たぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

自分の家族を想いながら見てしまう作品。
それぞれ生活のホームベースは違っていて、なにもかも本音でぶつかり合える家族でもない。しかし、なにかどこかで繋がっているという鬱陶しくもあるが逆にそれが孤独感を解
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.5

IMAX3Dで観賞。
ラストの、そこまでやっちゃうかと、やや興醒め部分があったり、むりやりなロマンスは不要な気がしたり、細かい部分はツッコミをいれたいが、概ね期待は裏切られなかった。じっさいこういうテ
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レイン・オブ・アサシン(2010年製作の映画)

4.5

この手の武侠アクションの駄作が乱発する中、さすが呉宇森、質が高かった。細雨が整形して、年増な顔(ミシェールヨー)になるより、逆に年増から若返ってもらったほうが作品としての見た目にも良かったのでは?
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ムーラン2(2004年製作の映画)

2.0

前作はよかったけど、今回はほとんどいいとこ無し。
前作は、風景の色感が、東アジアっぽい湿度を感じる濃さとブルー寄りの木々の緑色だったが、今作は、黄緑系で彩度だけ落とした感じだったので、ちょっとヨーロッ
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

泣けた。
しかし、当時を回想して語る役者陣が、ベテランで有名人過ぎて、なんかリアリティーが半減な感じだった。
20150806

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

原田知世版とはだいぶ違う感じだったけど、これはこれでよかった。
最小限のキャストと最小限の舞台、無駄がなくて良い。
ひとつ気にいらないのは、二の腕の裏にでる数字と、そのコテコテのSFっぽいフォント。残
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ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

3.0

呉宇森監督ということで観賞。
原作のお話はいいのだが、もうすこし呉宇森らしい男の友情的な部分がほしかった…。
20150730

金融腐蝕列島 〔呪縛〕(1999年製作の映画)

3.5

このてのサラリーマンものを見るのは初めてだったが、若い社員たちは皆頑張ってるなぁと感心。自分もサラリーマンだがこんな状況になったらオロオロしちゃうだけだわ…。
映画としても見応えあったが、男が好きそう
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

作品の舞台がコロニー内とその周辺だけで、且つキャストも最小限。これはオードリーヘップバーン主演の『暗くなるまで待って』に相通じる無駄の無さを感じる。
宇宙の浮遊感やCGのリッチさからして低予算とはいか
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

2.0

なんか、毒霧とか落雷とか、結局、ゲームのキャストがどうしようもない仕掛けだらけで、対人ゲームのおもしろさか無い。
同盟とか組んでも、それぞれの個性がいかされてない。
20150630

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

場面場面はけっこう見応えあってよかったが、ゲームのルールがコロコロ変わるのはなんか都合良すぎて興醒め。
20150620

理由(1995年製作の映画)

2.5

うーん、なんかスマートじゃないなぁ。最後の肉弾戦とワニ、なんかバカっぽさが残念。
20150617

ダライ・ラマ14世(2015年製作の映画)

4.0

渋谷ユーロスペースで観賞。
ダライ・ラマの人柄や亡命政府でのチベット人たちの生活がわかって有意義な内容だったと思う。
しかし、中国本国との問題解決には寄与しない内容、‥それはこの映画に期待すべきことで
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夜明けの街で(2011年製作の映画)

2.5

岸谷吾朗にしてはがんばってたけど、もっといいキャスティングできなかったのかなぁ。深田恭子、木村多江は良かったから余計に。
男は単純で、女は怖い。
東野圭吾にしては、期待はずれ…。
20150523

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

4.5

見応えがあった。たぶん東野圭吾の原作がすばらしいのだろう。
犯罪者の家族なら妹ももちろん糾弾の対象にされてしまうのは仕方ないとは思うが、この作品をみたら、このようなケアはしてあげるべきだなと思わされた
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ダブルフェイス 潜入捜査編(2012年製作の映画)

3.5

終わりが、原作とちょっと違った。これは次に繋げるため?

