カズザク17さんの映画レビュー・感想・評価

カズザク17

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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

音楽が無いから、色んな雑音・生活音が聞こえてくる映画。音楽に影響される?邪魔される?事が無いから、セリフや行動が素直に耳や目に飛び込んできて、いい意味で淡々と進んでいく映画。
何の為にボクシングをやっ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.8

出会わなければ、幸せを見つけなければ、そのまま淡々と毎日を消化していくだけの余命10年が‥出会った事で、一時の幸せを見つけた事で、その後の苦しみが大きくなってしまう。どちらが良かったのかは?だけど、死>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.5

昔観た映画の続編を、たまたまAmazonで見つけて‥。当たり前の事だけど、皆年を取っていた。見た目はかなり変わっていたけど、昔観た映画の雰囲気はそのままで、楽しませてもらった。
人間年を取ると、誰しも
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.5

週末の夜、自宅でビール飲みながら、1週間の仕事疲れの気分転換に映画を。80年代のアメリカ感が満載で、軽いノリとアップテンポが心地今いコメディ映画。内容・流れも分かりやすく、先が読めてしまう安心感から、>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

3.8

親の心子知らず、子の心親知らずである。親子、兄弟と言えども、それぞれが別々の人格・性格を持った別個の人間。赤の他人に比べると、お互いがわかり合えているとは思うのだが、本当の所‥心の奥底の本音や真意まで>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

3.5

変化を嫌う、皆で足並みを揃えて‥そんな雰囲気が満載の日本という国。あくまでも映画の中の世界だけど、日本初の女性総理が、しかも史上最年少の総理が、後戻り出来ない改革へと突き進んでいく。何となくそれらしい>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.8

ホラーはホラーでも、もう少しコミカルなホラーだと勝手に思い込んでいた。ここまで怖い映画がだったとは‥普段は、絶対に見ないタイプの映画。映画館でなかったら、絶対に途中で観るのを止めていた映画。何度もビク>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

殺された事も証明出来ない。自殺であった事も証明出来ない。事故死であった事も証明出来ない。何が真実で、何が嘘なのか?どこまでが真実で、どこからが嘘なのか?真実・真相は最後まで闇の中…謎が謎のまま終わって>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.9

労働者三部作で、初めてのハッピーエンド…だと思われる。本当は寂しがり屋、でもなかなか正直になれず、ちょっと意地っ張りな2人の、進んでは後戻り、また進んでは後戻りを繰り返す、イライラ&ホッコリの恋愛物語>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.5

自分の為に、ほんの少しだけ「贅沢」をしただけなのに…やっと見つけたと思っていた恋だったのに…やる事が全て上手く行かない…。何の為に働いているのか?何の為に生きているのか?を考えてさせられる。最終的に選>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.5

幾つかの不運が続いた後に、運命の出会いが…このまま小さな幸せを手に入れるのかと思っていたら、またまた不運に見舞われ小さな幸せはどこかに…って思っていたら、小さな幸せは本物で、自分の手の中に残り…人生捨>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.0

英国の古き良き時代の、モダンな雰囲気が楽しめるアガサ・クリスティ。これまで色々と小説を読んできたんだけど、「ナイル殺人事件」は未読。ストーリーも結末も知らないので、自分なりに犯人を探しながら、楽しみな>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

北欧フィンランドを舞台にした映画なのに、昭和の香り・雰囲気が漂う、何だか懐かしい気持ちになれる映画。パブやバーで流れている音楽、ラジオから流れてくる音楽まで、歌詞は?なんだけど、昭和歌謡に聞こえてくる>>続きを読む

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.5

わざと?って思ってしまうくらい、非常に雑な作り作りの映画。宇宙船に鰻にじゃがいも?今の技術なら、簡単にもう少しマシなモノを作れたのでは…って思ってしまう。
雑な作りの割に、家族の絆がしっかりと描かれて
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

二人の男性を同時に愛して、妊娠を機にコインで一人を選んぶ。選んだ男性が亡くなったら、もう一人の男性と急接近。ライバル出現で、自らお試しをお薦めする…理解は出来ないけれど、嫌ではない恋愛観である。
一人
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

まず、完全黙秘…完黙を続ければ、罪が立証される事がないので無罪になるとは…初めて知った驚きの事実である。完黙なんて、普通の精神状態の人間では、絶対に出来ないのでは?精神的に相当タフなのか、それもも完全>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.2

誰かを好きになる事は、自分も含め、誰にも止められない。家族を含む周囲の人達が不幸になったとしても、自分が本当に好きになった人と結婚する。これも正しい一つの選択肢。家族の幸せ・平和が最優先。だから、会っ>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.5

タクシードライバーとお客さんなので、勿論出会いは偶然。お客さんに言われるがまま、あっちに行ったりこっちに行ったり、パリ中をタクシーで走り回る。最初は嫌々だったお付き合いも、色々話をするうちに、お互いが>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

これまで読んだ小説や観た映画では、罪を犯した・犯していないに関係なく、犯人でない事を認めてもらう為に、「私はやってません」と主張するのだが…。この映画では、罪を犯していないにも関わらず、犯人である事を>>続きを読む

