いわゆるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

2.3

ロークの目的ははっきりしているが、なぜ悪夢へと転じさせなければならないのかも説明が不足しており、よく分からない。詰め込み過ぎて猥雑な印象を受けた。

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

5.0

グロテスクと美しさの映像世界と不穏な音楽が不安を煽ってくるようで恐怖だったけれど、とにかくかっこよくて最高だった。

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

-

ストーリーは大した内容でもないが、あまり語られない分、観客がそれぞれ考察して観るイメージのため、どこか引き込まれる不思議な作品だった。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

5.0

ファンタジーと辛い現実は紙一重であり、本作も辛い境遇にいる少女が現実から逃避するために、ファンタジーの世界に入り込むというストーリーになっている。

本作の魅力の一つは、暗い現実とカラフルなファンタジ
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第9地区(2009年製作の映画)

5.0

溢れ出るB級感。しかし嫌いじゃないこのノリ。そしてちょいグロ演出なのに、せつないストーリーでグッとくる。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

5.0

内容自体はドロドロの恋愛ものだがそのドロドロさもABBAの爽やかな音楽でまとめられていて全体的に楽しい雰囲気になっていた。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

5.0

絶妙なタッチで今でも色褪せない恋愛悲劇。何とこの映画の撮影中にディカプリオのタイタニックへの出演が決まったらしい。ジュリエットの婚約者役は、あのアントマン。彼もタイタニックのジャック役のオーディション>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

5.0

コミカルな演技が印象的なジム・キャリーの新たな一面が見られる作品。

クレメンタインの記憶を勝手に書き換えたパトリックが、気持ち悪くて仕方がなかった。ハッピーエンドで終わって本当に良かったと思う。記憶
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

5.0

もし罪深い私を盲目的に愛して求めてくる青年がいたら、どんなに愛おしく感じる事だろう。そしてそれはほんのひととき自分の人生に輝きを灯してくれる。

原作も映画もこの点を外す事なく描いていたのが良かった。
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

5.0

この映画は有名な物理学者スティーブン・ホーキングの実話をもとにした作品。ほぼ無償の愛を想像するものであった。様々な伝記作品を見てきたがジェーンもかなり逞しい女性であると感じた。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

5.0

邦題からは想定できないが、「安楽死」という人命についての重たいテーマが主である一作。

決断はそれぞれといいつつ、気持ちは揺らぐ賛否両論な展開であった。甘さだけを求めない方にはおススメしてみたい一作。

キャロル(2015年製作の映画)

5.0

キャロルの女性としてのカッコ良さというか凛々しさは観ている自分までが憧れるほど魅力的だった。女性として自分の意志をはっきりと持つ自分でありたいと背中を押してくれる作品だ。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

5.0

青春ドラマではあるが、本作の、特に、前半の二人の会話劇は奥深く、青春時代真只中の世代ばかりではなく、かつて青春時代を過ごした世代が観ても、十分にその味わい深さを堪能できる作品である。

美女と野獣(2017年製作の映画)

5.0

主人公二人に過度にフォーカスせず、魔法に掛けられた臣下達、ベルを異端視する村人達など、主人公二人を取り巻く登場人物達を丁寧に描写することで、物語のすそ野が広くなっており、しっかりとした土台を築いている>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

5.0

ストーリーもしっかりしていて、自分の目標に向かってまっすぐに突き進む主人公を応援したくなる。

最後は憎らしく思っていた相手とも心が通じ、希望の職種に邁進する姿が見られて、爽快で後味のよい作品だった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

お互いが特別な関係になった時、お互いがお互いを補完し合うかのように、相手がいてこそ自分になる。相手と自分の領域は曖昧になり、一体になってお互いになる。そんな特別な関係に彼らはなっていた。ってお父さんの>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

5.0

晩御飯を食べながら観たら後悔しました。


メッセージ性が強くて自分にはちょっと理解しにくいと思いました。
場面が大きく変わらず、会話で繋げてる感じなのでちょっと目を離すと内容に付いていけなくなります
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マスク(1994年製作の映画)

5.0

これぞジムキャリーの真骨頂ともいうべき、シリアスとコメディと恋愛が入り混じったエンターテイメントムービー。

ジムキャリー以外に演じる事が出来ないかと思うほどの破天荒さが魅力的で、アニメ的な表現もうま
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レオン(1994年製作の映画)

5.0

「凶暴な純愛」というキャッチコピー通り、正反対の要素が互いを引き立てている。

屈強な大男だが心は少年のような殺し屋と、痩せっぽちで小柄だが大人びている少女。
根なし草の二人がようやく根を下ろせるかと
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

5.0

いろいろな点で、この映画は非常に挑発的だ。
惹かれてはいけないものに惹かれてしまう気持ちを観客に抱かせる。
そして、そのつかの間の背徳感は実に心地よかったりもするのだ。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

ラブストーリーの超定番と言える作品のひとつ。
女性なら一度は聞いたことのある映画なのではないだろうか。感動のラストは涙が止まらなかったし、人を愛するって本当に素敵だな、こんな風に誰かを愛してみたいし、
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パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

夢の映像と音楽が圧巻で、映画の中では排除すべきものではあるが夢に飲み込まれる人が続出するのも納得。
ふとしたシーンがきれいではっとする。
廃墟の中の七夕飾りもよかった。

ミスト(2007年製作の映画)

5.0

ある意味すごい映画。

人間の醜悪を凝縮させて詰め込んだ初めからラストまで本当に胸糞悪い映画…

こればかりは監督の腕がいいとしか言いようがない。

スパイダーマン(2002年製作の映画)

5.0

他の宇宙を知るというのは、自分の人生の別の可能性を知るということでもある。
ピーター・パーカーとスパイダーマンの生き方にも様々な可能性があるということを知ることで、自分の人生のかけがえのなさにも深く気
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インセプション(2010年製作の映画)

5.0

夢の中に潜り込んで、その世界を体感する
この設定はとても分かりやすく
興味を惹かせる内容だと思った。

設定も細やかで、
視聴者までも夢の中に引きづりこんでくれた。

現実に執着せず、
夢と共に生きる
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマンストーリー。

ラストシーンが本当に清々しいです。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

仕事と恋人との生活の天秤は、定番の展開だが、そこにコンテンツの享受が挟まる。

コンテンツから離れてしまった結果、恋人の心も離れていく。
お金に切れ目が縁の切れ目ならぬ、コンテンツの切れ目が縁の切れ目
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

経済格差を縦の構図を巧みに用いて描いた演出センスに脱帽する。何から何までセンスが良い作品だ。

この映画は描くように見えている貧困層の下に、さらなる「見えない貧困層」がいると示している。

これを示す
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

5.0

オスカーの初恋の行方やあちこちを転々として生きてきたエリの境遇がわかるにつれ感情を鷲掴みにされ、ホラー映画というジャンルではくくり難い魅力のある作品。

淡々と、しかし丹念に描かれる情景や心理描写か
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

5.0

イルミナティという歴史的に実際にあった秘密結社を要素に入れ、謎解きをする作品。

まず歴史的にも有名なイルミナティという現実が、非現実の作品の中に繰り込まれているという点がかなり面白い。

それに加え
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