく展開は良かったが>>続きを読む

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.5

中野良子の魅力に気づかされる作品。
馬で街を疾走したり、セスナで逃亡したり、最後に容疑者をうちころしちゃうというハチャメチャ間は現代では考えられないが、中国で話題になった作品なので見ておく価値はあり。
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

出来がいいとは言い難いが、見て損したとは思えない。
戦場での淡い恋の話にしたいのか、日英の思想の違いや本質的な思いやりの話にしたいのか、焦点が定まらない感じ。誰に感情移入すればいいのかわからない。
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海洋天堂(2010年製作の映画)

4.0

このような境遇の人々か、少なからず自分たちの身の回りにいることを忘れてはいけない…と、戒められる作品。
無理心中は失敗し、その後は必死に生きる、いや活かすよう努力する。地味な作品だが、意義ある作品。
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

20151015
意外に出来が良かった。
シリアスなパニック映画なのかコメディなのかカテゴライズが難しいが、首尾一貫して目の離せない演出で良かった。
怪物の出来も良いが、もう少し重厚感のある演出もほし
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飛べ!ダコタ(2013年製作の映画)

3.0

へぇ、こんなことがあったのか。と知ることができただけでも見る価値はあった。とくに意外な展開はないが意義ある作品。
比嘉愛未は沖縄人じゃなかったかしら?でも見事に佐渡の訛りで役にはまっていて、すばらしい
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Seventh Code(2013年製作の映画)

3.5

なんの知識もなく見た。後半で、あぁ、普通の映画じゃないのかぁと納得。
前田敦子の突然のアクションはたまげたが、意外にアクション演技がうまくて感心した。
ロシアの雰囲気は良かったが、中国人の女の訛りがあ
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春琴抄(1976年製作の映画)

3.5

原作既読で、すでに衝撃を受けていたので、ストーリー的には驚きはなかった。
総合的にはやはらこの作品は映像よりむも本で読んだほうが、文章による描写で想像しながらよんだほうが良い気がした。
三浦友和は役に
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眉山 -びざん-(2007年製作の映画)

3.0

阿波おどりに沿う舞台はなかなか効果的でもあって良かった。
しかし、宮本信子がただのうるさいババァなのか、医療について深い理解があるのか、どちらかようわからんかったのが残念。ラストも気の強い宮本信子らし
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東京公園(2011年製作の映画)

2.5

なんだか成仏できない奴がでてきたり、途中で診療を投げ出す医師がでてきたり…。リアリティー無くてちょっと期待はずれ、「東京公園」とかいうタイトルだけど、アンモナイトとか出されても、まったくなんのためのキ>>続きを読む

帰郷(2004年製作の映画)

3.0

帰郷して旧友と会ってドラマが始まっていく感じは良かったが、結末はなんかすっきりしない。
自分の子かもしれないコハルちゃんと過ごすのはいいけど、もっとその母親とのやりとりか、その母親の苦労エピソードをわ
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

4.0

世代を跨いでの恋愛ストーリー。でもそううまくはいかないだろう、と思ってしまう。例え親子とは言え、実際の人格は別なわけだし…。子世代の恋愛が成就したとしても、それは親孝行してやったぜ!ぐらいの浅い恋愛に>>続きを読む