KNYさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいなくても、映画のストーリーにまんべんなく散らばっている未回収の伏線には気付く。冷静に観るとなかなかひどいものだ
しかし張り詰めたようなBGM、耳から離れない独特なSE、絶妙なカメラワーク
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.4

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前作同様に面白いポイントは多いが、ご都合主義が加速しスコーピオンキングが序盤あまりにも思わせぶりなほど出番が少なく、映画が終わってもなんだか消化不良な感じがあってスッキリしない。またイムホテップ…とは>>続きを読む

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.7

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主人公たち「お前が余計な事をしなければ」というテンプレを全部こなしてしまうので、観ていてフラストレーションが溜まってしまう。
ストーリー自体はテンポも良く適度にホラーもあり、程よい緊張感で面白いとは思
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

キーアイテムが前世代の埃かぶったゲーム機なのがなんか良い。これがスマホゲームとかだったら胡散臭さが凄かったと思う。
主人公達が「ドウェイン・ジョンソンやジャックブラックになる」のが強烈で、しかし登場人
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

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アンチ・オリンピック映画かと思った。ぶっちゃけ後半はゲラゲラ笑ってしまうシーンが多かった印象。

リニアモーターカーや国際スポーツイベント、臨海都市など高度に発展していく日本経済をシニカルに…描いてい
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.9

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全部がベタベタな展開だし”白いキングコングじゃん”と言われても仕方ない感じはある。が、低予算モンスター・アクションに懲り懲りになっている人にとっては、迫力ある映像や巨獣同士の死闘がぶっ刺さる気はする。>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

3.2

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3分ポッキリでも同じような、読解に経験を要する小ネタの数々。面白いポイントは沢山あるが、本編の展開は結果が見えているゆえに冗長に感じてしまう。変な期待をしてしまっていて純粋に観れていない、と言われれば>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

5.0

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ロミオとジュリエット。どこか影を抱えている不良たちの物語を情感ゆたかに彩る複雑でしかし美しい歌、音楽。のちの悲劇を強調するかのような”Tonight”や”I feel Pretty”、主人公たちのバッ>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

歌のダイナミクスが存分に伝わってくる。人気のミュージカル作品がここまで美しさに満ち溢れた映像へと昇華されるとは。感情は言葉で発するだけでなく、訴えることが重要なんだ。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

4.4

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ワールドウォーZを観た後なら、ちょっとこの作品に戻るのには神経を使うかもしれない。こちらは共闘という主題はほとんど皆無だし、終盤にかけて主人公の孤独が際立っていく悲劇の側面の方が強いような気がする。本>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ブラピの良いところ満載で全体的に演技・パフォーマンスが良いが、後半にかけてストーリーが尻すぼみになっていく感じを受けた。所謂”バカ”が死に装束を着ているので都度展開が分かりやすい…(笑)ウイルスについ>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.0

おいしい所の連続なのに、すごろくの”ターン”のくだり(重要だとは思うが…)で箸を置いてしまうような、絶妙なテンポ感である。

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

5.0

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コミカルさの中にコンピュータウイルスや世界戦争といったシリアスさをはらんでおり、野原一家とそこに関わる人々の動きに説得力が付いて面白い。ヘッドギアの世界での”ぶりぶりざえもん”としんのすけの絡みはこの>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

4.4

ヘンダーランド以降のクレしん映画の方向性を決定づけた作品だと思う。ハードボイルドなタッチがストーリーに良く絡んで、面白みが増している

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

5.0

政治であるし道徳であるしエンターテイメントでもある。多方面に完璧な映画

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

5.0

現実にも常に強烈なノスタルジアの臭気が漂っている。この映画が本当に描きたかったことはパンフレット等読んでいる訳では無いので分からないが、そういった懐古趣味的なムーブメントはいつでも起こりうるものである>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

5.0

仕掛けられた幾多のオマージュに笑ってしまう。
それはさておきストーリーはひたすらダークで、影を濃く描いた映像は多くの視聴者にとって『何故かこの作品がトラウマになっている』要因の一つとなっているのではな
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

