omnivoraさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

omnivora

omnivora

映画(374)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

3.5

映画館で観たかったけど見逃したので…
アマプラで鑑賞したけど、個人的には良かった。

宇宙、地球、生命、争い、格差、栄華、破壊、誕生など、生命の神秘と生命の愚かさと可能性を描いているように感じた。スピ
>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.8

その世界はため息が出るほど美しいのに、とってもシュールでじわじわくる。

これはどハマりした。
ゴタゴタ言わず観るべし。

うむ、天国にちがいない◎

エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット(2020年製作の映画)

4.2

なにが凄かったって…やはり創作への情熱と挑戦と100%で向かう姿勢だ。

僕はクロマニョンズのファンではないけれど、この映画を観て、菅谷晋一さんのジャケットやデザインのファンに一撃でなった。ポスターデ
>>続きを読む

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.2

最高の一言だった。
全てがカッコイイすね。

培った感覚と経験をやりたいことへ活かしていくところなどは本当に今の時代でも必要な要素。頭だけではカッコイイことはできないし、感性震わせてバッシバシに競わせ
>>続きを読む

香港画(2020年製作の映画)

3.7

ほとんどが学生や若者だ。
大人になるにつれ黙秘を覚える。
それが大人の役割なのか?と。

やって良いことと悪いことがある。
それは国家も民間人も同じだと思う。

これを観てあなたはどう思いますか?
>>続きを読む

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.5

これは驚いた…最高。

色合いも光も影もひたすらに良い。展開とアニメーションの動きと音楽とのバランスも良くて夢中になってしまった。

ジブリやディズニーはの強いリスペクトを感じた。CGに抱っこにおんぶ
>>続きを読む

YARN 人生を彩る糸(2016年製作の映画)

3.5

シンプルに面白かった。
色も綺麗だ。内面が出る感じ。

縫い物アーティストがいることも初めて知ったし、ストリートアーティストとして活動しているなんて衝撃だった。

日本人が登場するのだが、世界中どこに
>>続きを読む

セノーテ(2019年製作の映画)

4.0

そこにある意識と人々の記憶。
マヤ文明から続く水の記憶。
これは映画でありアートだった。

ただ映像を観るのではなく…セノーテ(泉)と自分の意識を一体化するというか…光と闇、水と人間、音と言葉…奥行き
>>続きを読む

音響ハウス Melody-Go-Round(2019年製作の映画)

3.6

マニアックで興味深い。
そして大事なお話だ。

明らかに内容は大人(世代というか)向けだが、いわるゆ「音」や「表現」に必要な要素という目線では世代も時代も関係なく学ぶべき部分はあると思う。

僕も音楽
>>続きを読む

シャイラク(2015年製作の映画)

3.8

スパイクリー節全開◎

メッセージは直球だし、今も昔も黒人が抱える苦難は変わっていないのだろう。人種差別は本気で理解不能だ。

メインビジュアルの良さでなんとなく観たが、音楽とダンスが良かった。光るセ
>>続きを読む

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

貧困や格差は消えず、世界はどうしようもなく理不尽だったりするけれど、そんな世知辛い世界でも人は人を信じることができると思わせてくれた。

昔話すぎないのも良かった。現代のリアル。日本に住んでいるとつい
>>続きを読む

もち(2019年製作の映画)

4.2

まるで出汁のような映画だ。

透き通っているんだけど、とても味わい深く、そして丁寧な気持ちがそこにあるというか…日本人の根っこにあって昔から続く(受け継いでいる)部分をとても感じた。

お話は地味なん
>>続きを読む

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

4.0

久しぶりに邦画で凄いのがでた。

何度か観たいなと思うが、あっという間に世界観に引き込まれ、あっという間に終わってしまったと感じるぐらい夢中になって観てしまった。

意図的に置かれた様々な伏線の数々、
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

うむ、なかなか面白かった。
人の心に住む優しさと怖さを上手く表していた。

イサドラの子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

シンプルに素晴らしかった。

言葉の多い現代の映画において、動きや空気感で表現しつつも、伝えるべき部分はしっかりと伝わってくる感じ。これぞ映画だった。

ダミアン監督とはご縁もあり。素敵な方だ。

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.5

人が抱えるトラウマなこと。
それぞれによって全然違うよね。
自分から見える世界。見られている世界。
そんな映画だった。観る側の心に問う。

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

4.0

シンプルなドラマ構成なんだけど、カメラワークや脚本が素晴らしく、登場人物も愛らしいキャラばかりで、あっという間に映画の世界に引き込まれていった。素敵な映画だった。

香水はつけない方だけど、香りは好き
>>続きを読む

花のあとさき ムツばあさんの歩いた道(2020年製作の映画)

4.0

優しい映画だった。
言葉で表す必要もない。

コロナ禍でなんか心が疲れてきていた夏の終わりに観て良かった。

ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち(2017年製作の映画)

