CANACOさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

CANACO

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ゲーム(1997年製作の映画)

3.3

20代の頃に観て、ものすごく疲れました。主人公と一緒にめちゃくちゃ走らされ、焦らされ、イライラさせられます。それだけでは終わらないのがデビッド・フィンチャーなのですが、金持ちによる度を超えた◯◯……感>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.9

デビッド・フィンチャーがこの脚本を撮ってくれたことに感謝。ラストを変えなかったことに感謝。犯人が抱える鬱屈と狡猾さ、ミルズの若さのコントラストが鮮明。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.9

デビッド・フィンチャーが好きなので鑑賞。目を背けたくなるほどグロい描写が多いにもかかわらずまた観たくなるのは、監督の表現が恐怖や孤独だけ与えるものではなく多角的だからだと思う。これだけ猟奇的な作品でも>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.5

ノリと勢いで成し遂げるベンチャー感がリアルに伝わってきます。大学生の軽薄なノリにうんざりするシーンもありましたが、鑑賞後の気分は悪くなかったです。地味だけどほろ苦くて笑えるラストシーンはお気に入り。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9

あり得ない物語なのに主人公の純愛に胸を打たれます。ピタリとハマる瞬間を待って待って、そしてハマった時代の幸福感がたまらなくメロウ。切なさは残るけれど好きな作品です。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

エドワード・ノートンとデビッド・フィンチャーが好きなので、たまらないです。ただの暴力的な映画で終わらせないところが監督のすごいところだと思います。

何者(2016年製作の映画)

3.0

原作未読。鑑賞の気分はあまりよくなかったです。生意気で自己中な若者たちの群像劇、みたいな。この物語の中に山田孝之くん演じる先輩がいるのが救いでした。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.0

ホラー映画が苦手なのに観てしまった作品で、内容は超つよい虫と戦う戦争映画。

これまで見たことがないようなバカみたいな死に方で人がどんどん死んでいくので、「こんなクソ映画あるか!」と思っていました。が
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

ビョークファンなので劇場で鑑賞。サントラは何度聴いたかわからないくらい。

「よくこんなの何回も観られるね」と周囲に言われながら、劇場で3回観ました。他のラース・フォン・トリアー作品を観る前だったので
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

見た目ほど明るい話ではない。でも、心の奥の方からじわっとこの作品を愛する気持ちが生まれてくる。冒頭のハッピー感だけいただくために100回繰り返して観てもよいかもしれない。鑑賞後、サントラ購入。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

何書いても、きっとみなさんと同じだと思うので、書きません。低予算映画バンザイ。制限が多い中でもいいものを作ろうとするスタッフさん、バンザイ。

シカゴ(2002年製作の映画)

3.7

公開時にサントラ買いました。未だに時々聴きます。ワルで野心家だけど、ギラギラしてる感じにセクシーさを感じる。主役の二人もさることながら、リチャード・ギア演じる役が色っぽいですね。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

けっこうグロい。でも、かなり面白く、いつか観ようと思っている人はぜひ観てほしい。テンポよく観られますし、原作がよいのかストーリーもよく、爽快。観終わる頃には歌いたくなります。本作品でクロエちゃんのファ>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.9

男くさい(褒め言葉)話だと思いますが、心が熱くなりました。『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』が好きな人には観てもらいたい作品。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

大人の絵本のような映画。こういう作品を素直に好きといえる自分でありたい。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

アメリカ映画にひどい偏見を持っていた時期があったのですが、「ごめんなさい」と感じた作品。明るくはないけど心を掴む物語と、暗いけど艶っぽい映像。また観たい、好きな作品です。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

明るい作品ではありませんが、4.0以上つけざるを得ないミステリー映画の名作。

初見のとき、ラストで「うわあああああ」と爪先からゾワゾワした感覚をまだ覚えています。誰とは書かないですが、あの方の演技が
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ボディガード(1992年製作の映画)

2.5

歌はよいのですが、ご都合主義なストーリー苦手。ケビン・コスナーと相性悪いのかもしれません。

ポストマン(1997年製作の映画)

1.3

3時間弱かけて「なんの話やねん!」と突っ込ませて、失った時間に対して虚しい気持ちにさせる映画だと思っています。

主人公中心に進むご都合主義な感じも苦手で、ワースト映画を挙げるときには必ず口にする作品
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妖怪大戦争(2005年製作の映画)

2.1

ちゃんとした映画作品だと思って観るとしんどいと私は思いますが、CGや特殊メイクは頑張っているし、水木先生の思いはちゃんと込められています。ただ、尺が長すぎるかなぁ。

バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

1.5

決して真剣に観てはいけない作品。「トラーーーーーーーーーーーイ!!!」に尽きる。面白いからそこだけもう一度観たい(が、一生観なくてもよい・笑)。本作よりも長作の「特別編」もリリースされているが、苦行だ>>続きを読む

ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.8

切なさはあるのだけれど、これでいいじゃないか!と思わせくれる作品。この映画をキッカケにラストシーンの曲が好きになりました。ジュリア・ロバーツ演じる彼女がやってることはどうかね〜なのですが、不快ではなく>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.1

3回ほど鑑賞。ダメなところがある人ばかりかもしれないけど、人生って素敵やんと思わせてくれる映画。あやふやなままでよいと赦し、赦される感じ。好きです。

ヒミズ(2011年製作の映画)

3.9

耐えがたいほどの逆境にめげずに生きていく姿はとてもカッコよく、染谷くん演じる主人公がとても好きだ。原作が好きだったので園子温監督がどんな風に映画化するのか楽しみだったし不安でもあったけど、この作品は成>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

4.2

この窪塚くん演じる主人公は、私にとって本当にカッコいい、ヒーロー的な存在。彼の怒りはもっともだし、このような境遇に置かれている人は負けずに頑張ってほしい、と思う。2度観ていますが、また観たい。

エスター(2009年製作の映画)

3.8

ホラー苦手ですが面白かったです。エスターの頭の良さと、まんまと嵌められていく周囲を見続けなくてはいけない恐怖。狂ってはいるけど、ただのサイコパスやモンスターではないところが個人的には高評価です。

メメント(2000年製作の映画)

3.2

公開時から見ようと思っていたのに、2019年にようやく鑑賞。ずっと友人知人から「好みだと思う」と勧められていたため期待値が上がってしまった……。
そもそも、この状態で車の運転したらダメでしょとか、なぜ
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渇き。(2013年製作の映画)

2.9

中嶋哲也監督ファンなので視聴。暴力描写と血まみれの映像がてんこ盛りなので、ホラー映画が苦手な私は見てて疲れました。小松菜奈さんはハマってました。役所広司氏は「テメエ……」と「ぶっ殺す!」を何回言ったか>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

ストーリー性はあまりないのだけど、「エイリアン」を彷彿とさせる作品。
孤独な状況で恐怖と闘うサンドラ・ブロック演じる主人公に共感した。主な登場人物がほぼ一人というのも新鮮。CGにいくらかかったのか、ど
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

暗い作品にはあえて4.0以上つけないのですが、これは別格。テンポのよさ、伏線、どんでん返し、演技。なにをとっても好みで、このような作品を生きている間にできるだけ観たい。

俳優としてエドワード・ノート
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

2度目の鑑賞。お見合い候補にムロツヨシ氏が入っているなど1度目では気付かなかったことがありました。堺雅人氏演じる主人公に1度目以上にイライラさせられましたが、テンポよく楽しく見られる良作だと思います。

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