5.0

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破滅的な展開。絶望する主人公とグロテスクで救いようのないシーンの数々、これほどまでに相互作用する映像美があっていいものか。シン・エヴァンゲリオンを観た後に振り返ると、すごく若い人の苦悩だなと思う。これ>>続きを読む

センター・オブ・ジ・アース(2008年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

うんちくが非常に説明的で、知的な映画ではあると思うもののテンポが悪く思う。そしてなんとも予定調和な展開なため1.5hが長く感じるかもしれない。しかし知恵を駆使して元の世界に戻ろうとする展開は好きだ。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

カルト映画になるのも何となくわかる気がする。印象的な視覚効果とBGM、ロバートデニーロの所作、全てが頭にこびりついて離れない

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごいものを見せられている気分だった。キャラクターデザインが秀逸、あんな風にタバコ投げられる人いるのか

マシニスト(2004年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

睡眠不足ともう一人の自分という展開はどこかで見たことのあるものだが、この作品の場合、その発狂の先に確かな良心があって観ている方も安心する

GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

2.5

今改めて観ると当時のアメリカンパニックホラーらしさがふんだんに詰め込まれていて、その手のファンは多いのだと思う。ゴジラと名の付いた別物の映画として楽しむことができる

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョーカーは勿論魅力的だし、トゥーフェイスも素晴らしいキャラクター。単体で観る人も多いのだけどシリーズとしてこそ面白い作品だと思う。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

5.0

究極のアニメーション。普通にぎょっとするシーンが多いが物語を追うにつれて主人公に愛しさが芽生えてしまう。
日本版は市村正親だったか。私はこの吹き替え好きです

ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

それまで悪役だったゴジラが手を加えなければ無害な奴に収まっているのだが、そういった平和を脅かす存在として人類の発明があって、主題である反核とは強くシナジーしている。
ゴジラが完全に倒された後のことをち
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

どの怪獣も魅力的で、短時間で退場してしまうビオランテも強烈な印象を残す。また超兵器スーパーXⅡ、サンダーコントロールシステムもちょっと手が届きそうで届かない技術で作られていて不思議なロマンに溢れている>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

5.0

作品を観終わった後、気付いたら細かなパズルのピースが全部ぴったりとはまっていた、そんな映画

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

5.0

アナログな視覚効果がゾワゾワする。こちらも追い詰められているような感覚に陥る

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

5.0

個人的にはコナン映画史上最高傑作。爆発物が無くアクションを求める人には物足りないかもしれないがサスペンス物としては実写作品だとしても一級品のシナリオ

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

どのシーンにもB級定番のバカバカしさがあって、ある程度観てきてからだと非常に楽しめると思う。
あと主役級のスターたちがバッタバタ死ぬので、初見だとラストが予測しにくいのかも。
終盤は日本のクラシックな
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

デビルマンやエヴァンゲリオンの終盤にもある、すべての終局を体現するかのような作品。平成ガメラシリーズ自体が人類の破滅を描き続けたのもあって、ある意味悲観的なラストはこれこそといったもの。
もう少し倉田
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

リアリティに溢れた傑作。もしかしたらあり得るかもしれないというような数々の設定、レギオンの生態や武装・洗練されたデザイン…特撮ならではのロマンに溢れた、極上の作品だと思う。流血ばっかりで満身創痍で戦う>>続きを読む

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

5.0

その後の特撮映画の概念をひっくり返したと言われるまさにその通り、超現実が眼前に横たわっているかのような映像に圧倒される。こういう映画ほど説明過多になってしまうことが多いと思うが、謎はほどよく置いておい>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

何かになりたいわけではないが自分らしくいられずにもがいているような、そんな人間の物語に思えた。単純な恋愛映画とカテゴライズするのは難しいと思う。
麺を食うシーンがそれぞれ違う場面で出てきて、人の心の移
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