大空港2013(2013年製作の映画)

3.5

地方にある、のんびりとした空港が舞台。なのに、映画のタイトルが「大空港」なのが、Gapあり過ぎで可笑しい。これも、三谷流のシュールな笑いなんだろうか?
小さな空港で突然起きる、大きな飛行機トラブル。そ
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読書する女(1988年製作の映画)

3.0

現実の世界と本の世界が、妄想と空想と欲望で繋がったような物語。現実の世界に居る自分も声がいい。本の中の主人公…これも自分?も声がい。朗読を仕事にしている本の中の主人公と、朗読を仕事にしようと考えている>>続きを読む

プリティ・ブライド(1999年製作の映画)

3.0

昔見た事がある映画だと思っていたのだが…最初から最後まで見たけど、記憶によみがえってくるシーンが一つもなかった。他の映画との記憶違い?見たことなかったのだろうか?
自分の全てをさらけ出す事が出来ていな
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.0

音楽が無い映画。歩く時の音、暖炉で火が弾ける時の音、料理をする時の包丁の音・炒める音・煮込む音、食事の時の食器とフォークとナイフが触れる音等、色んな音が心地よく耳に入ってくる。息づかい、パイプを吸う時>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

嫁に誘われ映画館に。単なる怪獣映画と思っていたら…いい意味で、おもいっきり裏切られた。勿論、迫力満点!そこに、しっかりとストーリーが練り込まれているから、ハラハラドキドキ、最初から最後まで目が離せなか>>続きを読む

フォトグラフ ~あなたが私を見つけた日~(2019年製作の映画)

3.5

お婆さんを安心させる為に、たまたまついた嘘。お婆さんを安心させる為に、その嘘を隠す為につき始めたもう一つの嘘。嘘で始まった2人の嘘の関係が、一緒に嘘の時間を重ねていくうちに、少しずつ嘘が嘘ではなくなっ>>続きを読む

ザッハトルテ(2022年製作の映画)

4.0

偶然の出会い、偶然のトラブル。もう一つの偶然の出会い+偶然のトラブル、そして偶然の再会。この映画では、物語が偶然から始まる。
一つ目の出会いは、その後は粘りへ…先の見えない出口に向かって、たった一つの
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市子(2023年製作の映画)

3.5

「普通」って何だろうか?って、考えさせられる映画。自分が世の中に存在する時、自分を本当の自分として認識してくれる他人が存在する。自分が本当に存在している事を、証明してくれる何かが存在する。それらが存在>>続きを読む

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.5

良妻賢母、妻は家で家事・育児、自分の事は全て後回し、夫の帰りを家で大人しくまっている…自分の子供の頃の母親の姿を思い出す。この映画は、自分が生まれる前年のフランスが舞台。人権先進国だと思っていたフラン>>続きを読む

ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

4.0

テンポが良くってドタバタで、ふざけているようだけど結構真面目なところが、ロマン・デュリスっぽい。ロマン・デュリスって、かっこよく見える時もあれば、全くそうでなく見える時も…同じ男から見ても、何だか不思>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.0

孤独に対する不安。不安が不安を増長し、悪循環…情緒不安定に陥っている。不安から脱出したいという気持ちはあるものの、冷静さを失っていて、一歩を踏み出す事が出来ない。チャンスが訪れるものの、自ら扉を閉ざし>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

これまでの、戦国時代を題材にした映画、ドラマ、小説のキレイな部分的は全くなし。ドロドロとした人間の醜い部分しかない、新しい解釈の戦国天下取り物語。人間の本性・欲求が丸出しで、これが戦国時代の真実の姿か>>続きを読む

パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.5

男女の駆引きが面白い、パリを舞台にした3話の物語からなる映画。どちらかと言えば、しっかり者、ちゃっかり者の女性。どちらかと言えば、女性の気まぐれ・わがままに振り回される男性。頑張りを上手くあしらわれる>>続きを読む

ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

3.5

最近、昔見た映画をよく見る。やっぱ懐かしい。ストーリー、結末がわかっているから、安心して見る事が出来る。疲れないのがいい。
偶然の出会いで、お互いが引かれ合う。でも2人の間には、ウエディング・プランナ
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カクテル(1988年製作の映画)

3.0

昔見た映画を久しぶりに。トム・クルーズがかっこいい!バーテンダーがかっこいい!しか、記憶になかった映画だったのたが…バーというお店が一つの世界で、お金を使う人も居れば、お金を使わせようとする人も居たり>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

昔見た映画を久しぶりに。やっぱ懐かしい。若かった頃に、戻ったような気持ちになる。昔好きだった映画を見ると、映画っていいなぁーって思ってしまう。
ビジネスとして割りきって、「契約」した実業家と娼婦。一緒
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

新しい会社。若い社員が多い会社。そんな会社に、ビシッとスーツにネクタイ姿の、70才の新入社員が入社する。年齢・考え方・行動・服装等、全てにギャップ有り過ぎで、若い社員には、見る事・聞く事・話す事の全て>>続きを読む

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