Kapporiya49さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

セブン(1995年製作の映画)

4.8

『ザ・キラー』面白かったよ記念で約15年ぶりの再観賞。
全体的に、ストーリーどうこうよりも、映像がいちいちキマってて最高!

7つの大罪を模したうちの、最初の5つの犯罪現場の照明や室内装飾が醸し出す気
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.6

ゴジラにはなんの思い入れもないが、なんだか意外にも?評価高いし時間合うし観てみるか〜というノリで観てみた。

モンスターパニックものホラー映画として観たらかなり怖くて、イイ。
ちょいちょい「あら、ゴジ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

2.7

東南アジアを背景としたロケーションの美しさ、ほんの少し先の未来を感じられるロボットや飛行船のデザイン、大枠のストーリーは素晴らしかった。

あと特に印象的だったのは爆弾の爆発音と爆風の描写!映画館の音
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

2.5

映画はまぁまぁ数を観ているものの、マフィア&ヤクザものはどう描かれていても嫌いにしかならないと決めつけているので、本作もずーっと観賞を避けてきたが『キラーズ オブ ザ フラワー ムーン』(余りにも長い>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

大学へ行け、さもなければ撃つ


原作未読、1930年作未見。


第一次世界大戦については、兵器技術が当時の軍や兵士が認識している以上に進化して塹壕戦で互いに大量に殺し合いながら泥沼化し、両陣営とも
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

「ミーガン」、「ラニー」
「ミーガン」、「ラニー」

2023年1月に公開時、興味は持っていたものの映画館で観なければという映像的な面白さも無さそうだと先送りしていた本作。
ジャニー喜多川性加害問題で
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

2.9

今泉監督の『窓辺にて』、『有村架純の撮休』からの『ちひろさん』、どれも良かったので観ない選択肢はないという気分で、直前に今さらながら『愛がなんだ』も観て、原作未読で観に行った。

余韻を持たすような間
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

ココに何を書いてもテルちゃんに「うるさいなー!」って言われそう(笑)

20年くらい前の私だったら、本作はNot For Meという感想で終了、記憶から即削除だったと思う。
そもそも他人と親密な関係性
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

『イコライザー THE FINAL』観賞記念ということで、たぶんレンタルリリース以来の2回目。もちろん内容は全く記憶なし。

冒頭いきなりDr. DREの"Still D.R.E."を流しながらのLA
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

2.9

The Bearの惚れてまうに決まってるカーミーの彼女クレアを演じたモリー ゴードンさん(まだ20代)が監督の1人、何よりも予告編が面白そう!と観に行った。

IMDBには「この映画の中の会話はすべて
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.2

直前に2を観て臨んだ3作目。
なんと言っても撮影とロケーションが素晴らしかった。

シチリアなど南イタリアでのロケと聞けば、明るい太陽、青い空に青い海の撮影を期待するところだが、今回あえて色味を抑えた
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イコライザー2(2018年製作の映画)

2.8

すっかり劇場公開当時に観たつもりでいたら観てなかった!と気づき、急いで3作目の直前に配信で観賞。

1作目とはまたテイストが違うけど、これはこれでまた良いという感じ。

前作よりもかなり精神的に問題が
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リング(1998年製作の映画)

2.5

最近、原作小説のリングシリーズ全6作を読んでからの、おそらく公開当時に映画館で観て以来2度目。

正直なところ、アレ?こんなにアッサリしてたっけ?という感じ。

原作でのお貞さんの扱いがだいぶ違うとい
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.8

この日は『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』と『コカイン ベアー』をはしご。まったく飽きも疲れもしない、我ながら自分を褒めたたえたい良いチョイスの2本立て。

予告編を観てたいへん楽しみにしていたけども、
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

この日は『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』と『コカイン ベアー』をはしご。まったく飽きも疲れもしない、我ながら自分を褒めたたえたい良いチョイスの2本立て。

ついに!コワすぎ最新作を映画館で観た。
間に
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.8

一言で言えば、ぐったり。
観終えた後、シアターを出るまで歩いている時、思わずキアヌのあのかったるそうな歩き方を真似したくなった。

今までの同シリーズはすべてそうだけど、とりわけ観ていて疲れる作品だっ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

2.5

最近観た『ミュータント タートルズ ミュータント パニック』に3本指だし人間羨ましがってるし、なんか妖怪人間ベムみたいだなーなんて思っていたら、偶然にも本作でもネタにされてた。

ますます長尺な視聴者
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

5.0

過去のタートルズのことはなんにも知らないけど、とにかく色々良すぎて映画以前にポップアートとして好き!という感じ。

90年代ヒップホップに心惹かれたおじさん (私) へのサービスが過剰で、しかもこんな
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

2.5

現時点で未公開『ザ クリエイター/創造者』がたいそう好評のギャレス エドワーズ監督作品で未見だったので、観てみた。
とにかく私はスター ウォーズ シリーズがマンダロリアン以外好みに合わないので本作も敬
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

2.7

「コックリ」に「さん」を付けるなんてしゃらくせえ!

