KKさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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7つの贈り物(2008年製作の映画)

3.5

7つの贈り物。

序盤から中盤にかけて、物語の繋がりやタイトルの意味が全然分からず、ウィル・スミスが自分勝手に他人に幸福を押し付ける作品かと思ってた。だけど、徐々にベンの過去が見えてきて、ああ、そうい
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

自分であって自分でない。

自分では本当の自分ではないと分かっているけど、周りの環境、社会の中で生きていくためには自分を偽らなければいけない。
自分は人とは違う、女性のような心を持っていることには気づ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像と曲、歌は最高!!オープニングからの圧倒的なビジュアルは凄し。それだけでも一見の価値はあった。

だけど、、、ストーリーへの納得感はあまりできなかったな。
「ようこそ<U>の世界へ。現実はやり直せ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

This is true storyのオープニング好き


ご本人登場、誰の視点か分からないカメラワークと演出、会話をしながら場面が切り替わる手法はなかなか新しくて面白かった。

だが、あまりにも、、
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.9

しょっぱなから尖りきった作品。

レビューを見ると、全く共感できないという意見が多い中、少なからず共感できてしまった自分はおかしいのだろうか。


「生きるってなに」

「死ぬってなに」


こんなこ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバートダウニーJr、キャストが豪華。
この3人出てるだけでテンション上がる。
とはいえ、内容が内容だけにそんなところに構っている暇はなかった笑

3人の演技
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ディズニー映画ってめちゃくちゃストーリー考えられて作られてるよなぁ。
そこが良さでもあり、物足りなさでもあるんだけど、いい人は紆余曲折あってもいい人で終わるし、誰が見ても悪いやつを徹底的に貶めるという
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.9

初めて「るろ剣」を読んだ時は高校生の頃。授業をサボって部室で読んでたのを覚えている。

その時の忘れもしない衝撃。24巻の「ユメノオワリ」。今でも覚えてるあの話は、とても衝撃的だった。薫が殺されたシー
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

感情のぶつかり合い、この熱量で演じることができるのは池松壮亮と蒼井優だけだったかもしれない。いい意味でだけど、ガッキーと星野源には出来ない演技だとも思う。

男と女の弱い部分も汚い部分も、それでいて自
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.7

『くれなずめ』→『生きちゃった』→『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

でAKB48(前田敦子→大島優子)コンボからの石井裕也作品という謎の連鎖をした2本目

偶然手に取った作品でコンボするとなんか楽
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くれなずめ(2021年製作の映画)

4.2

くれなずんでんなぁ。


ラストシーンは泣けるなぁ。

悲しみをこらえて、普通の振りをして過去をやり直す。全く普通にふるまえてないんだけど、それでもやり直したい過去がある。

あの時電話を取れなかった
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

「君が可哀想だと思っている君自身を誰も愛さない間、君はきっと世界を嫌いでいい。そしてだからこそ、この星に恋愛なんてものは無い。」

しょっぱなから凄い深い台詞だなぁ。


『夜空はいつでも最高密度の青
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.7

生田斗真がホントにすごい。

動きから雰囲気まで何もかもが女性。1番凄かったのは、あの優しい表情。あんな優しい顔できる男の人いるんだって普通に驚き。

LGBTを扱った作品もいくつか見たけど、ダントツ
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空気人形(2009年製作の映画)

3.7

今まで見てきた是枝監督の作品とは全く違う。

空気人形ってそういう意味か、、、。想像と全く違う話で、終始フワフワした感情で見ていた。

「心を持ってしまったんです。」色々不思議。不思議だけど、その不思
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.5

これが蜷川実花か。


何を見せられてるんだろう感は終始否めなかったが、蜷川実花の作品ではこれが正解なんだろう。

これを作りたくて作ったんだろうからそれはそれで良い。

ただ、自分が求めてた「映画」
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.8

表情筋が凄い笑

こんな表情豊かな女の子が隣にいたら面白いだろうな〜😆
表情が豊か=嘘をつかない って信頼にも繋がるから表情豊かな人の周りには人が集まるし安心するんだろうなぁ。

これは、男女で感じ方
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斬、(2018年製作の映画)

3.9

池松壮亮が池松壮亮な映画

色気パネェ笑


刀を握る男、布の擦れる男、臨場感?なんか凄い。

時代劇なんかでよく見る人を斬れない侍。自分は昔からあれがあんまり好かんかった。あの時代に人を斬れないって
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早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

