KAOさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッシング(2024年製作の映画)

3.0

2024年劇場鑑賞19本目

これが「迫真の演技」」とか「体当たりの演技」って、いうやつだな。という石原さとみ熱演ぶりが今も脳裏に浮かぶ。耳たぶの上が真っ赤で、これはカットになってからも元に戻るのには
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ジョン・レノン 失われた週末(2022年製作の映画)

4.0

2024年劇場鑑賞18本目

日本のドキュメンタリーにはない、ドキュメンタリーっぽくないドラマティック&オシャレな構成や音楽で最後まで飽きることなく観賞した。

この映画では、オノヨーコやばいっ!みな
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.8

2024年劇場観賞17本目

子どもの頃から大好きだった
「猿の惑星」全作もう一度観たい
衝動買いに駆られた。

CGを駆使したハラハラドキドキ感は
絶叫マシーンに乗って降りた感じで
あゝもう、じゅう
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人間の境界(2023年製作の映画)

4.7

2024年劇場観賞15本目

フィクションなのだが
ドキュメンタリーを観ているようなリアルさで(題材はベラルーシとポーランドの国境で現実に起きていること)かなり観るのがしんどかった。

だからこそ、フ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.3

2024年劇場観賞15本目

私事だが、ここ最近
これからの生き方について
常に考察している。

今年の1本目に「PERFECT DAYS」を観て
シンプルに生きることに目覚めた。
そうするとシンプル
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正義の行方(2024年製作の映画)

5.0

2024年劇場観賞14本目

映画「FAKE」を観て以来、
ドキュメンタリーの映画監督として
私が心酔する森達也監督が

「とんでもない作品を観ている。ここ数年、いやもっと長いスパンにおいてこれほど完
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

5.0

2024年劇場観賞13本目

趣味は?と聞かれたらドキュメンタリー映画観賞と答える私も、これだけはフィクションであってほしいと思った。

ウクライナの病院が爆撃されたとの事実報道に対し、ロシア側がフェ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

2024年劇場観賞12本目

うーん。すごく違和感があったのが、
なんでNYで再開して2人で観光している時より、アーサーと3人でBARにいる時のほうが
2人とも盛り上がっちゃっているのか。

2人きり
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

5.0

2024年劇場観賞11本目

いやー最高にクールで素晴らしいアーティスト
ナン・ゴールディンと、最低最悪の麻薬性鎮痛薬「オキシコンチン」そして、それを販売したサックラー家のことを知った、とんでもないド
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

2024年劇場観賞10本目

他の方のレビューを読むと、予習が必要だったという声が多いが、予習なしでも、原爆の父の苦悩や、日本に原爆が落とされるまでの経緯の中で知らなかったことを知る事ができたいう意味
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024年劇場鑑賞9本目 

まず、主人公の井上青年がイケメンでびっくりした!(監督を存じ上げてるだけに。笑)劇中での舞台挨拶をするシーンのぎこちない演技が素晴らしく、いい役者さんに成長するのだろうと
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.8

2024年劇場観賞8本目
むかーし、時間潰しに観賞した「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」がむっちゃくちゃ面白かったことを思い出し今回も隙間時間にドンピシャだったのがガイリッチーだった
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

2024年劇場観賞7本目

「ケイコ目を済ませて」を撮った三宅唱監督の作品なので観賞したが、ああ!観てよかった!すごくすごく良かった!!そして上白石萌音ってこんなすごい俳優だったのかと思い
プロフィー
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

2024年劇場鑑賞6作目
Bunkamuraが改築で、今、渋谷のビックカメラの上になったル・シネマ。とても良い。心地よいソファー。ハートランドがある売店♡ツマミのキッシュがめちゃ美味い😋そこ?映画館で
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カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

5.0

2024年劇場鑑賞5作目

角野さんのことは実は恥ずかしながら最近知った。友人が角野さんのファッションに憧れているという話を聞いた時、魔女の宅急便の作者だよー知らないのー!!と驚かれて、あっそうなのか
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.8

2024年劇場鑑賞4本目
チラシの紹介文に「現代社会では見落とされてしまう些細な日常の断片をすくい上げて描くスタイルが特徴的だ」というベルギーの映画監督バス・ドゥヴォス監督は41歳!若い!いや、歳とか
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

2024年劇場鑑賞3本目
先月鑑賞した「PERFECT DAYS」の主人公と
オーバーラップするアンサの生活。
質素でシンプルだけど部屋も生活習慣も
彼女なりのこだわりがあり、
ブレない生き方が素敵だ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

