ビリー・ワイルダー作品鑑賞8作目。
ジャック・レモンとジュリエット・ミルズが、時に裸になりながら熱演?するラブ・コメディ。
富豪の息子役のジャック・レモンは当時47歳。母の生き様に理解を示す自由奔放>>続きを読む
ビリー・ワイルダー監督作品鑑賞7作目
「アパートの鍵貸します」にも出ているフレッド・マクマレイが主演。鋭い判断力を持ったニヒルな保険営業マンのマフが、美しい人妻に溺れていくさまを上手く演じている。>>続きを読む
ビリー・ワイルダー監督作品鑑賞6作目。
有能で向こう見ずな若者が、可愛い娼婦にとことん惚れ込み、人生がぐるぐる(展開ではなく)旋回する物語。
今の時代ではアウトっぽい犬の扱いや食肉工場シーンがあります>>続きを読む
ビリー・ワイルダー監督作品鑑賞5作目。
トム・イーウェル演じる、真面目だけど強めの妄想癖を持つ出版社勤務の男性が、妻と息子が夏季休暇で不在の間、2階を間借りしているモデルの女性によからぬ思いを抱いて>>続きを読む
ビリー・ワイルダー監督作品鑑賞4作目。
刑事コロンボ32話「忘れられたスター」の原型を鑑賞できた。内容は「忘れられたスター」よりもはるかに重く痛々しい。ジャケットを見たとき、女優の目つきが不気味であま>>続きを読む
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三谷幸喜作品好きな人には強くお勧めしたい一本。1時間25分台からの面白さは異常。伏線回収命な自分としては冒頭の出来事をしっかり後半で回収するところに惚れ惚れ。さらにビリー・ワイルダーが好きになった。>>続きを読む
「情婦」でビリー・ワイルダーに惹かれ、本作初鑑賞。
恥ずかしいことに、ゲーム作品のように、映画は昔の作品よりも新しい作品の方が、脚本は複雑で奥行きがあると思い込んでいた。
タイトルだけ知っていて>>続きを読む
謎解き物、法廷劇が好きな方全員に観てほしい、映画史に燦然と輝く金字塔。最後に「結末は決してお話しにならないように」とテロップが出るが、今ではよくあるこの手のテロップの先駆けだったのではないか。もっと前>>続きを読む
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知と悪について描いた、幻想的なモノクロ寓話。
キレキレの判断力で人間を見抜き、悪と向き合う少年。対するは牧師の姿をした悪魔と呼ぶべきサイコパス。モノクロの映像は切り絵のように繊細で美しい。公開当時は>>続きを読む
マーティン・スコセッシ×デニーロ、さらに「恐怖の岬」のリメイクということで期待値高めで鑑賞。
スコセッシ監督らしい、といってよいかわからないけど、オリジナルで気になった善と悪の二分は完全になくなり、欲>>続きを読む
色恋絡みではないが、ストーカー犯罪作品の先駆け的なもの。1962年公開。
法に触れないギリギリの嫌がらせをしながら、自分を有罪にした証人の妻子を強姦する気満々な男。本物の悪を演じるロバート・ミッチャム>>続きを読む
昔から気になっていた作品をようやく観た。
想像していたよりも、スター選手の後をつけ回し、イカれていくまでの描写が丁寧。
そのせいか、ホラーのような怖さよりも、夢を捨てきれないまま大人になったお父さんの>>続きを読む
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ホラーは苦手だが、サスペンスは好き。スリラーは時々頑張って観る。
世界一ハンマーを持たせたらヤバい女としてその名を轟かせたアニー(キャシー・ベイツ)。
天才猟奇殺人者のモデルを刷り込んだのが「羊た>>続きを読む
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2は1985年と1955年を軸とした「BTTFリターンズ」という内容だったが、3の舞台は1885年の西部開拓時代。1でカルバン・クラインだったマーフィー、本作ではクリント・イーストウッドとして活躍(笑>>続きを読む
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ああ〜楽しかったね〜と、家族みんなでニコニコできるTHE娯楽大作2。
「BTTF リターンズ」というべき内容で、1955年11月12日のすったもんだがもう一度見られる、しかも本作のストーリーと並行して>>続きを読む
初老の発明家・ドクおじぃと高校生のわんぱくマーフィーが、ワチャワチャしながら過去と現在を往復する話。二人のやりとりは終始ハイテンション。この熱量でよく喉枯れなかったなと思う。
ドタバタ劇にならず、観>>続きを読む
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脚本が再びテッド・タリーになり、トーンがかなり戻ったことが嬉しい。(「ハンニバル」だってデヴィッド・マメットとスティーヴン・ザイリアンで、決して悪くはないはずだったのに)
ハーヴェイ・カイテル、フィ>>続きを読む
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ホラーは苦手だが、3作目を観たさに頑張った。
こんなに主役の雰囲気が変わるなら、もうシガニー・ウィーバーでいい。クラリスはリプリーにしか見えず、レクター博士は人間のかたちをしたエイリアンに見えた。>>続きを読む
静かで上品。孤独と狂気と理性のバランスがとてもよい。
1991年公開なので、オープニングの映像処理技術の古さに驚くものの、その驚きはすぐ消え去り、クラリス訓練生とレクター博士に引き込まれる。全体を通し>>続きを読む
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本作も2時間超。各作やや長いと感じたものの、濃い3部作だった。前作と異なり、表情に憂いが差したウェイン、諦め始めた万能アレックスおじぃ、レイチェルがいないことにしんみりする。
