カズザク17さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.5

ほのぼのとしたオープニング。駱駝?と一緒に主人公が自転車で…心和む動物園の朝の一幕。それが戦争で、一気に悲惨で殺伐とした雰囲気、光景に。動物達も戦争の被害者。ナチスのユダヤ人に対する仕打ちが酷い。特に>>続きを読む

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

4.2

最初のパリでのライブのシーンがカッコイイ。ジャンゴの音楽そのものにも惹かれた。ジャンゴのCDが欲しくなり、じっくり聞きたくなった。戦争…占領される側は、演奏する、聴く音楽までも強制、強要される。ドイツ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.5

久しぶりの洋画の王道ラブストリー。王道であるが故に、流れ、結末は予測が付くものの、昔を振り返って語りかける…しかも認知症の妻にって所が切なさを増幅させた。愛し合っている2人…でも様々な障壁…この映画の>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.0

二度の悲しい出来事の後で、辛い精神状態だったことは理解するものの、偽りの親子関係の始まり方が、あまりにも自分勝手過ぎるように思えた。だから期待していた程、心に響くものが少なかったのだろうか?育ての親2>>続きを読む

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.5

昔から好きだった女優…キャメロン・ディアスが主演+絵…特に印象派が好きだったってことで、この映画(DVD)を選択。豪華キャストの割に、レベルの低い単純なお笑いが満載で、GWの夜中に難しいことを考えず楽>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.0

このGW、4本目の映画。貧困、迷子、孤独、流浪…養子に行くまでのサルーの人生が壮絶すぎる。年間で8万人もの迷子が出るインド…サルーと同じ境遇の子供が沢山いると思うと、心が苦しくなる。子供を産んで育てる>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

予告編を観て、期待した通りのいい映画だった。まずは主人公が描く絵が優しく、癒される。家がどんどん絵だらけに…壁に始まり、階段、窓、入口へ、最初は抵抗した旦那も…微笑ましい。無口で不器用な旦那…でも優し>>続きを読む

ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

2.5

望んでいなかった戦争に巻き込まれる側の、苦悩、悲痛、悲惨さが痛い程伝わって来た。勝手に侵略しておいて、都合の良い建前と見かけだけの交渉をチラつかせるナチス。中立国という立場に、安穏として対応が遅れ、ど>>続きを読む

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

現実と幻覚・幻惑が入り乱れれつつ物語が進み、楊貴妃の死の謎の真相に迫る。話の繋がり、人物関係が理解できず、所々で?となる。唐の都・長安の繁栄ぶり、巨大さが映像から伝わってきた。空海と白楽天が知り合い、>>続きを読む

静かなふたり(2017年製作の映画)

3.5

ホテルのVODにて。6年前に一度観ていた映画。最初は気付かずに観ていたら、途中で?観た事がある事に気付く。超年の差の恋愛。いつ、好きになったのかが?気付けば、お互いが惹かれ合っていて、でも、所々現実と>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.0

見えていた物が見えなくなってくる…それが「目」が生命線のカメラマンだと尚更辛い。少しだけ見えていた物が、最後の最後には全く見えなくなる…その瞬間の恐ろしさ、虚しさが映画を見ている側にも伝わってきた。視>>続きを読む

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

4.2

ある日突然、楽しみ、息抜きを奪われた島の人々。ヤル気を無くし、意気消沈。彼らの前に、偶然の事故でその楽しみ、息抜きが目の前に。法を犯す悪巧みに、島の人々が一致団結する姿が微笑ましい。イライラからか、説>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

家族って何?血の繋がりって何?って考えさせられる映画だった。血は繋がっていても、暴力・虐待・育児放棄等の問題は起こる。一見仲の良さそうな家族でも、上っ面だけで愛情が薄い家族もいる。この映画では、血の繋>>続きを読む

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

4.0

前半退屈、後半面白い映画。アメリカとアフリカ…ロボット越しの超遠距離恋愛。片方は、ロボットのスクリーンを通じて相手の顔がわかるが、片方は顔も解らず声だけ…こんな状況でも気持ちがあれば、通じ合うってこと>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

4.0

服装、物の並び、歯ブラシ、戸締り等、変な所に拘りがあり几帳面。一方で植物嫌いで庭は荒れ放題。自分の殻を破れない、少し変な若い女の子が主人公。家にいる時の髪型…クルクル癖毛?が可愛い。隣の頑固&偏屈爺い>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

人生ならぬ犬生。犬にも輪廻転生…って発想が面白い。自分も数年前まで犬を飼っていた。夏の暑い日に老衰で…単身赴任中で家に居なかったので、最後には立ち会えず。人生より犬生の方が短い…この映画で犬が亡くなる>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.2

一度起きたことは変えることが出来ない。でも、これからのことは、自分自身の気持ち、考え方、行動で変えることが出来る。色々と悩んで転職を決意し、新しい仕事が決まったこの時期だからか、「これからのこと」がズ>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

映画のタイトル、予告編から、もっとベタベタの恋愛物をイメージしていたのだが…意外とスッキリ、サッパリの大人の恋愛物…それが良かった。柔らかいギターの音色、優しい歌声、ボソボソとした喋り声、周囲の音…夜>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.2

いい加減、不真面目な同僚…実はいいヤツで、目が不自由な主人公を支える。主人公との、持ちつ持たれつの対等の関係がいい。厳しく怖い、一見嫌な感じの教官…物事を公平に見て判断する、本当は心優しい教官。色々な>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

ある日突然「我が子」になった血の繋がらない息子に、最高の愛情を注ぐ母親。その愛情を受け止め、母親の期待に応え成長していく息子。母親だけではなく、家族全員も理解があり、思いやりが深い。最初は心を開かなか>>続きを読む

泥棒役者(2017年製作の映画)

3.5

勘違いに勘違いを塗り重ね、ドタバタを繰り広げる喜劇。映画で観るより、舞台(演劇)で観た方が臨場感・スリルが味わえて楽しそうな作品。映画のセットも、何となく舞台のセットのような感じだった。それなりには楽>>続きを読む

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.5

映画のタイトル、予告編から、もっとベタベタの恋愛物をイメージしていたのだが…意外とスッキリ、サッパリの大人の恋愛物…それが良かった。柔らかいギターの音色、優しい歌声、ボソボソとした喋り声、周囲の音…夜>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

4.0

大きい小さいは別として、誰にでもチャンス・転機は訪れるもの。紆余曲折、悩み苦しみながら、周りの人達にも助けられ(時には足を引っ張られ?)、そのチャンスを掴む主人公の女の子。一気に脚光を浴び、主役になれ>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.5

特定の人は付き合わない、もう電話しないって言いながらも、自然な流れでいい感じで付き合い出した二人が微笑ましい。ただ二人の環境の大きな違いから、ちょっとした行き違いが発生し別れに…親が進める見合い話なん>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.2

切ない。わかっているから切ない。自分にとっては初めてのことが、相手にとっては最後のこと。それがどこかのタイミングで逆転し、自分にとっては最後のことが、相手にとっては初めてのこと。一通り物語が終わった後>>続きを読む

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