KSKさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.2

ジェームズ・ガンは、

やっぱり、

天才だった。

こんなスーサイド・スクワッドが
観たかった!!
こんなDC映画が観たかった!!

紛れもない今年ベスト候補です☺️

生き残ったメンバー達
(どの
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

わ、わけがわからん…(笑)

終映後の、町山智浩氏の解説を聞いて
ようやくうっすらと内容が
見えてきたような…😓
そうでないような…😓

もしもあの解説が無ければ
『!!!???』という感情が頭の中で
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.2

Amazon Primeにて
配信レンタルが始まったので
鑑賞しました。

前評判も物凄く高かったし
この度の賞レースを賑わせた作品でもあったし
何よりも、幼少時からその活躍をずっとずっとTVで観てき
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ポップでパンクで
カラフルでファッショナブル!
配信とほぼ同時との事ですが、出来たら本作は是非とも映画館で観て頂きたい!

正義のヒーローが悪を挫くお話も大好きだけれど、悪が悪を上回る悪を以て悪を制す
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

年間ベスト候補の一本。
予想を遥かに上回る完成度でした。

例えば某ピエロとか、反時計回りの某作品とか、貧困格差のネガティヴな面を描いた作品が多かったここ数年。
そんな根深い問題を、人生の本質はそこじ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

今更ながら初めての鑑賞。
幼い頃に冒頭の上陸シーンだけは観たことがありましたが全編を観たのは今回が初めてでした。

ひたすら戦争の悲惨さや壮絶さを圧倒的な映像と演出で描き切りながらも、ラストは心温まる
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

4.2

世間では酷評されていたので正直あまり期待せずに観たのですが…あれっどうしよう、めちゃくちゃ面白かった!!

とにかくこのダークな世界観やクリーチャー造形が自分にはドンピシャリでした。
ホラーとアクショ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.2

主人公の葛藤や成長、怒涛のアクション、手に汗握る展開に練り込まれた脚本。
いや~流石安定のMCUですね!

スパイダーマン自体はMCUでは今回初登場なのでこれまでのシリーズを観ていなくても全く問題ない
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キックボクサー リジェネレーション(2015年製作の映画)

3.7

オリジナルは未見。
とにかく肉弾戦アクションに次ぐアクションで、ここ最近のヴァンダミングアクション映画ではかなり上位に入るレベルで楽しめました!やはり自分はこういう格闘系アクションに弱いのね、と再確認
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アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2016年製作の映画)

2.8

実はこのシリーズのファンなのですが今回はハズレだったなー…何だか『~ビギンズ』ぐらいから二次創作感が増してきてるような…レン・ワイズマンがあまり関わってないからなのかな。
全体的にアクションシーン少な
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

1.5

前作Ⅴが思いの外楽しめたのでそれなりに期待して観ましたが、完結作である本作は再び全く面白くなかった(笑)
これシリーズ最低の出来なんじゃないですか?
ストーリーが薄っぺらいのは今に始まった事じゃないに
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バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.5

前作であるⅣに大いに失望したので期待値マイナスと言っていいほど全く期待せずに観ましたが思いの外楽しめました。相変わらずストーリーは支離滅裂だし、観てる側のこちらからしても別にどうにでもなってくれって感>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

相変わらずの華麗なるガン・フーアクションを堪能させて頂きました!
2年ぶりという気が全くしない続編。
やはりキアヌはハマり役ですね。ローレンス・フィッシュバーンとの2ショットにはワクワクします。
殺し
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.9

うわぁ、これ映画館で観たかったわ!
予想以上に良かったです!

近年の映画界においてすっかりネタキャラと化してしまった感のあるサメ君が超久しぶりに真っ当に描かれているというか、久々にサメの本当の恐怖と
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.3

静かだけど心に染み入る名作でした。

暗い過去を背負った主人公と思春期真っ只中の甥っ子との心の交流が丁寧に描かれていてとても良かった。
前半で現在進行形のストーリーを語りつつ、その中で主人公の過去に何
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ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

3.1

アウトローのサバイバル術を駆使して戦うオヤジのアクション映画、という触れ込みの割にはそれらの要素が登場するのは終盤のみで、正直内容的には盛り上がりに欠ける意外と地味な作品でした…
だけど荒野が似合うワ
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ペーパーボーイ 真夏の引力(2012年製作の映画)

