予告編上映では、また70年代ロック(ツェッペリン)を使ってて、またこの手かいな…と興味の扉を閉じて閉まってましたが、公開後の高評価の声を聴くにつけ、なら見てやらん事も無いか…と重い腰を上げてみてみたら>>続きを読む
あくまで淡々と、酷いことが起こりすぎて面白いことが何ひとつ無い。極上のエンタメ作品に転化できる場面は山ほどあるが、それを選択しないところがいい。
血の繋がらない関係ながら、同じ移民として「きょうだい>>続きを読む
中盤のモタモタ感(それがこの映画のキモでもありますが)で、俺は一体何を見せられているんだろう…と思わせるのも戦略だったのか、後半の定食屋からスクラップ工場、クライマックスまでのテンポで全部回収!最高や>>続きを読む
公開日から2日(プレミア含めれば3日?)遅れたひと段落しそうなタイミングで鑑賞。同じようにタイミングずらした、およそ30人のライダーファン&庵野ファンと固唾を飲んで見守りました。
シン・シリーズのひ>>続きを読む
昨年の個人ベスト、大島新監督の「香川1区」に続き選挙ものドキュメンタリー。本作には大島監督はプロデューサーとして関わり、あくまで監督は出演も務めるダース・レイダー氏とプチ鹿島氏。それぞれラッパー、時事>>続きを読む
原作未見!だが何も問題なし!上原ひろみの曲と演奏が7.1chサラウンドで聴けるだけでも十分なのに、演奏表現のアニメーションの演出がカッコ良すぎて倍増。これぞ音と映像のセッション!
マルチバースへの誘いを早いうちから始めてくれたMCUのおかげで、「そういう映画だ」という理解には追いついてたのが救いですが、「エブリウェア」の章以降で、暗がりでつけてる寝落ち防止メモの手が完全に止まり>>続きを読む
「スピルバーグ版まんが道」だから面白いのかな?と思ったけど、スピルバーグ自身の栄光ではなく、映画とはフィルムの紡ぎ方ひとつで人の運命を左右させる魔物だということを伝える、いつも通りのトラウマ映画だから>>続きを読む
偶然ながら、何故かアントマンだけは毎回吹替版で見ている。それも手伝ってか、内容が余計チャイルディッシュに感じる。でもそれがいい。大きくなったり小さくなったり、踏んだり小突いたり、これは子供がごっこ遊び>>続きを読む
別れる決心を見て、すんなり腑に落ちないが何か面白い、というバカ丸出しな感想しか言えなかった…俺はもっとパク・チャヌク映画をもっと知らねばならない!と思っていたら、オールドボーイ発見、しかも全国内で、私>>続きを読む
豪華キャストと豪華絢爛な演出に圧倒されますが、内容はまさに「ハリウッド版お笑いウルトラクイズ」(勿論いい意味で)!そう考えると、ブラピ演じたコンラッドは上島竜兵か…
冒頭からの酒池肉林なパーティー風>>続きを読む
最近は映画見ながら寝落ちするクセついてしまい、その防止に暗がりにノートにシーン毎の展開をメモってますが、この作品においては眠る事はなかったものの、終始夢の中を見ているような感覚で、もはや何をメモって良>>続きを読む
サンタのジョン・ウィックかよ!と思ったら、87ノースが製作!そりゃ面白え筈だ。
世界中の誰もが知ってるトナカイに乗った赤いお爺さん、いかにも舐められがちキャラだけに、実は殺人マシンでした(あの雑誌が>>続きを読む
御大の偉業に善し悪しを述べられる立場ではありません!ちゃっかり点数つけてるけど、御大へのリスペクトは無限大です!
どの世界でも先達は損をするもので、ウルトラマンやウルトラ怪獣など、沢山の特撮のデザイ>>続きを読む
映画的に全く映えないカブトガニをわざわざ選んだセンスを讃え、点数に表現しました!