20150411

インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

4.0

レオンライ素晴らしかった。
時間軸で混乱させられるが、いろいろ謎がとけていくので、シリーズ通してすっきりさせてもらった。
20150405

インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

3.5

やはり前作ほどの興奮は味わえないが、前作のエピローグとしてたのしめた。
アンディラウ、トニーレオンがいなくても若手ふたりで絵がもつのは、意外な驚き。
20150404

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

5.0

終始ドキドキさせられ、常に、実はコイツは刑事で、実はコイツはヤクザで、…と考えさせられるので目が離せない。結末がどうなるか最後まで読めなかったけど、これ以上の結末は無いと思わせる文句無しの結末。
なか
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シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

2.0

唯一評価できるのは、北アフリカの映像が美しい、ということだけ。
そのほかはようわからん。なんでこのメンバーで旅してんのかわからんし、これといってドラマチックな不倫恋愛でもないし。旦那が病気になったら急
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.0

まず、手描き風のアニメーションという表現はよかった。かぐや姫が、感極まって走り出すシーンが、なぐり書きっぽくなったりするのも良かった。でもその勢いのあるのは、そのワンシーンだけ。もっと絵のタッチで、効>>続きを読む

妻への家路(2014年製作の映画)

4.0

20150310
文革とかでやや難しさもあるのかと思いきや、単純に切ない物語として見ることができた。
コンリーの、思い出したの?思い出してないの?とじらす、演技、演出が何度かあり、あざとさもあったが、
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

想像よりも人間ドラマがしっかりしていて良かった。
庵野の声も最初は違和感あったけど、見終わった後は、あれはあれでキャラの個性として良かったと思える。瀧本未織はいい女の声として文句無し。
2015022
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インビジブル2(2006年製作の映画)

2.5

透明人間というネタは、とりあえず、そこそこはおもしろくできるネタだなぁと思う。透明人間がどこにいるのかわからないドキドキ感は、やはり画面に釘付けにさせる力がある。
その透明人間ネタに、各作品で、これに
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時をかける少女(1983年製作の映画)

4.0

かなり昔の作品で、あまり期待せず、原田知世の擦れてない頃の初々しさをちょっと見てみるか、てな感じで見てみた。
でも意外に良かった。ストーリーもまだまだいけるクオリティだし、尾道の立体的な街も魅力的。
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告発のとき(2007年製作の映画)

3.0

軍人たちに纏わる社会が垣間見れたという点は良かったが、内容やストーリーは特筆する感想は無く、ふぅんそうなんだぁという感じ。軍隊はたいへんね。平和ボケの私には遠い世界。
20150131

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.5

子供と一緒に見るのには誂え向きな作品。展開が早く飽きずに見られる。
しかし、セリフが多い、ずーっと誰かがペチャクチャしゃべっててやかましくも感じた。日本語吹き替えがだめなのか、脚本からしてセリフ詰め込
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傷だらけの男たち(2006年製作の映画)

2.5

期待外れ…。
人物名が憶えられず、会話中の内容が理解できないまま進んでしまった。大筋の内容はわかったが、途中途中の展開が楽しめず、徐々に見てるのが苦痛に。
徐静雷は良かった。
20150125

未来少年コナン特別篇 巨大機ギガントの復活(1984年製作の映画)

1.5

外伝作品なんだろうけど、なんのために作られたのか疑問。本編に深みを与えてるとも思えないし…。
低予算で、小銭を稼ぎたかったか?
20141229

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.5

原作の質の高さが要因だと思うが、かなり泣けた。
主要な登場人物それぞれに同情できるが、それと同時に、それぞれ自分勝手で他人に迷惑をかけている面もあるので、駄目な人間たちだと蔑みたくもなる。一番の悪人は
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ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

4.0

ジェットリーのアクションが美しい!アクションの量は少なめだけど彼の主演作品の中でも、質が高いほう。腕を伸ばしながらの蹴りは、彼の美しくて優雅なアクションの代名詞。
ストーリーは分かりやすくて良いし、キ
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三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

4.0

アクションが良かった。さすがドニーイェン!それから攻城兵器が多く登場して、攻城戦の迫力が素晴らしかった。
しかし、ドニーイェンは見た目に関羽っぽさが足りない。それに、劉備の嫁さんに刺されたあとにあんだ
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バベル(2006年製作の映画)

2.5

豪華キャストで期待大だったが、なんかあまり感動はしなかった。各エピソードはリアリティーがあり、連鎖しているのもいいが、『言葉は違えど、世界はひとつで、現実味ある話ね。』以上の感想がなかった。
2014
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孤高のメス(2010年製作の映画)

3.0

夏川結衣、余貴美子の実力派揃いで、安心感があったが、とくに予想を裏切るような展開は無く、あまり印象深くは為らなかった。
20141228