3.8

どんな目線で観るのかによって全然違う印象や後味だろうなと思う。

音楽界におけるインディアンの存在感というより、自分にとっては音楽そのものの「ルーツ」とその繋がりだと感じた。

タイトル曲でもある「ラ
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

なんつーか…最高でした。
終始ニヤニヤしながら観た。
完全に同じ時代を生きたと言える。

アメリカには行ったこともないし、当時はインターネットとかもなかったけど、人と沢山話したり家行ったりして情報交換
>>続きを読む

LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.7

ミュージカルでドラマチック。
舞台は80年代のソ連抑圧の時代。
音楽聴いてるのに立っちゃダメ。騒いじゃダメ。
まるで今のコロナ禍だなーとか思っちゃったり。

お洒落な映画だった。テンポも良い。
ファッ
>>続きを読む

ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズ(2019年製作の映画)

3.6

映画館がない国のお話。

そして映画への愛。
仲間や地域への愛と尊敬。

日本では考えられないけど、なんというか…とてもシンプルな感情や動機なんだけど、とても重要で深いテーマ。

淡々と進むストーリー
>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

3.8

これは政治家だけのことではない。
身の回りに沢山ある「はりぼて」。

政治家がこんなことやっちゃいけないのは当たり前。その「当たり前」が当たり前のように破られる人間社会と、それに甘んじて懲りない権力者
>>続きを読む

77BOADRUM(2008年製作の映画)

4.2

初めてミニシアターへ映画を観に行ったのがこの作品だった。

当日、近所の友達に誘われて何気なく行ったら…77台渦巻ドラムの衝撃。

映画館でぜひまた観たい作品。
言葉で説明するものじゃない。
言葉にす
>>続きを読む

燕 Yan(2020年製作の映画)

3.7

とにかく綺麗な色と光。

解像度とかそーゆう意味の綺麗さではなく、絵的でとても世界観のある色味。

物語はとてもタイトだった。昆布のようにジワジワくる富山バイブスを感じつつも、やはり映像やカメラワーク
>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.8

独特な世界観と型破りな脚本。
大人な遊園地というか絵本というか。

ちょいちょい笑ってしまう部分もありつつ、あっという間に終わってしまうぐらい没入感のある映画だった。そして衝撃のラスト。

アニエス・
>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

映画がさらに面白くなる映画。
映画における「音」の重要さ。
それを存分に体感できるはずだ。

これは映画館で観ないと損をする。
なるべく音の良い映画館で。

ハッパGoGo 大統領極秘指令(2018年製作の映画)

3.3

日本では所持がダメな大麻。
世界の国々では認められてる大麻。

解釈は人と国でそれぞれ。
コメディタッチで観る世界のあれこれ。

グリーン・ライ 〜エコの嘘〜(2018年製作の映画)

3.7

僕にとっては復習的な映画だったけど、この映画で語られている「現実(リアル)」は本当に早くなんとかしないと取り返しのつかない未来へ突き進むこととなるだろう。

オーガニック
フェアトレード
無添加や有機
>>続きを読む

もったいないキッチン(2020年製作の映画)

3.7

映画的に面白いのか?という質問にはなんて答えたらいいのか難しいけど、これは観ておくべき映画だということは言い切れる。

食品廃棄大国…日本。
フードロス世界トップレベル。

なのにSDGsや貧困問題を
>>続きを読む

ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

4.0

想像を超える内容だった
そして世界の縮図でもある

自然と人間の繋がり、人間とその他の生き物達との繋がり、人間の傲慢さと繊細さ…白と黒、表と裏、そんな部分があんま狭い世界の中でも起きていた。目を背けて
>>続きを読む

マイルス・デイビス: クールの誕生(2019年製作の映画)

3.8

ジャズ界の帝王
そして革命家

ある意味、音楽、女、ドラッグ、転落…そして的な、ありがちなジャズマンの物語ではあるのだが、さすがはマイルス・デイヴィス。さすがに面白かった。

有名な曲達の頃のお話はよ
>>続きを読む

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.5

独特な世界観だった。
夢と現実の狭間。
観ているほうもまた狭間。

これは絶対に映画館を推奨◎
またはホームシアターで。

中国の映画は言葉使いや描写が日本よりも自由にやれないから?なのか、詩的なセリ
>>続きを読む

ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(2019年製作の映画)

4.0

レコードを演奏する

カッコいい言葉だなー
ベイシーで音浴びたい

やはり体感ですよ何事も。
映画も音楽も体感が大事。

音楽を聴くツールは本当に便利に簡単になったけど、その辺のBluetoothスピ
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.5

めちゃ面白かった
発想もいいし展開もいい

頭ん中が気持ちよくなる!
今の若手監督は凄いね〜

言葉で語るより感覚的に◎

タゴール・ソングス(2019年製作の映画)

4.0

詩も歌も綺麗だった
映画そのものもそうだった

シンプルだけどエネルギーが満ちている感じがしたし、ここまで幅広く親しまれる詩人はいたのだろうか…。

勿論、僕が知らないだけかもしれないけれど、タゴール
>>続きを読む