茶色いしどこに顔あるのか不明だし動きが地味でひっくり返すと異様になまめかしくて気持ち悪いカブトガニ(以下ガニ)。ごく>>続きを読む
はじめはヘラヘラしながら見てたけど、途中から笑えなくなって、最終的には神妙に。
殺風景の代名詞みたいな何もない孤島に暮らすおっさん二人の一方が突然相方に喋らなくなる話…
それだけ聞いたら誰得の映画や>>続きを読む
歴史上および人道上、史上最悪の人権無視、極悪非道のナチスによる大量虐殺が決定される会議の一部始終を、当時の議事録を元に再現する本作。
会議の場所から出席するメンツから、会議の間に提供される軽食から、>>続きを読む
この醜悪ぶりを映画にできるまでにかかった年数があまりに長すぎる。
映画の中でひたすら語られるワインスタインの悪行の数々。SNSの普及によって#metoo が加速、ハリウッドに限らず、ようやく女性が声>>続きを読む
さすが韓国スター大挙出演のビッグバジェット、いつもの政治的背景も巧みに組み込みつつ、ウイルスへのリテラシーが高い今だからこそ成立できた航空パニック映画でした。
機上ではイ・ビョンホン、地上ではソン・>>続きを読む
香港アクション映画の黎明期から絶頂期、そして迎える衰退から、今もなおその灯を消さない為に戦い続けるスタント俳優たちのインタビュー集。
小中学生時代、香港アクション映画で一度見たら忘れられないやられ役>>続きを読む
昨年末ラストに見たかった映画でしたが、年明けに見てもとても良かった。こういう映画、もっとたくさんの人に見てもらいたい!
アセクシュアルの女性を中心に、いろんなマイノリティの方が大挙して登場。あまりに>>続きを読む
明けましておめでとうございます。本年も毛の先程もお役に立てない偏った感想に邁進して参る所存です。
2023年、華々しい映画初めに選んだのはこの映画。正月気分で楽しめそう!という選択肢ですが、思った以>>続きを読む
前作は、私が見る理由が無かったので完全スルー。その後チャンスは山ほどありましたが、結局みないまま…しかし、意味のない映画はそんなにない!とにかく何でも見てやろう精神で、クリスマス当日、客席の殆どがカッ>>続きを読む
原恵一見事復活!それが何より1番良かったです!
かがみの孤城に偶然集まった7人の中学生たち。3月31日までに城の中の鍵を見つけ、隠された部屋の扉を開いた者だけが願いを叶える事ができる。ただし、願いが>>続きを読む
ひたすらにストイック。言葉のいらないボクシングというスポーツだからこそ、見えてくる言葉がある。
時はコロナ禍、浅草にあるボクシングジム。空襲で焼ける事なく当時のまま残された建物は当然古びてはいるが、>>続きを読む
邦題を「あのこと」と秘めた事にセンスを感じる。時代が時代なら、で、それが何か?となりかねないことの恐ろしさ。
大学生のアンヌは成績優秀、将来作家になる事に絶対の自信を感じさせる彼女に、妊娠が疑われる>>続きを読む
「デス・プルーフ」ラストの、やったー!感を取り除いた、いかにもA24っぽいやつ。
30~70代の観客20名ほどのうち、男性7:女性3といった感じ。特に70代のオールドMENは、空き時間を埋めるのに映>>続きを読む
はいハマった!おじさんが見たいやつ!
劇場内約30人の大半は私みたいな年恰好のおじさんでしたが、皆同じく「今時ウケないだろうが、俺は好き!」と答えるだろうと思います。SWシリーズにロボコップ、スター>>続きを読む
同じくらいの年月を掛けてエヴァが大団円を迎えたのと同じく、井上雄彦も最高の表現手法で最終回を描きたかったんだろうな…と思わせる内容でした。
実は私某ゲーム制作会社に勤めており、グラフィッカーとして初>>続きを読む
中世の神話について多くを語れる知識も無いので、やっすい例えで恐縮ですが…これは全然戦わないエルデン・リングやな!と思いました!
主人公の人の風貌と、やることなす事がやっちまったな!の連続なので、キャ>>続きを読む
冒頭から泣かされ、ラストでまた涙…
主演であったチャドウィック・ポーズマンの非業の死を乗り越え、リアリティとMCUの境界をどの様に整理するのか…という見方になってしまいますが、感傷に浸りすぎる事なく>>続きを読む
すずめの戸締も良いけど、俺はやっぱりマの取り締まりがええな!
最近はエターナルズに出演したり、世界的に評価されて嬉しい反面、ただただ悪漢どもをしばき倒す俺たちのマ・ドンソクも遠いところに行ってしまう>>続きを読む
うんこというタール、いやベールを纏ったクソ真面目なウンチク映画!
何で黄金の日である金曜の夜にわざわざこの映画をみたのか…誰も興味はないと思いますが、まあ聞いてください。
先日、自宅の汚水槽の蓋か>>続きを読む
事前の情報ゼロで見たら、まさかのアナザーあまちゃんでした。
「この世界の片隅に」のスタッフが云々…みたいなコピーに、何となく胡散臭さを感じつつ、サイトを見たらプロデューサーが同じ人という事か…うーん>>続きを読む