ノーラン氏は、『バット>>続きを読む
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上映時間が約2時間半と長いが、名作といわれるだけのことはある。「セブン」を思い出させる悪の表現、正義感と怒りは人を暴走させる、というエッセンスが入っている。なので非常に満足した。残念なのはレイチェル役>>続きを読む
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バットマン3部作の1作目初鑑賞。
というよりもバットマンシリーズ初鑑賞。
バットマン誕生物語なのですね。
やや長いが、インセプション、TENETの後に観たせいか非常にわかりやすく、それほど飽きない。>>続きを読む
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夫婦の心が離れていくさまを描いた映画なので、正直私には退屈だった。「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」と比べると。
商業映画を揶揄する表現があるが、その本作にこれでもかというほどブリジット・バルドーの>>続きを読む
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ざっくりいうと、サイコパス女と頭でっかち男の、気まぐれ殺人逃避行ストーリー。刹那的というか刹那しかない。それゆえに、意味がなくても眩しい。
人間の尊厳より自分の観念のほうが大事で、二人は男のエゴと女>>続きを読む
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名画といわれている本作。古さを感じさせない、はじける若さと熱量に驚いた。YouTubeで映画を制作しようと、若い社長やらモデルやらが勢いとセンスだけで作ったような作品というか。
直訳すると「息も絶え>>続きを読む
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大人向けのファンタジー、ハートフルコメディとして観れば良作。アニメ化すればいいんじゃないかなと思った。私はハマらないだけで、あたたかくて優しい話が好きな方には本当に良いと思う。
個人的にはですが、「>>続きを読む
骨組みはS級なのに、肉付けがB級映画な不思議な作品。日頃なら見ないタイプのパッケージだけど、動画サイトでネタバレを観て興味を持ち鑑賞した。
原作があるとわかり納得。タイムパラドックス、タイムリープも>>続きを読む
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デヴィッド・フィンチャーのお父さんが脚本を手がけている。
「市民ケーン」が実話をもとに練られた作品であること。しかもその内容は、いったん成功を収めるものの、最終的には金も妻も仲間もみんな失う話であるこ>>続きを読む
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高校時代に観て理解できなかった作品を再鑑賞。解説サイト未読。
過剰なほどのクローズアップ、激しい喧嘩シーン、ケーンの横柄さ、ヒステリックなほど煽る音楽とモノクロ映像で、強烈なインパクトを与える。ラス>>続きを読む
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インターステラー未鑑賞。
たぶん理系脳のノーラン節炸裂の本作。時空を映像化することが監督の使命なのか、人間ドラマは本作も少なく、共感しづらい登場人物が多い。ニールはすごくよかった。「The TENE>>続きを読む
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マジックのタネは、知ってしまうと単純でつまらない。そう劇中でも何度か言っているが、本作のラストもまさにそうだった。
結局、二人の男性がエゴとエゴをぶつけ合う話で、師匠のカッターもトホホと感じているに>>続きを読む
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行動と人格は切り離すことができるか。
この家族の行動はよくないが、だから人格に問題があるといえるのか。そんな映画だった。家族の構図の深層、そこにある歪みを観ながら自分の倫理観を確認し、家族とは何か考え>>続きを読む
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泣ける作品が良い作品とは言い切れないけど、とにかくすごく泣かされる。
「浅田家!」の中野量太監督・脚本作品。本作も一般的な枠に収まらない家族のかたちが描かれている。幸野家を演じた人たちの演技力が、並>>続きを読む
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「シャッターアイランド」のディカプリオ好きならお勧め。「(500)日のサマー」好きなら、優柔不断じゃないジョセフ・ゴードンを見たい人にお勧め。
SFアクションとディストピアをを足して、夢でグツグツ煮>>続きを読む
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どんでん返しがあるよ、と人から勧められ鑑賞。感動や恋愛カテゴリと思われる作品を避ける傾向があるので、これは勧められなければ観なかった。
結論からいうと、登場人物全員が基本的に愛によって行動しているの>>続きを読む
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全体的に色褪せた、枯木のようなトーン。疲れているときに観るのはあまりお勧めしない。
大富豪の家に生まれたものの、母親からの愛や共感を得られない息子。なりたい自分になるべく多額の資産を使ってもがいたが>>続きを読む