KeNさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

4.0

留学してた頃、国語の授業で見た作品。
ジュリエット役のオリヴィエ・ハッセーの綺麗さもさることながら、劇中歌やBGMも最高。

けど、オリヴィエ・ハッセーが布施明さんの元奥さんだったのには当時驚いた。

陽のあたる教室(1995年製作の映画)

4.3

見て良かった。

それ以外の言葉は邪魔な気がするので、この一言だけが全てです。

エレファント(2003年製作の映画)

3.9

衝撃的な作品だった。

題材はあのコロンバイン銃乱射事件。
複数の登場人物に焦点当て、同じ時間軸だがそれぞれの視点で見せ、最後の場面へと収束させて行く。

最後はもちろん、事件そのものの場面に行くのだ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

凄い映画を見た…と言うのが率直な感想です。

一人の男が段々と狂っていく様、けれどその前はごく普通の至って普通の人間だった。「狂っているのは、僕か?世間か?」の言葉が鋭く心を突き刺す。

常人と狂人が
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マジェスティック(2001年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いつものコメディータッチのジムキャリーではなく、今回の作品では記憶喪失の男を演じるヒューマンドラマ。

もちろん、彼の笑顔は健在だがそれはコメディーとしての要素ではなくこの作品では「笑顔」にとどまって
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ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

元々エズ・デヴリンさんの舞台美術に興味があって見に行った作品。
けれど、実際見てみたら他にも魅力的な部分が沢山あって凄く良い作品を観れたと心から思いました。

まず、老若男女をたった3人で演じ分ける技
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ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

4.4

ジムキャリー節が遺憾なく発揮されてる作品。個人的にはこれと、「マスク」「エース・ベンチュラ」が好きです。

ーもし、神様になって世の中のあらゆる事を自由に出来る術を手にしたら…。


理想の中にも、人
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テラ戦士Ψ(サイ) BOY(1985年製作の映画)

3.0

予告編を見る機会があって、やっと本編を観れた作品。

個人的に80年代後半〜90年代の雰囲気が好きなので作品全体を総合的に楽しめました。

音楽もテクノ調のピコピコした音から、台詞も90年代独特の言葉
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

暗号をあるキーワードを鍵に解くシーンは惹きつけられる。

そして、個人的に好きなセリフが:
「私たちは私たちなりに互いを愛して、過ごしていくだけよ」

シンプルな事がこの時代にどれほど難しい事か痛感さ
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イエスタデイ(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ビートルズに憧れる少年達の青春物。

ビートルズにはなりたいけれど、現実はそう甘くない。
傷ついたり失敗だって沢山する。
そして悲しい時も、辛い時もどんな時も側にはビートルズの音楽があった……。
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ザ・チャイルド(1976年製作の映画)

3.6

ホラー映画の名作と言われている作品。

「そんなはずは…」って言う人間の感覚に詰め寄って来る描写と、「えっ?!」って思うストーリーが盛り込まれてて面白かった。

子供の無垢さは行動ではないにしろ、雰囲
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

テレビでは何度か放映されてはいるけど、DVDなどは意外と高い値段で取引されている作品。

モンスターの残虐性や、作品全体のおどろおどろしさは見ていて面白い。
遊星からの物体Xといい勝負。

けれど、や
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

作品のテーマとしては面白かったけど、内容的には少し規模?の狭さを感じました。

けれど、家族の形や自分の存在の尊さを教えてくれる作品でした。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

見てよかった。

いつだって人は当たり前の事を感じるには何か逆の立場にならなきゃいけない生き物で、意外とその当たり前こそが一番大事だったりする。

そして、自由の中に居ても不自由に縛られてしまうし、不
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

4.1

白黒の世界に迷い込んだ主人公達がその世界の住人達に外の世界の事柄を教えていく事で、やがて白黒の世界の住人達にも次第に「色」が着き始め…。

新たな思想や異文化、ニューウェーブと言う概念を「色」に当ては
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スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

4.8

タイトルとジャケットで、ずっと気になってた作品。

観て良かった。
観れて良かった。


ヒロインのサラの純粋さと、キアヌリーブス演じるネルソンの不器用さがくる…。
そして二人の時間が重なる度に動き出
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

少年を通して表現される言葉の繊細さに圧倒された。無垢な心から飛び出して来た言葉と感情が、まるでマシンガンの様に心を打つのだ。


事故で父親を亡くし、父の部屋で偶然見つけた一本の鍵を巡って巻き起こる少
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.0

Regret is never coming at first.
So, when we're able to judge that 'I don't have any regret' for you
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

これはこの映画の主人公、トゥルーマンの話ではない。これはもしかしたら、僕の、貴方の物語でもある。

人は生まれて、人生という摩訶不思議なレールを走る。けれど限りなく自由な道だ。けれどもしその道自体が最
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 リア王(2018年製作の映画)

3.8

突発的に見よう!と思い立って渋谷へ観に行きました。結論から言うと、その時の自分の選択は間違って無かったです。

舞台が現代に限りなく近い設定で、言葉もシェイクスピア特有の長ったらしいだけの物じゃなく、
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

人生は選択の連続だ。

結果がどうであれ、その結果を選んだのは全て自分の意思だ。

僕らは幸せを望むけれど、何処かで尻込みしたり、無理だって諦めてないだろうか。


なら尚更、少しでもワクワクする方へ
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

3.5

大事な事はなぁ、デケェ声で叫んでみやがれ!!

そうでもしなきゃ、届かねぇんだよ!!!
声が出ない理由ばっかり探すな!


あぁ?! 聞こえねぇぞ!


「音量上げろタコ、なんて言ってんのか全然分か
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.8

本当の天才とはこんな行動を取り、またこう言う思考を持っているんじゃないかと思わせる作品。

破天荒で、周りを巻き込んでいく様は幼稚であり単なる狂人でもあるけれど、影響されていく人に「響」く彼女の言葉は
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卒業白書(1983年製作の映画)

3.5

バックで流れる主題歌?がとにかく最高。少年の哀愁と未熟さを醸し出す様な曲調で、この曲を聴くためにも見る価値はあると思う。