このレビューはネタバレを含みます
はぁ……徒労。徒労に次ぐ徒労。革命の暴走と内部崩壊。民族/人種主義のファシズムへの転換。マイノリティ連帯の不可能性。斬新な終幕だって?ばかを言うなよ……これまで僕達が散々味わって>>続きを読む
壮大な群像劇は絶対的"死"を目前に、ひとつの終息点へと向かう。本シリーズの鑑賞はシーズン1~4までは苦痛半分で、シーズン5から加速度的におもしろくなり、ここにきて「遂に!」だ。毎話、感慨で動悸が止まら>>続きを読む
THE 贖罪。これがシリーズ内屈指の暗い章という噂だけれど、一体ここからどう巻き返しを図るんだろうか。
シーズン1〜3も素晴らしかったけど、本シーズンはさらに段違いの面白さ。本作は「ハンディキャップ」「保守的な価値観の解体・凋落」が大きな主題だと思っていたのだけど、それに加えて「贖罪・やり直し」の物語で>>続きを読む
シーズン1・2以上に登場人物の因縁が複雑化していくので、感想をなかなか言語化し難い・・・。観賞直後の今は相関図を眺めながら物語を咀嚼するので手一杯。だが、この群像劇の多層性と密度こそが本作の醍醐味でも>>続きを読む
巷では「ゲーム・オブ・スローンズはシーズン3からが本番」という言葉をしばしば耳にするが、本シーズンの最終話でハッキリと理解した。
各勢力が動き始め、戦闘シーンも徐々に増え始めてくる。そして、空虚な権>>続きを読む
何気に洋ドラを真剣に観る経験が初めて。
ファンタジー世界が舞台となっているから暈かされているけれど、「Toxic Masculinity(有害な男性性)」や「ハンディキャップ」などの描写が至る所に散>>続きを読む