ジョニーkさんの映画レビュー・感想・評価

ジョニーk

ジョニーk

映画(133)
ドラマ(0)
アニメ(0)

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.6

素晴らしい映画

全てがあらゆるところで同時に起こり
迫りくる
それはまさに現在のネット社会そのものだね

「恐ろしく混乱しているからみんな闘うんだ」
気弱な中年を演じたキー・ホイ・クァンの台詞が今の
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.0

Netflix ドラマ「ストレンジャー・シングス」を見てミリー・ボビー・ブラウンの魅力の虜になってしまったので鑑賞。
シャーロック・ホームズの年の離れた妹エノーラ・ホームズが兄顔負けの推理力で難事件の
>>続きを読む

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.9

新米の黒人女性警官がある事件の目撃者となった事から起こるサスペンスをアクションシーンたっぷりに描く。貧困からくる街の無法地帯化や警官の不正など社会問題も絡めてなかなか見応えのある映画になっていた。>>続きを読む

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

4.0

泣かすんだろうなと思って見たらやはり泣かされた。
音楽がお話の主軸になっているあたりも気持ちに入り込みやすいのかもしれない。
久々に見たイギリス映画でもありました。
やはり大人の国なんだと改めて思った
>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9

重い映画だった。
だがその暗さや悲しさに目を逸らす事なく真摯に向き合うべき映画だと思う。
水俣病という公害病については僕達の小学校の頃は社会の授業で学んだ。
なのでこの「MINAMATA」と言うタイト
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

新しきダークヒーローの誕生
アメリカ映画のヒーローにしてはどこか寂しさと暗さがつきまとう。
静の多いキャラクター

監督が何かのインタビューで話していたように。なるほどこれは日本の時代劇ヒーローがベー
>>続きを読む

回帰(2022年製作の映画)

3.8

アルゼンチン映画というのが新鮮だった

他の国の映画では感じられない空気が感じられた。主演の女優さんも別嬪でセクシーな面もあり魅力的。
色々な思惑が混じり合った事件を捜査していく彼女に肩入れできました
>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

久々に見たスッキリアクション映画😉✨
まさにザアメリカン アクション✨

ゴージャスで明るく
ド派手✨

CIAに厄介事の解決の為に雇われた犯罪者が主人公。そのあたりの設定は新鮮だがお話は良い意味でオ
>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.6

驚くほど重く息苦しい映画だった。

少年時代に殺人を犯した青年の成人後が描かれ
その後の他人や社会との関わりが描かれる

なんとなく話を広げ過ぎている嫌いがあり
もう少し絞った描き方の方が伝わってきた
>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

4.0

子供達と母親の関係性に切り込んだお話

実力ある女優さん達がそれぞれの事情を抱えた母親を熱演する。
息子の年齢と名前が同じなのが共通点だがその暮らしや環境は異なる。
子育てに奮闘する女性には特に胸にさ
>>続きを読む

ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち(2021年製作の映画)

3.7

マフィアのボスとその家族や周囲の人間関係を描いた人気ドラマ「ザ・ソプラノズ」の
前日譚(ゼンジツタン)の映画。

アメリカでは相当多くの人々に見られていたドラマらしい。
ちなみにあちらの人気ドラマは日
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.7

壮大な叙事詩的SF映画。
かってデビット・リンチ監督によっても映画化されていた。


広大で美しく深みある映像に感動した。
まあ哲学的要素を多分に含む物語だがそのあたりも上手く伝わっていたように思った
>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.8

まだ、若かった頃には足繁く映画館に通っていて年代的にその時期はトム・クルーズのデビューから彼のスターとしての上昇期に重なる。
それは同時にスピルバーグが監督として精力的に活躍していた時代にも重なってい
>>続きを読む

目指せメタルロード(2022年製作の映画)

4.2

これは面白いだろうと思って観たら想像以上の面白さだった。
とにかく笑える
そしてちょっとキュンともさせてくれて
涙も出る
まさに良く出来たアメリカン青春コメディです

ヘビーメタルロックを中心にお話は
>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.8

主人公であるミュージカル作家ジョナサン・ラーソンが実在の人物であると言うこのを知らなかった。

タイトルである「チック・チック・ブーン」は彼が作った同名のミュージカルでありそこにラーソンの生き様を重ね
>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.1

今更さらながら
あけましておめでとうございます🎍

気がつけばもう2月
そして世間はオミクロンでえらい事になってますやん😣😣
明けない夜はきっとないので
今は良き映画についてでも考えを巡らし
穏やかな
>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

5.0

凄い✨✨
素晴らしく凄い映画を見てしまった。

セクハラ問題を実在するニューステレビ局を舞台にして描いた映画。
それも大手メジャーであるFoxニュースの内幕を描いていて当然セクハラ絡みで登場する女性赤
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.1

心地の良い映画だった。

今泉力哉監督で下北沢が舞台という事でとても観たかった映画だった。
個人的な話をするなら、僕は関西人なのだが娘がこの下北沢にここ暫くお世話になっている事から何度か訪れた事がある
>>続きを読む

