omnivoraさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.9

儚さと美しさが混ざりあい
辛い人間社会の縮図でもあって
それでも想いは伝わるもの


観終わってまず感じたのは、僕にとってはとても希望が溢れてくる作品だったこと。

潰すものと潰されるもの…支配するも
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.2

欲望と執着が極まっている。

欲深くなりすぎたり、富や権力を持ちすぎると盲目になりやすいのかもしれない。

この手の話って大小関係なく考えると無限にありそう。見えないや気づかないところできっと沢山起き
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.5

とても深い愛の話だった
そして素直な心だと思えた

僕は宗教的にもLGBT的にも当事者ではないから、その目線では観れていないけど、とても素直な愛であることは理解できている。

それはケーキにも当てはま
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YUKIGUNI(2019年製作の映画)

3.8

心温まる映画だった。

僕はもう主人公の井山さんのような一本道の人生ではないけれど、なんだか心に小さいけど消えない炎が灯ったような…そんな気持ちになった。

やりたいことを貫いている全ての男達、それを
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ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.6

地域性、独自性、記憶、五感、季節、それにともなう食材、そしてそこに向かう探究心と情熱。

レネは、世間的によく陥りがちな「ま、いっか」や「こんな感じで」的なニュアンスの一切を取り払うことで見えてくるク
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.0

随分前に観たけれど、とても面白かった記憶のある一本。

自分で選んだ暮らしが素晴らしい。

またゆっくり観たいと思える。

サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

3.8

ロマンでしかない
夢のある最高の遊び
なんか妙に元気もらった

『続・夕陽のガンマン』

改めてちゃんと観てみよう◎

そして…メ・タ・リ・カ🔥

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

単に茶道ということでもなく
心と体の在り方というか…
答えは自分と自然の中に

勿論、茶道が主体になる物語ではあるけれど、その中にあるもっと大切なものを伝えようとしているのと、自分と心が一致していない
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キックス(2016年製作の映画)

3.5

久しぶりにこの手の映画を観た

自分が15歳の頃に「JUICE」というアメリカ映画を観た時の気持ちと似ている。あの頃はDJとして。現代ではスニーカーだよな。でもイッパシになる定義は同じだし、弱肉強食の
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黙ってピアノを弾いてくれ(2018年製作の映画)

3.7

まずキャラクターに圧倒。
僕もロックやパンクも好きだし、ヒップホップなんかは大好きだが、ここまで強い狂気というか…放つ為のなんというか…言葉ではう上手く表せない。表せてはいけないとも言うべきか。

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縄文にハマる人々(2018年製作の映画)

4.0

日本人のルーツとは?
1万年前と今との繋がり
時空を超えた旅だった

縄文から見えてくる無限の可能性というかスケールがハンパなかった。定義?思想?そもそもそんなものはないかもしれないと。

そして縄文
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.5

10年以上前に観たのに今でも鮮明に残っている。本当にある恐ろしい程の現実と人間ドラマ。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.4

二度目でしたが…

痛快!爽快!

音楽も完璧。
展開もバッチリ。

ある意味ベタベタなのかもしれないけど、世界観のセンスがいいのでとても楽しめる。

シンプルに面白い。
サントラ欲しくなった◎

となりのテロリスト(2017年製作の映画)

3.2

淡々としていてシュールでもあるのだが、その割にはじっくりと話に入ってしまっていた。

面白かった。

ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.3

スタートから半分まではとても良かった。日本の歴史も感じられるし、映像が本当に綺麗。

点が伸びなかったポイントとしては、後半の音楽の演出にちょっと違和感があるなと感じた。

観る人の好みなので、否定的
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.3

観終わると温かい気持ちになった。

ドキュメンタリーだがドラマであるような…独特な見応え。

そして観ていて楽しかった。
アートも色彩も人の表情も。
音も絵も全てハイセンス。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.3

スラスラスーっと進むストーリーなのに、ぐっと引き込まれる世界観とリアルさというか自然さが気持ち良かった。

音楽もいい。太めのビート。
クラブで踊るサチコがいい◎

2018年のベスト10に入る。

僕の帰る場所(2017年製作の映画)

4.0

現実と非現実の境界線をなくされた感覚になった。ドラマでありドキュメンタリーである…ような。

独特な世界観というか空気感。
子供達にひたすら目を奪われた。
そして余韻がとても良かった。

これこそ観な
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

熱い、青春、情熱。
無茶苦茶だけど最高。

この作品にかける監督や俳優陣の若松監督への想いが湧き出ていたし、その熱量が存分に注ぎ込まれているストーリーがまた面白い◎

愛には愛で返す!若松プロ魂!

神宮希林 わたしの神様(2014年製作の映画)

4.0

ありのままの姿
感じかたも捉えかたも

人は本来これでいいはず

WAKITA PEAK(2018年製作の映画)

4.0

サムライでありバカである。
とてもよかった。また観たい。
生々しくて人間らしい。

ワキタさん、リスペクト。

ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.7

ただの踊り子ではない
スキルだけでもない

情熱とはなにか…アウトプットとはなにか…表現するということは、その人の生き方がかなりの影響を与えるのだということも痛いほどに伝わった。表面上では出しきれない
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ジュース(1992年製作の映画)

5.0

中学で音楽の洗礼を受け、そして中学を卒業したての僕にとってこの映画は衝撃の出会いだった。

アメリカと黒人のリアルな現実と、DJや音楽やカルチャーのカッコよさが強烈なまでに放たれている。なにしろDJバ
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バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

3.6

BANKSYへの目線が今までの作品とは異なった角度だったことや、結局のところ、BANKSYから放たれる世界へのメッセージという部分がより浮き出ていたように感じた。

面白かった。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

鮮やかな色彩が印象的だった
カメラの目線も良かった

もう少し噛み砕こうかな

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.8

小説を読んで聞かせてもらっているような気分になるほど、ナレーションが良かった。

ほどよくカッコイイ音楽も鳴りつつ、ディープなテーマをとても観やすく構成されていた◎

動いている庭(2016年製作の映画)

4.0

ありのままと寄り添うこと
その絶妙なバランスが素晴らしい

これは全てに言えることだ
それが答えとかではなく

さすらいのレコード・コレクター 10セントの宝物(2003年製作の映画)

3.5

ただひたすらに純粋
音楽にもそれを求める
楽しむこともひたすら純粋

ここまで振り切れば豊かな人生◎

世界が愛した料理人(2016年製作の映画)

3.2

それぞれのお国柄が印象的
そして次郎さんリスペクト