2024劇場鑑賞2本目

個人的にはエマストーン演じる
ベラが成長していってもずっと
股関節がズレちゃってるような
歩き方で、
そのせいで揺れる
衣装のラインがツボでした。

衣装と美術が素敵すぎて
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

2024年1発目の映画館鑑賞は
ヴィムベンダース監督、役所公司主演「PERFECT DAYS」さずがヴェンダース。
映画の舞台は、渋谷浅草だが、ヴェンダースにかかるとパリテキサスなるという。
凄いです
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

アカデミー賞総ナメでアジア女性初の快挙ってことで鑑賞したのだけど今年に入ってから観た映画は全て当たりだったので残念でならない。私の時間を返してくらい何も共感せず終わった。更に満席で隣に人がいることに慣>>続きを読む

リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

出演者すごっ!平均年齢74.5歳のエミルー・ハリス、ドリー・パートン、ボニー・レイットが交互に出てきて語る語る語る。ついには現在パーキンソン病で療養中のリンダご本人が、故郷のメキシコで家族と語り歌うシ>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.5

もうね完璧でしたよ!リドリー・スコット。「ブレードランナー」の
スピード感さながら、2時間37分という上映時間も全く苦にならない。アクショ
ンものでもSFものでもない実話に基づく人間ドラマ(しかも重い
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

5.0

初日舞台挨拶とその後にも鑑賞。マインドフルネスとは何なのかがこの映画の泯さんを観ていると一発でわかる!泯さんは踊りながら瞑想の境地にいてそれでいて観客を常に意識しているプロのダンサー。犬堂監督!凄い映>>続きを読む

ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(2021年製作の映画)

5.0

コンゴに生まれ落ちた女性は皆レイプされる運命を背負わせられているなど、同じ地球上での出来事としては鍼到底受け入れられない。これだけ発達した文明社会の中で、未だにこんな非人道的行為、いや、女性にとっては>>続きを読む

THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

4.1

ドラマティックすぎるドキュメンタリー!
洞窟で救助を待つ12人の子供を、想像もつかない方法で救った戦士が、国境を超えて終結した
民間の洞窟オタクの洞窟潜水士たち。ああ!洞窟推しが止まらない私の心をえぐ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.5

私の心のオアシス♡
アップリンク渋谷が今月20日で
四半世紀以上に及ぶ歴史の幕を閉じる。
コロナの影響でもはや再投資しても
先が見えない状況になったとか。
胸が締め付けられる。辛い!

最近はとにかく
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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

5.0

戦争のこと、沖縄のこと、まだまだ知らないことがいっぱいある。でも完全にわかったことは、
「国は国民を守らない。」ということ。戦争だけじゃない。現在もあちこちの災害被災者が置かれている境遇を見ればわかる
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

渋谷で観たのが良かった。帰り裏渋を青かった春なんかを思い出し佐知子と自分をオーバーラップさせながら歩いた。ただ遊んで呑んで何が悪いの?みないな台詞に吹き出したなとか。
うん、あの頃将来に対する不安を打
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

2人とも美しすぎた。北イタリアも美しすぎた。
息子を信じて見守る両親の愛が美しすぎた。そして人を好きになることで感じる心の痛みや、深い哀しみもまた美しい。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

映画「タクシー運転手」傑作でした。韓国で起きた光州事件という負の歴史が題材でありながら、実話に基づく1人の気のいいタクシー運転手を主人公に、2時間強微塵も飽きさせない展開でここまでのエンタメ作品として>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

2018年の1本目!いやあ、年頭から当たりまくり!映画館で声をあげての初笑い!脚本(原作?)も役者も演出もお見事としか言いようがないんじゃないでしょーか。若い頃の自分とオーバーラップして思わず涙も!や>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.8

親子で鑑賞。実話というのが凄い!
ハンデに屈することなく諦めない人生を
選択して神さまを味方につける!カッコいい!

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

娘が観たいというので、単純にアガサ作品は観せておきたいと思い参戦。スクリーンいっぱいに広がる空撮の雄大な雪景色の山々、モクモクと列車の蒸汽が流れていく。ああ、素敵!これだけで満足。背景、美術、建物、列>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.5

映像美を楽しむつもりが、奇抜とシュールの隙間から滲み出てくる詩的な言葉が心に刺さって思わず涙。また涙。かと思えば声を出して笑ってしまったり。あらゆる感情がシーン毎に溢れ出てくる。そして人間はただ自分を>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

娘になにかを強要することはまずないが、久々にこれを観ないと11月の小遣いはあげないよと言った。冷戦時代のNASA、宇宙開発を陰で支えた3人の女性数学者。女性蔑視、黒人差別を扱っているが、聡明な彼女たち>>続きを読む

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