ホラー映画の巨匠。みたいなラベリングをされがちな監督ですが、ホラーとヒューマンドラマのジャンル映画の境界線を越境する稀有な作家だと思います。
「岸辺の旅」なんてもはや生者と死者の垣根が崩壊しています(>>続きを読む
久々に不謹慎な映画を観ました🤣最高(笑)
かつて1冊だけ傑作詩集を世に出したが、その後は富豪の妻の財力を頼りに酒に女にドラッグにと自由気ままで贅沢な人生を謳歌する元天才詩人の主人公ムーンドッグの物語>>続きを読む
日々の生活の中で僕たちは嫌というほどに、あの日あの時あの道を選んでいれば、こうしてもらっていればああなれたかもしれない。もっとマシな人生を歩めたかもしれない。などと果てしない後悔や反省をする。そんな最>>続きを読む
“この世はいつもロンググッドバイさ”
チャンドラー原作のイメージを大胆に変え新たな探偵フィリップ・マーロウ像を作り上げたロバート・アルトマン版の長いお別れ。結末も当然賛否両論だったみたいですが、松田>>続きを読む
ベネックスと同じ熱量で嵌ったカラックスの代表作。
「汚れた血」同様にドニ・ラヴァンとジュリエット・ビノシュの存在感。それにつきると思います。
これも我が青春の忘れられないミニシアター系映画体験のひとつ>>続きを読む
これを20歳そこそこで観た映画趣味人生と、観なかった映画趣味人生じゃ、全く違ったものになったのかもしれない。
と、思ってしまうほどの衝撃的な恋愛映画。
ミニシアターブームの火付け役?これ以降、ベネック>>続きを読む
さえない中年男が奇跡的に美女(リブ・タイラー)と出会い結婚。絶頂は束の間、妻がダンディなドラッグの元締めと家を出てしまう。絶望に打ちひしがれた彼はある時、クリスチャン向けテレビで観たヒーローから天啓を>>続きを読む
この映画の原作者カズオ・イシグロさんの作品はいくつか読んでいて、同じく原作の映画「日の名残り」が味わい深い映画だったので、観てみたのですが…
あまりにも儚く切なすぎる運命を受け止めきれていません、い>>続きを読む
東京の街。ふたりのやりとり。アイスボックス。淡々と、ひたすら淡々と映像が紡がれていきます。この映画は観たものにしかわからない「映像詩」になってるように思います。それを人にどう伝えればいいのか…
空気>>続きを読む
フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮をした、チカーノの親子3代に渡る物語。
アメリカン・ドリームとメキシカンとしてのアイデンティティの変遷とその変化に伴う痛み、葛藤、文化受容が家族の歴史を通して>>続きを読む
メキシコの匂い、人間臭さ。
強烈な印象を感じました。
やっぱりガエル・ガルシア・ベルナルに見入ってしまいます。
独特の空気感がたまらない。
トム・クルーズの「バニラ・スカイ」もいいのですが、やっぱりこちらのオリジナルばかりが印象に残ります。
両方に出ているペネロペ・クルス、存在感がどちらの作品でも凄い。