このレビューはネタバレを含みます
これ見た後の帰り道、飛行機が空に飛んでて、たまらないぐらいのびのびとしてるように見え
相手から距離を取って対象(センセーショナルな事件)として見るというよりかは、むしろ内側から見たちょっとした瞬間だ>>続きを読む
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なぜ地中海の浜辺はかくも美しいのだろう
曇天の地方生まれだからそう感じるのかもしれない
倒錯的なカメラワーク(窃視者的)が気になる
妖しい魅力が詰まってる
最後に身だしなみを整えたのは死化粧でもあるの>>続きを読む
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カメオ出演でチラッとカメラ目線のヒッチコック
伝説のシャワーシーンもよかった
排水口と目のフェードアウト
本当に呼吸してる感じがしない演技
沼の前に佇むノーマンの恐ろしさは逆光もあるし白黒ならではかも>>続きを読む
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手錠無しで二人が手繋いでるラストはよき
伏線回収がうまい
途中の逃亡劇もスリリング
途中の滝は結構人工的な見た目だったからセットなのかな
39階段については触れられなかったけどマクガフィン(機密情報)>>続きを読む
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二人の軽妙な掛け合いがいいハーバード大学物語
愛とは後悔しないことって言われてたけど、最初のモノローグからすると結構回想してる感じがする
意外とお父さんにお金借りてるしボンボン
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二人がイチャイチャしてて気まずそうに目を逸らすワンチャンいいなって思ってたら思い切り殺されてて泣いた
犬殺して犬の真似て、友情を返せよ
絵のショットがしばしば挿入されるのはHANA-BIに似てた
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下からの照明とかクロースアップを上手く使って動揺とか恐怖みたいな主人公の感情を観客にも伝えよう(同一視を容易にしてる?)としてたシーンが気になった
フェリーニ作品はそんななたくさん見てないけど因果応報>>続きを読む
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ジャマールとフォレスターおじさんの絆の物語
こういう師弟ものみたいな映画は好きです
しかも一方的にジャマールが教わるだけじゃなくて、むしろフォレスターの方も彼から勇気を貰って外へ、他者へと一歩踏み出し>>続きを読む
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思わせぶりな表情とか背中で誘われる(意味を探りたくなる)ショットが多かった
中国で戦病死することになる山中貞雄の映画が途中出てきたのは気になった
Cureに似てるところだと、ばつ印のテープとかバスに乗>>続きを読む
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ユーモラスな演出がいっぱいあって良かった
言われてるほど反戦のメッセージは強くなかった
世界劇場では演じたい役を演じられないときが多々ある。特にドン・キホーテみたいに一時代前の立派な役職に憧れる人は、>>続きを読む
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懲りないロマンチックなジェントルマンの話
落ち着いた音楽とかタッカーの醸し出す落ち着いた雰囲気が好きだ
ゆったりとしたいい映画
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非日常を衣服のように脱ぎ着するのではなくて、もはや新しい皮膚のように、ドラクエの呪いの装備みたいに取り返しがつかなくなるように被ろうとしてたように見えた
非日常的な言葉で編まれるボードレールの詩を物知>>続きを読む
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嵐のようなモンタージュや映像の歪み、フェードアウトとオーバラップの繰り返しが印象的
精神病患者が同じ動きを繰り返したり同じ場所をグルグル廻るのと、途中でカメラがグルグル廻るのはなんか対応してる気がした>>続きを読む
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平衡ではないカメラワーク、事物越しに人物を撮る手法とかがいっぱいあった
脚本の薩川さんは新世紀エヴァンゲリオンの脚本を担当しているし、実相寺さんはウルトラマンシリーズで有名
ペーパークラフトのシーンは>>続きを読む
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アメリカ文化に酔いしれて、アメリカ兵のおこぼれに群がるバカヤローな状況から立ちあがろうという気概が見えた
上に吊るしたカメラがグルグルするシーンはよし
01:11:15あたりの、道路の真ん中に立つ貫市>>続きを読む
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京都の歴史や監督の京都への思いを学べる作品
大島母を呼んで二人の息子の面倒を見させた大島自身も、彼女の束縛に加担してたとこはあったかもしれない
織田信長になって京都を焼きたいとか言ってた割にはノリノリ>>続きを読む
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ドアの上からショットとか車の下からショットみたいな面白い画が見れた
若干どうなってるのか分からない戦闘シーンもあったけどそれ以外は良かった
海辺の光景が特にいい
サソリのオーグが強そうだったのに画面外>>続きを読む
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女性観について聞かれるのが嫌って言ってた割には結構話してた
彼の母親が男性社会の犠牲者であるが故に、「Can I help you?」という心持ちで女性向けの服を作っているとかなんとか言いつつ、ヒモの>>続きを読む
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日本人にも韓国人にも位置付けられない閾に属するため、どちらの国からも補償をされない人々の話
こいつは我々の集団に属してる人じゃないからどうなろうが知ったこっちゃない、なんて世界に誰が住みたいのだろう
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苦境の中でなんとか希望を掴んでも、悲しい雨がまた降ってくる時もあるし、何やってもうまくいかないなって思う時もあるけど、自分にとって大切なものを抱えながら進むのは生きる上で大切
多数派の些細な行為が少>>続きを読む
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芥さんは言葉とか制度みたいな関係性から解放されようとして演劇(身体)や革命に向かってる人に見える
議論の中では三島由紀夫は結構横綱相撲というか胸を貸してやってる印象があった
にしても赤ちゃんおとなし過>>続きを読む
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地球の裏側の太陽は美しかった
ブラジルを自然やカーニバルを肌で感じられる
オルフェは太陽が昇ったり沈んだりするのと同じで絶えず繰り返されるのかな
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モノローグ多かったのは叫びを他に伝えるためかもしれない
ベトナム戦争はエグ目の罠の印象が強かったのであんまり映らなかったのはそういうことかなと
俳優が揃いも揃って(石原さとみ以外)顔に何も塗らずに(あるいは塗ってないように)撮ってるのが印象的
あんなすごいかっこいい人でもメイクしなきゃ意外と私の肌と似ていて親近感湧き
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統合失調症は、言葉でよりも映像を使って症状を再現する方がよっぽど色んな人に大変さが伝わると思う。
もちろんこの映画もそのまま再現してるわけではないだろうし、多少演出も入ってるだろうけども