takeitさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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不知火海(1975年製作の映画)

3.9

海の生き物のみずみずしさが本当にお腹を空かせる
食べれないのがもったいない

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

ジアメリカ
50年代ノスタルジアと2000年代ノスタルジアを二重に味わえそう
定型文のよう

マリン・スノー-石油の起源-(1960年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

すごい人は何撮ってもすごくなる

紫の家の物語(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ウクライナ紛争だからタルコフスキーって安易な気がする

ニッツ・アイランド(2023年製作の映画)

4.3

全て仮想上の世界で撮られた作品
たとえば、地球上のすべての情報が未来の超進歩したAIによって処理されるようになり、可能的に撮られうるショット、シークェンスなどがすべて撮影されてしまった場合、映画はどう
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

そんなにこわくない
精神医学批判とかほしかった

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

フォレスト・ガンプとかタイタニックとかパロディが多くてよかた
大企業を破壊してもまた別の企業が競争に勝って登ってくるだけなのでシステムに対抗した方がいいのでは

アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

久々に鑑賞した映画が傑作だった
途切れ途切れだったのでまた見直したい

緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ピカっと光ったんです

阿賀に生きる(1992年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人々の生をよく描いている
集合写真でフィルムが切れるシーンはユーモラス
ちらっと映る曲がった指が、楽しそうなシーンとの対比で際立つ
川で生を実現してきた人々が、回復を遂げる
夕日でシルエットになる阿賀
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

あの取ってつけたような黒人の子供にアメリカ理想主義の欺瞞が見える

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ガソリンスタンドの電気が全て消えて、そのあと雲の間から月が顔を出すショットへの切り替わりが完璧だった

自殺サークル(2002年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

JRの接近音みたいなやつがめっちゃ怖く感じた
見慣れてるものが来るときつい

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アングラ演劇とかの雰囲気ってこういう感じだったのかな
マリノフスキーの本が出てきたり、古本屋で並んでそうな本が新品だった時代を見ることができる
文化記録とかになりそう
法大ウニベルシタスはこの頃からあ
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シュルレアリスムのオマージュ(キリコとか?)が印象的
マモーのクソデカ脳みそが宇宙に旅立つシーンは2001年宇宙の旅と似てる気がする

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

事後的に、物理的証拠や主観的証言を元に捜査を続けても出来事の真実そのものには辿り着けないのかもしれない

悦楽(1965年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

時々見える加賀まりこと農林水産省の小役人の幻覚がエヴァみたいでいい
ベッドシーンで出るディゾルヴのラッシュは震える女の身体をまるで砂漠のように見せてた
前よりアーティスティックになってきた感
ちゃんと
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

母親とか妻みたいないろんな役割から解放されてみんなで踊るダンシングクイーンがよきでした
やっぱりハレとケというか非日常はいいね

白昼の通り魔(1966年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

犯人の主観ショットの眼差しがまあねちっこくていい
白昼の名の通り画面が真っ白、忘れられた皇軍みたいにクロースアップ目立ってた

陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

みんなが平等に夢を掴めるというアメリカンドリームに異議を唱える作品
どの国でも選挙権だとか人権が与えられてるからみんな平等みたいに勘違いしがちだけど、階級を忘れたらダメ

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

神がかり的なラストシーンに余韻が止まらない

太陽の墓場(1960年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

多分、彼らに似た人々は記録を残すことができなかっただろうから、ここで、フィクションでも、描くことに価値は必ずある。
忘れたら絶対ダメだ。

青春残酷物語(1960年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

虚しい
青春のエネルギーは砂の中に消えて二人は無惨に死ぬ

少年(1969年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

疲労困憊すぎて一番寝たくなかった作品で寝てしまった
女の子の頭から出る血と赤い長靴の対比が印象的
最後主人公が親と訣別?するのは万引き家族と似てる?

浪華悲歌(1936年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

当時のネオンがこんなにも輝いていたなんて知らなかった
小津はシンガポールでグリフィスを見て敗戦を確信したらしいけど、そんな絶望的に差が開いてたのか?
シナリオだけ読んだことあって胸糞悪かった記憶があっ
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どついたるねん(1989年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

感情が動くスペクタクル
ただホモソーシャルの問題がちょっとある(女にボクシングはわからんっていうセリフ、特に解決してない?)
あとロッキーに似てる
ちゃんとボディばっか打ってくるシーンはボディ多め、カ
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(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

引きこもりがちだった主人公が、抑圧を乗り越えてただただ生きるために逃げ続ける物語
自転車も泳ぎもできなかったのに周りの人たちの力を借りて成長してた
吐きそうになるような辛い瞬間も手を握ってくれる人の力
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楊貴妃(1955年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

旧来的な価値から飛び出して街に出るアプレゲールな感じ?の楊貴妃
案の定、封建社会の犠牲となります
最後のプラトニックで観念論的で、幻想的なラストは老いの表れ?

月見草(1959年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

制度的な婚約の苦しみに悩んだ女の死が兄弟の絆のつまらん糧として消費されるところで溝口より劣る
フロイトの「パンか学問か」という現実原則と快感原則の対立でいうと弟と女は食えなくなっても愛を果たすことを誓
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近松物語(1954年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

お玉(嫁入り前)は権力者の男に無理やり言い寄られるし、おさん(嫁入り後)は浮気されるし、岐阜屋のお母さんは息子に振り回されるし、女子の不義密通だけ磔になるという非対称性とか封建社会の
本懐をを遂げた主
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わが映画人生 黒澤明監督(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本書きはコツコツ下を向いて積み重ねると山登りみたいに頂上に着いてるものらしい
映画制作において労働者側がヘゲモニーを握られている状況はこの頃から変わってない模様