ヤーラ(2021年製作の映画)

3.9

実話を元にしたイタリア映画🇮🇹という自分としてはコアなカテゴリーのモノを見ました。

イタリア映画は色彩バランスや登場人物のファッションがいつも美しく魅力的です。
女性も魅力的に描かれているのは個人的
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.9

久々にクェンティン・タランティーノ監督の映画を観た。
彼の映画技法はまさに芸術の極みにまで達してきたように感じた一本でした。だが彼独特のザラついてエロティックな感覚はさらに際立って残っているので嬉しか
>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.6

森山未來が主演という予備知識だけで見た映画でしたがとっても素晴しく面白く胸に迫る映画でしたよ。

40半ばの良い大人になったオジサが自分生きてきた半生で無くした物と糧になったモノ達を改めて振り返る映画
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.5

中島みゆきの名曲が映画になった🎞
ということで観た。
北海道が舞台なのは中島みゆき自身が北海道出身ということもあるのだろうが広大で美しい景色が広がるだけではない厳しい土地柄だということもあるかもしれな
>>続きを読む

安全の対価(2021年製作の映画)

4.0

久々に観たイタリア映画だった。イタリア映画はとにかく映像が美しくお洒落だ。
海辺のリゾートで起こった事件を、軸にお話が進んでいくのだがそのビーチや街並みのお洒落さに思わず溜息が出る。
舞台になる町の名
>>続きを読む

ラストツアー​(2019年製作の映画)

4.1

アメリカでもやはり高齢者問題は大きな社会問題なのかもしれない。この手のお話が多いのも頷けるしスター達の高齢化によりキャストにはこと欠かないという事情もあるのかもしれない。

それにしてもチェビー・チェ
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.0

ハロウィンの仮装でよく見られるハーレクインに興味を持ち鑑賞。
タイトなお腹丸出しのトップスと同じくタイトなショートパンツにブーツという一目でメンズの視線を集めるSexyファッションのキャラクターとは何
>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

4.0

深層心理に迫るなかなか重い映画だった。
綾野剛今回も名演技。
どこか内向的で感受性の強い役柄が上手い役者さんですね。
馴染みのない土地に赴任し自らが同性愛者だということを隠しながら生きる内向的で大人し
>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

閉塞感あふれる社会で生きる自堕落な男の顛末。香取慎吾がどうしようも無い男を自然体で演じていた感じがリアルに感じられた。

彼の暮らす事になった田舎町は依然大震災による津波で全てを奪われた悲惨な過去があ
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

お疲れ様です。
白石和彌監督で続けてみます。

なんとなく観るのにスタミナが入りそうな映画だったので敬遠していたのだが見始めると一気に見入ってしまった。お話の展開が面白くそれぞれのシーンに緊張感があり
>>続きを読む

グレイス -消えゆく幸せ-(2020年製作の映画)

3.9

前回書いた「巨悪」と同じ匂いを感じた映画だった。プロットが似ている。

こちらはノンフィクションの映画化という訳ではないのだろうが似通った事件はアメリカ社会でもあるのかもしれない。恋やSexということ
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.9

随分と怖く気味悪い映画だった。
僕は原作となったノンフィクション本は読んでいないのだがいったいどこまでが事実に沿って描かれているのかが気になる。

殺人者であるヤクザ役のピエール瀧が今回も圧巻。まさに
>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

5.0

Netflix で放映していてようやく見れました

昭和後半世代なのでリアル寅さんフアンとは言えないのですが渥美清の物真似がキチンと解る世代です。

僕らの少年時代には映画「男はつらいよ」シリーズの過
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

北海道警察内の組織ぐるみのスキャンダルを書いた告発本が原作となっている。
道警はその事実を認めてはいないが関係者が何人か不審な死を遂げているあたりに空恐ろしを禁じ得ない。

その告発本の著者である元道
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

クリーピー【Creepy 】とは、ぞっとする、気味の悪いといった意味らしい。
確かに全編にくぐもった様な空気が流れる映画でした。
ただそのミステリアスな空気を心地よく感じられるのは前半くらいまでかもし
>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

4.1

タイトルの通り携帯電話を中心にしたクライムアクション。まだ若き日のクリス・エバアンスが初々しく活躍する。
当代きってのイケメンのお相手になるのがキム・ベイシンガーで成熟した大人の女性の魅力をたっぷり発
>>続きを読む

フライト(2012年製作の映画)

4.3

飛行機事故関連の映画で続けます

草原への不時着を試みるものの何名かの犠牲者を出してしまった機長の心の葛藤とその後の事故調査がお話の軸になっています。
不意に操縦不能に見舞われた旅客機にはその機体その
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

2009年に起きたニューヨークでのハドソン川への旅客機着水事故は遥か日本に居る僕にでさえ記憶に残るニュースである。

死者が1人も出なかったまるで映画の様な飛行機事故がまさに映画になった。
そして監督
>>続きを読む

>|