たぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

4.0

実話を元にしていると言うけど、ほんとにこんなできた話が実際あるの?ってくらいコテコテのスポーツ青春もの。
実際、全米制覇しちゃってるんだからかなりノンフィクションベースなのは認めるとして、脚色されてい
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KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

2.5

甲子園での激闘は、ウルウル泣いてしまったが、作品としては評価低め。
前編はだらだらと長い気がするし、球児はみんな坊主頭なのでなかなか区別がつきにくい上に、キャラクター的なエピソードも弱い。
大事な台詞
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

舞台がずっと電話オペレーション室という設定に魅せられて劇場へ足を運んだ。
期待を裏切らない作品だった。
ただ、映像がオペレーション室の人間だけなので、キャストを顔で憶えるのではなく、名前と声で判断し「
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秘密(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作小説読了後、すぐに映画版鑑賞。
原作が良かったので、ちょっと期待しすぎてしまったかもしれない。長編小説だからこそ、豊富な各エピソードで各人のキャラクタがわかり、話や人物に思い入れや共感できるのだが
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

起承転結が明確で、教科書的なシナリオ。
ミュージカル仕立てで、衣装もカラフルに変化し、なんだかんだでハッピーな気分にさせてくれるが、ラストはほんのり寂しい。
泣けるらしいと聞いていたが、泣けなかった。
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雲南の少女 ルオマの初恋(2002年製作の映画)

3.5

ルオマ(李敏)の笑顔、バリエーションは無いが、魅力がある笑顔。口角がしっかりと上がり、美しい歯並びで、歯茎は見えない。多少硬さは否めないが、ほぼ文句無い笑顔。しかし李敏の演技全般については、やはりバリ>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

3.0

二度目の鑑賞。と言っても一度目はほとんど憶えてないので新鮮な気持ちで鑑賞。
岩井俊二作品の中でも比較的評判がいいので、だいぶ期待して観たがちょっと物足りなかった。

Café. Waiting. Love(英題)(2014年製作の映画)

4.0

中国語版しかなかったので、辞書を片手に一生懸命見てみた。隅々まで理解は及ばなかったが、なかなか感動させてもらった。
フランクフルトや豆腐花については無理があるが、お話自体はピュアなラブストーリー。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

原作未読
住野よるって男性作家だったのか(名前の「よる」って響きから女性かと勝手に思ってた)
美人で積極的な優等生が、暗いモテない男にグイグイ来るなんて、間違いなく冴えない男の願望による視点だから、女
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

ジャンル的には謎解きなのかな。謎解きより、もっと内面の心理ドラマを期待したのに…。
それぞれのエピソードがあるのは良いのだが、12人もいるので、それぞれのエピソードを語るには時間が足りなくて浅い感じに
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サスペリア(2018年製作の映画)

2.5

すみません、序盤でウトウトしてしまったので、ちゃんと観たとは言えませんが。
グロいシーンはあるものの、恐怖で怖いというよりも、おースゲーなぁと感心してしまう感じ。

はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)

3.5

中国語を習っていた先生に勧められたので、中国語の紹介文を見て、大方の内容は知っていた。癌で余命幾ばくも系のよくあるパターンねと思いながら観た。
予想通りな内容ではあるが、シンちゃんの明るい性格や「乳ポ
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

子育て経験者には共感できるエピソード満載で日常のあるあるとしてはそこそこ楽しめたのだが、タイムトリップものとしては各エピソードが弱いというか、タイムトリップしてクンちゃんに教えるほどの事でもないような>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

今、旬の女優、有村架純、吉田羊、波瑠、石田ゆり子ら、四人も使うとはかなりの制作費かと思う。
その分、ロケ地については、カフェがほとんどなので、このへんで制作費が抑えられてるのかな。
それぞれのキャスト
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闘茶 tea fight(2008年製作の映画)

1.0

香川照之、戸田恵梨香、エリックツァン、なかなか豪華なキャスト陣。
しかし、つまらなかった。
お茶の呪いだの、雌茶雄茶を合わせると呪いが解けるだの、ファンタジー感が強いのと、コメディ感もある演出なので、
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台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)

3.5

心揺さぶられるほどではなかったが、少し優しい時間をもらえた気がする。
キャストがみんなちょっとスキがあり、親近感がある。
BGMが、なんか平和感があるから、優しい作品に感じるのかも。
日常の人間関係に
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

5.0

仕事の参考のために観たのだけれど、こんなにも心を揺さぶられるとは思わなかった。名作である。
安室(綾野剛)は、七海(黒木華)をもともと嵌め込もうとシナリオを書いていたのか、またはほんとにその時その時で
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変身(2005年製作の映画)

2.5

原作読んでないが、東野圭吾なので期待して観た。
しかしなぁ、2時間弱でこのテーマを扱うのには時間が足りない気がする。それ故、あまり感情移入する間もなく終わってしまった感じ。
これを観ながら「アルジャー
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

