スティンプソンGonさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アナ雪のヴィランだけ閉じ込められてんのが最高

クロスオーバーってやっぱりアツくなるよなぁ

昔見たエレクトリカルパレードの映像ももグーフィーが雑用やってた気がするけど今回も撮影ポジでなんかよかった
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.2

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大切なものの大切に仕方って忘れてしまうのを思い出せる気がする映画

床屋さんのシーンはちょっと切ない。自分が上手く回ってると思ってることって相手にとってはそうでなかったりするけど切ないね

22番の感
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.7

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音楽最高
これに尽きる
リン・マニュエル天才!本当に全ての音楽が最高でした!

内容は王道の中
みんなの持ってた力がプレッシャーとなりそれはおばあちゃんの家を守りたい気持ちというのが切なかったな

2
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.0

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めっちゃ最高!
思春期の苦悩が「ライブに行きたい!」に全て詰まってるのが良かった

ただ、オタクの過去のすこし恥ずかしい思い出を受け入れられてる人じゃないと序盤の展開は恥ずかしすぎるとおもった!笑
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

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レオナルドさんの若い頃ってなんであんなに寂しさとか孤独にあってるんだろうって思うくらい滑稽で愛すべき孤独だった。
嘘に真実と信頼で向かってくる構造がさらに孤独を浮き彫りになるようで悲しいけど暖かくなる
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.4

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トットちゃんの目で見る世界がどこもかしこも綺麗すぎてその色彩と感性の豊かさに涙が出た。
戦争というものは自分にとって歴史の過去でしかなかったけれど当時、気付かないうちにどんどん身近に迫ってくるのが伝わ
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ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

3.6

鑑賞前はこの手紙を悲しみとか苦悩との、決別の証だとなんとなく思っていたけれど自分が浅はかだった。

あの手紙は彼にとっての灯台だったんだと思う。そんなに簡単に気持ちなんて整理出来ないしどうしようもない
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白日の下(2023年製作の映画)

4.0

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実際の事件と同じと思ってみるとさらに心がつらくなる。どうにかしたいと思っていても個人の力ではどうにもならず詭弁と言われてしまう現実がつらかった。
みてみぬふりの社会の構造はジャニー氏の事件と近いものが
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至福のレストラン/三つ星トロワグロ(2023年製作の映画)

3.9

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一流レストランのプロの仕事を垣間見れる機械はないだろうと思って観に行った。
プロを支えるのは別のプロ(一流の本気の人たち)でやり取りの熱量に感動した。

どんな味になるのか全く想像もつかない会話を繰り
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犯罪者たち(2023年製作の映画)

3.2

自分にはとても長く感じた。
最初予想していたストーリーラインからは全く違う方向に進み人生を描いていたというのならなんだか納得だが
そこに犯罪が必要だったかと言われると正直よくわからない。たしかにそうい
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エア(2023年製作の映画)

4.4

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一人一人にとっての戦争を感じた。
悲しさとか決意とか誇りや償いそれら全てがごちゃ混ぜになりながら、誰かの始めた理不尽な戦争の連鎖の一つに変わっていきまた別の誰かの連鎖を引き起こす役割を担うことになる無
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

3.8

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こんなに生々しく実情を見たのは初めてだった。自分の平穏な人生では共感することも想像することすらできない内容だった。
怖いとか酷いとかそういう感情をもっと飛び越えた先のよくわからないけど無がただひたすら
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(2023年製作の映画)

3.9

緊張と混乱をすごく丁寧に描いていて面白い。

2023.36

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.7

目の前で劇を見ているかのような演出(配信全部を通して)がやはり素敵だった
描かれているものはなんだか醜悪のように感じるのに
不思議だ

2023.35

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.4

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ウェス・アンダーソンだからこそできる彼しかできない仕掛けの物語だった。
映像全てがアニメのようであり童話のような色彩と仕掛けでいつも驚かされるがこの彼自身の演出と奇妙な小説、寓話?が混ざると何が本当で
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.9

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トレイシーがずっと活力に満ちてて見てて楽しくなる映画だった!

