カズザク17さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カズザク17

カズザク17

映画(457)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

3.6

視聴率という数字が、常に付きまとうテレビの世界。勝てば官軍…視聴率が取れれば何でもOK感が否めない内容だったけど、それはそれで仕事にプライドを持って、戦っている感が伝わってきた。
映画の時間と、題材の
>>続きを読む

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.8

少し取っつきにくいイメージが強かったペラを、少し身近に感じる事が出来る映画。知ってる!聴いたことある!曲が、映画の中で結構使われている。じっくり聴いた事は無いけど、生で聴いたら迫力がスゴくて、感動する>>続きを読む

0.5ミリ(2014年製作の映画)

2.5

ちょっと長過ぎ…珍しく、映画で途中寝てしまった…。高知が舞台の映画に、竜ジイにアホの坂田と、関西人にお馴染みの芸人が出てる事に、驚きと違和感と変な嬉しさを感じた。最初は、戸惑いと拒否の押し掛けヘルパー>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

休日の最後の映画は、あまり難しい事を考えずに、単純で楽しめそうな映画…って事で選択。まさしく狙い通り!現実離れし過ぎ、超バカバカしい設定の、気楽に楽しめる映画だった。
ゴミの分別を気にする、他の社員に
>>続きを読む

トロイ(2004年製作の映画)

3.8

永遠の命?神であれば、人が命と呼ぶモノを持っていないから、それを信じる人がいる限り、永遠の存在でいる事が出来る。人の命には、限りがある。この世に生を受けた時から、遅かれ早かれ最後の時…死に向かって時間>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

少し無理やり感は有るものの、ドタバタで面白可笑しく、最後は上手く帳尻を合わせる三谷ワールドを楽しませてもらった。
映像がないラヂオドラマ…目に見えないからこそ、ナレーションの一言で何処にでも行く事が出
>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

漫画、アニメ、そして映画。ストーリーがわかっていても楽しめる、熱くなる、涙する。生意気な口を利くも、心の奥底から王騎を慕い憧れる信。厳しく突き放しながらも、信に時々優しさを見せる王騎。何だかんだ言いな>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.0

一緒にいて気を使わない、疲れない、楽である…その事に気付いた時に、自分にとって一番大切な人が誰であるのか気付く。それが、まさかの展開に…こんな結末いいの?ってモヤモヤしていたら…戦後の混乱期なので、こ>>続きを読む

劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.0

映画の舞台は、キレイな海に面した超日本的な田舎町。綾瀬はるかが、自転車で海辺を走るシーンが、絵になるいい雰囲気の町!ストーリーは、日本の映画っぽくない、少し洋画に影響されている?…日本の田舎町を舞台に>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.0

曜日毎に、性格が異なる自分が居る。週に一日だけど、それぞれの自分がそれぞれの生活を送っている。それぞれに大切なモノがあり、それぞれに大切な人が居る。
一週間の完全制覇を目論む月曜日。それぞれの曜日の個
>>続きを読む

仕立て屋の妻(2014年製作の映画)

3.5

町長を筆頭に、町ぐるみの地上げまがいの嫌がらせに、滅茶腹が立つ映画。しかも嫌がらせの相手が、力の無い未亡人とその娘という事もあり、イライラ・ムカムカが続く映画。これだけ嫌な気持ちにさせるのだから、よく>>続きを読む

恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール(2001年製作の映画)

3.5

音楽の才能豊かな女性。夫、恋人も、音楽家、画家、建築家…才能豊かな男性ばかり。才能が才能を呼ぶ?才能が才能を更に飛躍させる?それとも、才能と才能が衝突する?大好きだった音楽を取り上げられる、過去の夫・>>続きを読む

ナチスに仕掛けたチェスゲーム(2021年製作の映画)

3.5

ホテルの一室に拘束・監禁される。外の世界から遮断され、最終的には光も遮断される。最初は強い気持ちを持ち続けるも、少しずつ精神的に追い詰められていく。たまたま出会ったチェスが、心の最後の支えとなる。チェ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

結果がわかっていても、素直に感動。
小指を骨折しても試合に出る事を選択した源田。飄々として大変さを表に出さないが、それが逆に気持ち…内側の強さを感じた。

王妃の館(2015年製作の映画)

2.5

ちょっと無理がある設定に、小説という作り物の設定が入り込んできて、最後までよく理解できなかった。中途半端なコメディ?途中、眠くなってしまった。
中村倫也の女装が似合っていた。自然すぎる(笑)。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.3

白黒の映画の世界と、現実のカラーの世界が結び付く。現実の世界では、絶対にあり得ない・起こり得ない事。でも、こんな事があったらいいのに…の世界に、映画が少しだけ連れていってくれる。少しだけ、その気分に浸>>続きを読む

大名倒産(2023年製作の映画)

3.8

昨日までは、ごく普通の庶民だった人間が、ある日突然出生の秘密を明かされお殿様に。家来をさん付けで呼ぶ。家来に敬語で話をする。籠に乗るのも苦手で、家来と一緒に歩く、時には一緒に走る。超庶民派のお殿様の誕>>続きを読む

タクシードライバー 奔放な女(2015年製作の映画)