リンが安藤サクラにハグされているところで泣いてしまった。他にも随所にうるうるポイントがあり、血のつながりはなくても、このようにお互い助け合いながら生きて、犯罪はしても、仲間として家族として絆が深まって>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

後半や最後が面白いという評判だったので、観てみたが、あれれ、終わり?‥‥ところがどっこい、評判通り、そこからが面白かった。
計算されたカメラワークに感心させられるし、不自然な演技にも納得できて、なるほ
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.5

私にとって台湾版は大絶賛な作品だったので、日本リメイクは是非とも見なければと思って、ようやく鑑賞。
しかし台湾版を越える感激は無かった。
台詞、カメラ割、制服、齋藤飛鳥の表情、結構台湾版を踏襲している
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.0

市原隼人がこんなキャラを演じていたとは。
その他登場人物の名前がよくわからなくて、ちょっと一回見ただけじゃ細部まで理解できていなかった。
それもあってか、岩井俊二作品としては評価低め。
レイプや援交、
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.0

こういったアニメの作り方もあるのかと感心させられた。
いわゆる眼の大きいアニメ絵ではないのに、微妙な頭や身体の動きで、表情や感情が読めて素晴らしい。
新しい学校でも自分自身を強く持っているアリス、この
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雲南の花嫁(2005年製作の映画)

3.5

自分の中で少数民族ブームが来ているので、ちょっと甘めの採点。
雲南の彝族の民族衣装が女性キャストを存分に引き立たせている。主演の張静初の顔や演技も万人受けする美しさと明朗さ。
マイナスなのは、ふたりの
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.0

私には理解できない男同士の世界。
張国榮にとってはリアルな演技というか世界であろうから、やはりハマっていた。「覇王別姫」といい、張国榮はこういう嫉妬で狂う感じ、アンニュイな感じがハマっていて、流石とい
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詩季織々(2018年製作の映画)

2.5

オムニバス三作品あって、全て中国の都市が舞台になっているというので、中国っぽい景色が売りなのかと思いきやそうでもなかった。一話目は湖北と北京、三話目は上海。で二話目はどこだったの?上海?北京?
一話目
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

自分の奥さんを誘拐させて義父からお金を取ろうという計画が、実行するうちに徐々にズレて破綻し犠牲者が増えていく。結局は誰も得をしない結果に。婦人警官の周囲は健全で救いがある。
劇中、「へんな顔」で表現さ
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劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢(2014年製作の映画)

3.5

進撃の巨人は話題になっているにもかかわらず、今まで漫画もアニメも見たことがなかった。NHKでたまたま特集放送されてたのでまとめて見た。
マヌケな体裁の巨人たちとシリアスな雰囲気の兵士たち。このコントラ
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奇跡(2011年製作の映画)

3.0

大人の都合で境遇を左右された子供たちの、逞しく生きていく物語。
別居、九州新幹線開通、阿蘇山噴火など周囲にふりまわされながらも夢を抱いている子供たちは清々しくて美しい。
いきなり泊めてくれちゃう家庭、
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それから(2017年製作の映画)

3.5

ほとんどが男女ふたりの会話で進行する構成がいい。
ときおりデジタルっぽいズームアップや、昔っぽい音が割れたBGMが気になるが、なんか意図はあるのか?

マンハント(2018年製作の映画)

1.5

ジョンウーでこのダメさ。
オリジナルの「憤怒の河」の良さも出てないし、ジョンウーの男の友情の演出も全くうまく行ってない。
ジョンウーらしいなと思える唯一のことは、女性が魅力的に描けない事。なんだあの孤
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

冷戦当時の雰囲気、彩度を抑え気味の色感が良い感じ。各出演者のキャラクターもわかりやすくて見やすかった。
しかし
正直言って終盤は引いてしまった。正体わからんカッパとやっちゃうか。どんな奴が生まれるのか
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

2.5

序盤の、幼いモアナが浜辺で亀と一緒にいる場面の水の表現が、CGとしてキレイだった。
その他特筆すべきことはない。後半ほとんどファンタジーで眠くなった。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.5

オリジナルの韓国版から見ようと思ってたが、金曜ロードショウでやってたので、日本版を先に見てしまった。
前半の藤原竜也の狂気感で惹き込まれるし、中盤の展開でまた惹き込まれる。
藤原竜也はこういう狡猾なク
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砂と霧の家(2003年製作の映画)

3.0

一生懸命生きて、思いやりもあって、家族も大切にして、でも悲劇へと落ちていく。
いったいこの作品で何を伝えたかったのかよくわからない。とにかく悲し過ぎる。

天使の涙(1995年製作の映画)

4.0

公開当時見て、20年以上たって二度目の鑑賞。
内容はかなり忘れていたので、新鮮な感じで楽しめた。
ウォン・カーウァイ作品の良さがわかるよようになったので自分の成長を感じる。
当時のレオンライやミシェル
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