一貫して差別への強い抵抗を描いていたけどやっぱり当時は差別意識が強くて二項対立でしか抵抗を表せないことに少し寂しさを感じてしまったりした
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.3

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過去から続く宗教、帰属問題を抱えたベルファストの土地で武力ではなく考えることを説き続ける校長先生の信念を強く感じた。
攻撃性のある雰囲気は思考を停止して誘導してくるし気づいたら燃えあがってて止まらない
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.8

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無機質な絶望が漂っていて
過去、あの時自分はどうするべきなのかどうしたらよかったのか考えずにはいられなかった。
言葉にしなければないと同じことなのか、みんなが言うように深く考えなければ良いのか間違って
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.3

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She saideもそうだったけれど直接的な映像はどこにもないのに彼女たちの言葉と感情からどれだけ悲惨で傷つけられているのかがすごく伝わってくる。すごく辛い。
それと同時に奪われているということに関し
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

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懐かしいのに観終わったと少し悲しくかんじた。
子供の頃見ていたものが大人になった時、全く違うものが見えるってことを伝えてくれる映画だった。
あの時の言葉や苛立ちを今だからわかることもあるんだろう
思い
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.6

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原作未読・テレビシリーズ(ドラマアニメ)視聴済
率直な感想は元の話短いんだろうなって感じでした。
雰囲気や話はすごい面白かったんだけれど
なんか長引かせようとしてるように感じてしまった。
個人的には幼
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

気づいたら狂気がそこにいてその時にはもうどうしようもなくなっていた。
ワンカットだから殺しもリアルで感じでいたように思う。

多様性というものは逆に今まで優遇されてた人たちにとっては差別に感じとってし
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.6

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追記前提

よかった。
朱ちゃんの強さにまた惚れ直す映画だった、
強すぎるからこそあの世界では賛同を得ることも難しい。人は無意識に楽を求めるからこそあの世界となり砺波のような人間が出てくるんだろうな
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アンバランスなのに均衡を保っている日常
みんな何かの呪いにかかっていてそれは過去のしがらみなんだけれど3世代それぞれから語られることで呪いの形が違うのがとてもわかりやすかったと思う。
差別の中にもさま
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

EOが何も語ることがないからこそ話しすぎて他者と絡みすぎるものが愚かしいほどに人間という存在を浮き彫りにさせる。
EOは何も訴えてきていないはずなのにEOの目から知性とメッセージを感じてしまう自分が少
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

スリラー的な雰囲気が中盤から流れつつサスペンスもあって楽しかったけれど中盤のかんじがよかっただけに
終盤の流れがなんか安っぽく感じてしまった
サンディかわいい

2023.21

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

全くスラムダンク知らないけど最高だった。
追いつけそうなのに追いつけない、波に乗ったようで乗り切れない本当の試合を見てるかのようにハラハラしてしまった。
これは初見の人の方が楽しめるのでは??
緩急の
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

優しさが違いを如実に表しているように感じてしまうとどの優しさも素直に受け止めることができなくなってしまう
だから少し雑に扱われる方が心地が良い気持ち立場は違うけどなんとなくわかるなと思った。
そんな心
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

よかった。
細かい感想を書くことが野暮に感じるほど体感としてよかったと見終わった後思った。
これは考えるよりも自分の人生と合わせながら感じる映画だと思う。
笑いながらなんか泣いた。
もう一回見たい
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.7

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平等と敬意について
個人的には線引きをして平等に対応することが逆に人を計らないことと思っていたけれど確かにそれは脳死で傲慢だったかもしれないと感じた。
一番初め講義の中で賠償金を値切るシーンがあったが
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.1

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こんな難しい問題どうやっても決められるわけない。自分が責任も取れなくて、謝ることもできなくて助けることもできない
けど幸せになってもらいたい不幸なんて起きてほしくない。悲しい思いをするくらいならいっそ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

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楽しすぎたー!
予想を裏切らない展開なのに楽しさが増していくの最高
娘がすごいちゃんとした罠仕込んでるのも最高だし女の人が常にとどめ刺す感じも最高
脳みそ潰しもったサンタかっこよいしキングスマンの爽快
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.6

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彼の眼に映る「映画」を見せてもらった2時間だった。
子供の無邪気さと純粋さがあるからこそ起こせる行動力に眩しいものを感じた。
映画というフィルムを通した光に魅せられている表現がとても素敵だった。
ただ
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

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淡々と進む会議にここまで怖さを感じることはなかなかない。
これだけの人数が集まって己の立場や権威別部署との対立などがありつつも全員根底にあるのはユダヤ人の絶滅という一点だけは揺らぐことがないのが恐ろし
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