目に見えないコックリさんに罵詈雑言を浴びせる工藤Dのキャラ全開で笑わせに来る新装開店「超」コワすぎFILE-01。
とりあえず本作から最新『ワール
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.5

公開中『ニンジャ タートルズ ミュータント パニック』のジェフ ロウ監督が脚本を努めた作品ということなので観てみた。
観ながら知ったのだが、プロデューサーがロード&ミラーだしソニー ピクチャーズ アニ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

2.9

このシリーズは、白石晃士監督自身が演じるカメラマン田代の視点を通して、視聴者がこの安っぽくもおかしな世界に入り込む感覚が特徴だと思っている。
田代は常に工藤ディレクターに従い、工藤さんとアシスタントの
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

4.0

人殺し映像は海外でもダメ!ゼッタイ!(笑)
工藤さんはもちろん、チームで踏み込んではイケないゾーンに大暴走!

劇場版だからこの1本だけで観れる初心者にも親切な内容なのかなと事前に予想してたけど、真逆
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.2

警察官に不当に殺害された事件は多々あるが、とりわけこの事件は障害のあるじい様が被害者という点でショッキングで、映画向き。
05:22に誤操作で警備会社に通報が行き、07:00くらいに警官に殺害されるま
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オオカミの家(2018年製作の映画)

-

寝不足がたたり、半分くらい寝てしまった。
またいつかリベンジしたい。

最初の短編『骨』始まった時点で既に眠気がヤバく、こちらはほぼ記憶なし。

本編が始まった時は気分的に切り替えて臨み、冒頭は文字通
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

2.9

世界的に見てもタイムリープものの大傑作と言いたくなる前作トイレの花子さんとは打って変わって、呪術バトルものと言える5作目。

なんと言っても、もはや俺たちの同僚と言いたくなるこのシリーズの良心的存在、
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

5.0

ふーん、トイレの花子さんて言われても興味ないな〜と思いながら観はじめた。

しかし、話は思わぬ方向へ。
「ヤバ!」
「凄っ!」
出張の新幹線内で観つつ、小声とはいえ声に出してしまった。

もはやお決ま
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

楽しすぎてまたもやコワすぎ観賞3作目。
面白いけど、前作と比較すると本作やや厳しめ。

3作目にして初めて、敵 = カッパさんが最後までハッキリ映らない。
暗視カメラの粗い画で終始していたのは残念で、
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

4.0

FILE-01から間髪入れずに観たFILE-02。
明らかに01と02は同じ日に撮影してるよなと判ってしまうのは御愛嬌。
01とはまた別の味わいで、怖く驚かせるシーンでこそ笑かしにも来てる、という匙加
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

5.0

『アステロイド シティ』が完全にちんぷんかんぷんだった自分の心を癒やすにはどうするか?
ここはホラーだな!となぜか思い立ち、いま話題のコワすぎシリーズを観てみようというわけで、面白すぎてFILE01と
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

私には本作のスコアつけるの無理です。

ウェス アンダーソン作品は元々話が分からない、飲み込めないことが多いが、これはムズかった。ちんぷんかんぷん。
絵と音をを楽しめば良いんだと自分に言い聞かせて臨ん
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.8

その家に一度足を踏み入れたら一生出られない、一時的な外出は許してあげるけどネ!

都合がいいなオイ!とツッコミ入れたくなるし、カジュアルに赤の他人を巻き込むのはどーかと思うけど、総評としては嫌いになれ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.8

結論として、素晴らしい映画だった。

9/1公開作品の中でもいつまで観れるか分からない映画だと思ったので、観る優先順位を上げ、せっかくだから本作の現場に近い同じ旧東葛飾郡の柏で観ようと思ったが、公開後
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

2.7

ウェス アンダーソン実写映画になかなかノレないながらも、ストーリーよりもひたすら映像を楽しめば良いのだと割り切って観ることを知ると、本作も楽しく観れた。

本作は海洋モノで面白い映像がたくさんあったが
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

無邪気にハマれないのが悔しくてまたもやウェス アンダーソン作を。
『犬ヶ島』は面白かったから同じストップモーションものだったらハマれるかなと観てみたら、メッチャ面白かった!

後で知ったことだけど、通
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

2.9

主にクエンティン・タランティーノ監督作品8作目までを振り返るドキュメンタリー。

私自身のタランティーノ体験は、『パルプ フィクション』('94) が人生で初めて映画館で複数回観た映画で、その後下高井
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