3.7

早熟のアイオワ

3姉妹、美しすぎる。ポーカーハウス、こんな家庭があるんだ、、、。
けど、きっと知らないだけで日本にも似た世界はあるんだろうな。

売春、薬、劣悪な環境であることは分かっているが、そこ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジュード・ロウの解剖

うーん。途中までは面白かった、、、。謎の死体。
科学的な解剖によって美女の死因を突き止めていく。

皮膚、内蔵、肺、消化管、脳、心臓。解剖ってホントにこんな感じなの!?と思わせ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.7

冷静に考えれば考えるほど神映画。

これヤバない??衝撃的過ぎてビビったんだが、、、笑

前に見たのは3年前。その時も面白かったけど、内容を理解しきれないままだった。

それから3年後、インセプション
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

メランコリック!?何語??

って思ったけど、何故か引き込まれるポスター。

微妙にイケメン?な男の後ろで銃を持った男と死体。場所は銭湯??

面白すぎでしょ。笑

『冷たい熱帯魚』系の怖い作品かと思
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

ただの恋愛映画。

盲目×LGBTという、マイノリティ×マイノリティをテーマにした作品。

だけど、本質的にはただの恋愛映画と同じだと思う。新しい出会いがあって、すれ違って、傷つけあって、話し合って、
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

倫理と規則。
めちゃくちゃ難しい問題。

目の前には今にも死にそうな人。
自分の仕事は公共図書館の司書。

このままその人を図書館の中に留めておくだけでその人は助かる。

だけど、「規則」のために図書
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

初めてバレーを美しいと思った...

今までもバレーを題材にした映画は見たことあったけど、バレー単体ではそれほど心を動かされることはなかった。

だけど、いちかのバレーシーンを見た時、本当に「美しい」
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

なんだこのタイトル。長いし()でくくられても意味わかんない。ポスターも白黒?
これでアカデミー賞ってマジ?

ごめんなさい…。凄かったです…。


ワンカットなのね〜。へーそこもワンカットで撮るんだ〜
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.9

子供は親を選べない。

冷静に考えてめちゃくちゃ残酷なこと。

だけど、その世界しか知らない子供はそれが残酷であることに気づけない。

どんなに辛い人生だとしても、その世界しか知らなかったら、自分が我
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.2

人は誰しも苦しんでいる。

自分という存在を守るために人を傷つけ、自らを傷つけて生きている。

自分を守るためなら人はどこまでも残酷になれる。
中学校という決して分かり合えない子供達が集められる空間。
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

アゲハ蝶。

不思議な映画。エンタウン。
どうしたらこんな世界思いつくんだろう。

ポスターもカッコ良すぎる。

今までに全く触れたことのない世界観。
面白くないわけでは断じてないが、今までとは違う世
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

特殊な死生観。

仲間が簡単に死んでいく。そんな中、自分だけが生き残ることになんの意味があるのか。

これはヤクザという特殊な環境下での価値観なのか、それとも北野武という人間の価値観なのか。

「あん
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

ビートルズ。

世代的にそんなに詳しくないけど、曲のパワーは伝わる。

今の若い世代の人は自分よりもさらにビートルズから離れているけど、それでもやっぱり響くのかな。

『世界から猫が消えたなら』
佐藤
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.9

どんな感情で見ればいいか迷子になった笑

少女漫画系の恋?彼女たちの友情?

邦画って割と映画のコンセプトががっちり1つ決まっている。だけど、この作品はそうじゃない。花の嘘から始まった恋、アリスのモデ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

大森南朋、たけしのコンビ最高。

1ほどのインパクトはなかったけど、やっぱりスカッとする。

大友に狙われたら生きてはいけない。自分の命を厭わない人間ほど怖いものはない。

寺島進さんも出して欲しかっ
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.0

2021年新年一本目。

こんなものを新年最初に見るなんて病んでいると思われるかもしれませんが、大丈夫、普通です笑

年末にアウトレイジ1を観て面白すぎて我慢できなかった。

前作に続き豪華俳優がいと
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

『リップヴァンリンクルの花嫁』

◯観る前
何このタイトル、、、?


◯観終わった後
このタイトルしかない(;_;)


すごいなぁ。どうやったらこんな話思いつくんだろう?
岩井俊二監督の作品初めて
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