こうの史代の絵が動いているというだけでもすごいし、何より戦争の書かれ方が特殊。
呉在住の、世代の人が見たら「これは私だ」というくらいにリアルらしい。
ぜひとも省かれている遊郭の部分を採録した完全版を出>>続きを読む
高校時代に眠りそうになりながら見ていたのだけど、モノリス・HAL9000・冒頭の猿からスペースシャトルへの転換・美しき青きドナウ・ツァラトゥストラはかく語りき・スターチャイルド。
これらのアイコンだけ>>続きを読む
詐欺師のニックが魅力的。
生まれながらの素質を伸ばしていく、という明るいメッセージ。
ディズニー版マリオカート。
ディズニーになんとなく苦手意識があって、たまたま金曜ロードショーでやっていたのを見たのだけど、伏線の回収まで上手で感心した。
期待値が高かった割には、そこまではちゃめちゃではなくて、普通のヒーローもの。
とにかく森田くんが怖い。
しばらくは家に帰ってドアを閉める速度を速めたくらい怖い。
森田剛の演技は、たいへんよい。
サイレントの面白さ。
ある意味で擬古典的な作品なのだけれど、最後にトーキーへと変わる部分によさがつまっている。
サリエリのそこそこどまりの凡人ゆえの悲しみと嫉妬、天真爛漫なモーツァルトの対比は苦しい。
三谷幸喜の『コンフィダント・絆』のゴッホとスーラを思い出す。
ピンチョンの原作の方を先に読んでいて、その確認のために見たけれど、まずまず。
あの巨大さは原作ではないと味わえないかも。
ハンフリー・ボガートをはじめとする登場人物すべてが魅力的。
「明日なんて未来のことはわからない、過去なんて昔のことは忘れた。」などなど台詞がいちいち洒落ていて、ラストまで完璧。
眠いなかで見たのだけれど、ついつい釘づけになってしまった。
恐山で踊る女であったり、丸尾末広的なサーカスの奇人であったり、川を流れてくるひな壇であったり、シュールで笑いと切なさを兼ね備えた、大変視覚的>>続きを読む
誰もが考えたことがあるであろう、化け物が来てショッピングモールに引きこもる系のもの。
ゾンビの代わりにクトゥルフ的な異形のものが襲ってくるのだけど、一番の敵は人間。
まあ見ていてむかむかくるし、オチも>>続きを読む
仕事で見た。
青春部活もの、しかも芸術系ということでそれだけでエモい。
みんなで歌うマイバラード、は無条件で涙腺にくる。
原作が乙一なだけあって、ミステリー仕立てで面白いのはよいのだけれど、これを人権>>続きを読む
仕事で見た。
自分は父親でも何でもないのだけれど、こういう直球の話は疲れた心にスマッシュヒットして、なんだか泣いてしまった。
雨のシーンは映像映えするように黒色の絵の具を混ぜて撮った、という話をどこかで見た気がする。
この演技らしくない演技の妙。
ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマンの魅力で80%構成されているといっても過言ではない。
村上春樹の『1Q84』にも取り入れられているような気がする。
ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』を高校時代に読んで、その映画化ということで見たのだけれど、サイバー感が出ていてよかった。
敵の動きがおもしろい。
なんだかんだでお父さんはすごい、式の作品ってアニメでは少ない気がするので、それを前面に押し出してきたのはよかったと思う。
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の燃え盛る火の描写がかっこいい。
案外殺陣もわくわくして、無双シリーズ風の爽快感があった。
なによりも志々雄が言い放った「なにがござるだ!」に大笑いしてしまった。
こういうタイプの映画は、あの陣形はどんな実際どんな感じなのだろう、という部分が視覚化するのがとてもよいので、そういう意味では楽しめた。
諸葛亮がスマートで演義的な解釈で好き。
このレビューはネタバレを含みます
完全に馬鹿にして映画館に行ったのだけれど、斜め上に意表をつかれた。
フォークロアとしての貞子と、地縛霊の伽椰子。次々と現れる霊能力者たち。チュパカブラのように動いて人間を殺害していく俊雄。
ラスボス感>>続きを読む
高校時代に音楽の授業で見た。
吹奏楽の定期演奏会で歌劇をやったけれど、「ドレミの歌」「エーデルワイス」「私のお気に入り」をはじめとした、もはや日本でもポップスになっている曲がたくさん出てくる。
高校時代に音楽の授業で見た。
「America」「tonight」をはじめとした音楽が特徴的なミュージカル映画。
バーンスタイン作曲によるシンフォニック・ダンスを演奏したけれど、とても難しかった。
最>>続きを読む