2.9

ちょっと過激なだけのザック・エフロンのアイドル映画じゃん、これ…
マシュー・マコノヒーのファンだから観ましたが、それだけに彼のあの最期には悪い意味で泣きましたわ。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.5

暗転を多用してのぶつ切り編集はもしかして初期のミヒャエル・ハネケ作品の影響だったりするんでしょうか?
ただの男2人女1人の三角関係ラブストーリーというだけではなく、幕間にちょくちょく挟まれている、男女
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.6

うわあ、これはネタバレしちゃうと面白さ7割減くらいの映画ですね。
観た人それぞれによって色々な解釈が出来るタイプの作品なので、見終わった後にも作中の謎や結末への解釈について考えたり議論したりして楽しむ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.6

これがドランの初監督作品ということもあり『わたしはロランス』以降の作品に比べるとやはり完成されてない印象はあるものの、映像面や演出面には既にらしさがビンビンと溢れていて本作も非常に興味深く観ることが出>>続きを読む

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.0

主演二人の役者としての底力を見た気がしました。
エリザベス・シューはまさに渾身の演技。
ニコラスだってやれば出来るんだぞ!

ただこういう、お互いに訳あり同士な男女のラブストーリーって、個人的にはどう
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.2

この大胆な音楽の使い方!
この大胆な映像表現!
この繊細かつ激しく描かれる心理描写!
まさにグザヴィエ・ドランですね。

男性の身体を持ちながら女性になりたいと願い続けて本当に女性に「変身」するも、世
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.9

試写会でひと足お先に観てきました!

今回はシリーズ初のR指定。
その情け容赦ない暴力シーンを通して描かれるのは
暴力そのものの痛み、人を傷つけ殺めることの痛み。
そして何より主人公であるウルヴァリン
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.8

ラスト30分で一気に回収される伏線の数々。
そうかそれ以前の1時間超はこの為にあったのか。
そしてクライマックスを通して観客に贈られるメッセージ。ものすごく心洗われました…

もう、さすが名作と言われ
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ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

3.9

サスペンス物のエンターテインメントとして非常に良く出来ていて、40年も前の作品にも関わらず全く古さを感じませんでした。クライマックスのテロを仕掛ける側 vs 阻止する側の攻防はいま観てもやはり圧巻の一>>続きを読む

野いちご(1957年製作の映画)

4.2

やはりベルイマンは人間のギスギスした感情を会話を通して描くのが本当に上手いなと感じました。その極北が『ある結婚の風景』だったりするわけですね。
人生の悲哀をまさに独特の視点で描きながらも、ベルイマン作
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.2

IMAX 3Dで鑑賞しました!
前作で既にキャラクターについての説明やチームの成り立ちを描き終わっていることもあり、本作は冒頭からノリノリのテンポで突っ走るので今回も安定して楽しめました!

あっ、そ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.1

前作について僕は「20歳になるまでに観てほしい映画」だと思っていますが、前作をそれだとすれば本作は『20代半ばを越えてから観てほしい映画』であると感じました。
前作が「若さ」「衝動」「人生の選択」の物
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.4

内容はいつものX-MENシリーズ、なんですけど、これまでの作品に比べてどうもこじんまりとした印象が拭えないのは多分大ボスのアポカリプス含め、悪役にあまり魅力が感じられないのが大きいからじゃないかな…。>>続きを読む

五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

3.8

鬼のもとへ嫁がされることになった姫君のエピソードが特に好きです。極彩色で彩られた色彩感覚や全編イタリアロケによって映し出された実際の建造物の迫力など、映像美にも目を見張るものがありました。
しかしなが
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陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ久しぶりに再鑑賞。
最初に観たのがあまりにも昔すぎて内容ほとんど忘れてました(笑)
最初に観たときは小学生だったので内容がよく分からなかった記憶がありますが、現在改めて観てみると非常に良く
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.9

原作未読なせいもあるのか、あまりにもカオスな展開の連続に正直、一度観ただけでは物語の全体像が掴みきれませんでした(笑)
だけれど湯浅監督ならではの、怒涛のテンポと展開と世界観に終始振り回される感覚がと
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.8

面白かった!
まさに『現代に蘇った』という表現が似合うでしょうか。リブート作とはいえただの懐古主義というわけではなく、映像、ストーリー共に現代ならではの進化をきちんと遂げていて、約30年というブランク
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