2.0

目的地に到着すれば、乗客が降りる=絶対に居なくなるタクシー。その場限りの人間関係なので、煩わしい人間関係が苦手な彼女が、選んだ仕事としては理解できるのだが…。自由奔放でいたい、束縛されたくない、でも一>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

究極の自己犠牲愛。愛する人を守る為に、アリバイ工作に協力する。事件が起きた日を変えてしまう事で、全てが事実のアリバイを作る事ができる。全てが事実なので、嘘を付く必要が無い=本当の事を言うだけなので、ア>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

新しい信長像。少し頼りない信長。家来とも和気あいあい。一方、蝮ゆずりの強心臓?しっかり者の濃姫。信長が濃姫にお尻を叩かれながら、少しずつ成長していく。少しずつ殿様らしくなっていく。美濃征服までは、この>>続きを読む

項羽と劉邦 鴻門の会(2012年製作の映画)

3.0

秦を倒した時、項羽と劉邦の秦王を見る目がどこか悲しそうだった。項羽を倒した時、劉邦が同じような目で項羽を見ていた。本来であれば、大喜びすべき時なのに、どこか冷めている…。明日は我が身…将来の自分の姿を>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

3.5

自分がこの世に産まれたのと同時に、母親が亡くなった。物心が付いた時に母親は居なかったから、母親の事を何も知らない。にも関わらず、母親の命を奪ったとして、自分を責め続けた父親が居た。そんな父親から受け継>>続きを読む

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.0

心優しく涙脆い母親と、心優しい娘と息子が、少しだけスレ違い・衝突しながら、一緒に成長していく物語。
ある日突然、2人の子供を抱えた専業主婦が、社会に放り出される。自分達が生きていく為に、何をすればいい
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

様々な事情で、子宝に恵まれない夫婦が居る。一方で、様々な事情で、この世に命を授かりながら捨てられる子供が居る。法律違反では有るが、道徳的にも反しているが、お金が動く裏取引であったとしても、命が救われる>>続きを読む

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

4.0

働きたい・学びたいのに、働く場・学ぶ場も働く機会・学ぶ機会も無い人達が居る。一方で、働く場・学ぶ場も働く機会・学ぶ機会も有るのに、取りあえず手に入れただけ…という人達が居る。ひどい場合は、手に入れる事>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.0

人生の最後の友達。自分と一番の年の離れた友達。本を読めば読むほど、水が砂漠に瞬時に・無限にしみ込むように、文字・文章・物語・知識が、少年の頭・体・心に瞬時に・無限にしみ込んでいく。それが楽しくて・それ>>続きを読む

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.8

誰もが知っている宮沢賢治。実は、生前に殆んど本が売れていなかった事を、この映画で初めて知る。今まで読んだ事がなかったので、一度読んでみたくなった。
家族愛、親子愛に溢れた映画。少し無理矢理涙ものに…感
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

何だかよく理解出来なかった。色んな宇宙があって、それらは繋がっているいるらしい。だから、色んな展開に飛んでいく、そして展開が入り乱れになるので、正直、最後まで理解できない映画だった。完全に迷子状態…。>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.5

世の中が良くなれば…という思いから新しい仕組みや技術が生み出される。殆どの人は、それを正しい方法で使用する。ほんの一部の人(そう信じたい…)が、意図的に間違った方法で悪用する。新しい仕組み・技術なので>>続きを読む

ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)

4.0

何百年もの歴史ある建物が、ちょっとした不注意で?負の偶然の連鎖で?たった一夜で消滅していまう?何百年が一夜で…時間的な長さのGAPが有り過ぎで恐ろしい。
誤報と勝手に思い込む教会関係者。観光地ならでは
>>続きを読む

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.5

昔懐かしジャッキー・チェン。たまたまBSで放送を発見!酔えば酔う程強くなる!僕の場合、酔えば酔う程眠くなる…。
小学校、中学校の頃に、ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画を、よくTV放送でやってい
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

セレブが集う豪華客船。お金・地位・名誉・名声等を手に入れた乗客。乗客為に働く従業員。従業員の中にも、接客係と清掃係。ある意味、今の世の中の格差の縮図がここにある。
豪華客船が沈没。一部の乗客と従業員が
>>続きを読む

エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

3.8

お仕事物語&恋愛物語。産業革命で技術が大幅に進歩したとは言え、100年以上もの昔に、300mの鉄骨の塔が人の手で作り上げられた事に驚きである。パーツを工場で作成、現場に移動、そして組み立てる。少しだけ>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

お金が動く所に、人の欲が動く。人の欲が動く所に、お金が動く。どっちが先なんだろうか?って、考えさせられる映画だった。
大手銀行の、とある支店が舞台。ノルマ達成に向けて、日々厳しいツメ…叱責、罵倒がが繰
>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.8

企業城下町。町の多くの人が、社員としてその企業で働いている。その社員の衣食住を支える、多くの町の人達が居る。その社員や町の人達には、当然の事ながら家族が居る。だから、町の多くの人達と企業が、共存共栄の>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

4.0

華道、茶道、香道、そして湯道。湯の道って、本当に有るんだろうか?もし有るとしても、あまり堅苦しいのはイヤ。他人に迷惑をかけない程度に、自分が好きなようにユックリお湯に浸かりたいと思った。
映画の中の台
>>続きを読む