邹启文さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

チェイサー(2017年製作の映画)

4.3

これは午後ローで半年に1本あるかないかの隠れた名作枠。素直に感心した。正直記憶を消して見直したい。
誘拐された子供を助けるに親が頑張る名作映画「コマンドー」「96時間」のハル・ベリー版なんだけど、正直
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ルーキー(1990年製作の映画)

3.5

イーストウッドと夜はとっても似合うね。いつ見ても痺れちゃう

五月のミル(1989年製作の映画)

3.6

親の葬式のためにブルジョア一家が集まったが、5月革命の影響で葬儀屋がストライキを起こして、なかなか帰れない状況になる設定は大変面白い。
大自然を背景に家族万歳!革命万歳!なんて謳歌するかと思いきや、フ
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

大昔、僕はこれ系の話を見て育ったと改めて実感。という訳で話の出来より懐かしさを優先して点数をつけます!
正直エディ・マーフィー版の方が好きだけど、それは言わないお約束って事で

ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

3.5

ディズニーのアトラクションと同じ、怖くは無いが最後まで楽しい。
映画版ではおまけにエディ・マーフィまでついてくるのでアトラクションより1つ上だね

プルーフ・オブ・ライフ(2000年製作の映画)

3.2

傑作「ランボー 最後の戦場」と同じプロットでありながら、ラスト15分までほぼドンパチ無しの微妙作。
まぁ、成功しなかった方のランボーと考えれば腑に落ちるか。

人間失格(2009年製作の映画)

3.3

読んでるときは感情移入しすぎて僕も自決しかけたんだけど、映像で見るとこいつしょうもないなと思えてしまって残念。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

まさかのソッチ系。想像よりは斜め下なオチだが、そんなにがっかりしなかった
だって、僕が大学時代考えてたアイデアとほぼ同じだったもん。自分の思い出が海の向こうで映像化されるって素敵やん?

天使が隣で眠る夜(1994年製作の映画)

3.2

正直微妙、とはいえいつのまにかじいちゃんとおじちゃんが若者を取り合う物語にナルトは思わなかったよ。
ジャンルの入れ替えが上手い1作

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

3.4

この程度で大ヒットするんだから、「ファイト・クラブ」のフォーマットって今でも十分通用するんだなと思えていい気分になった。
もっと「ファイト・クラブ」のパクリ映画増えろ

今どきテロを起こしたいなんて妄
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9デイズ(2002年製作の映画)

3.2

ジェリー・ブラッカイマ-✕黒人デカモノなのに「ビバリーヒルズ・コップ」や「バッド・ボーイズ」の兄弟分になれなかった凡作。
面白くなかった原因は主演だクリス・ロックだった故のウィル・スミスからの圧力説が
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6デイズ/7ナイツ(1998年製作の映画)

3.3

葬式の後ってなにかと性欲たまるよねって台詞になんか共感。
「ファン・ボーイズ」でも言われたとおり、ハリソン作品でもかなり微妙なできだが、何か嫌いになれない。そこはアイヴァン・ライトマンの手腕が光るよね
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.7

なんかネオン・デーモン思い出した
実はクローネンバーグも奥さんに本作捧げようとしてた?ブランドンを無視して?

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.9

文字通りレーニンとグッバイするシーンがあるとは思わなかった、メタファーかと思っててごめん🙏
それにしてもタイトルに!が付いているのはとても良いね。共産主義者の母親に共産圏の敗北を伝えないよう息子達が奮
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.0

グッド・ウィル・ハンティングと並んで良かった。
ロブ・ブラウンの圧倒的素人感やショーン・コネリーの圧倒的偏屈ジジイ感が本作をさらに良いものにしたんだなと実感
感覚的な話なんだけど、やっぱりガス・ヴァン
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男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

3.5

いつもはファンサービス的な立ち位置にいる寅さんの夢が嵐寛寿郎に対するオマージュになっていた。山田洋二もこういうメタネタもやるんだね。

そんなメタ的な本作だが、なんとまあ嵐寛寿郎演じる殿様が寅様を翻弄
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男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

3.8

京マチ子パワー全開過ぎて寅さんが食われてしまった1作。
羅生門の頃から京マチ子は映画を貪り食う怪物的女優だったんだね。

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.2

シリーズで一番メインメンバーたちが頑張りまくる1作。タコも寅も博もさくらもご苦労様。
毎度2エピソードで組み立てられる男はつらいよシリーズだが、今回は2つのつなげ方が非常にうまく、芸術の持つ力を改めて
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.2

MEGクソおもろい
ジョーズ3オマージュに詰まってた1作目から一転、ディープ・ブルーオマージュが詰まってた本作。
意外なタイミングでの死は予測できたが、LL・クール・J的キャラクターが出てきた時は問答
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スペシャリスト(1994年製作の映画)

3.5

スタローンの筋肉とシャロン・ストーンのTバックのアップだけでモンタージュ作ってて笑った。

ヒットマン(2007年製作の映画)

3.4

ハゲが活躍する映画
インクリーズヘアのCMと合わせてみてるとハゲるのも悪くないと思える
未来に希望を持てるのはいい映画の証拠ですよ

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.5

プライベート・ライアンと同年にアカデミー作品賞を取ってしまったせいで、評価が下がってしまったイメージがある。
ザ・王道ラブコメロマンス映画なんで、気楽に見れて気長に楽しめ気軽に席を立てる。これぐらいが
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

ザリガニの鳴き声なんて聞いたことないよ!って思ってたら、それぐらい人から知られない湿地帯で育った人の話だった。設定とタイトルうまいな

あと、トワイライトやきみに読む物語を中心としたアメリカティーン向
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

4.0

80年代にスピルバーグが携わった映画、全部面白いじゃん!
家系ホラーというか、最後まで全く家からカメラが出てこないスタイルなのに、街でドンパチ起こすレベルの派手さがあるから最後まで楽しい。

あからさ
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トスカの接吻(1984年製作の映画)

3.9

たまには意識の高い映画も悪くない。

オペラの王と呼ばれるジュゼッペ・ヴェルディが自身の最高傑作は自らが作った曲ではなく、音楽家のための憩いの家と呼ばれる老人ホームであったという話を聞いて、なんとまあ
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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005年製作の映画)

3.3

序盤の気味の悪さは一級品だったがそこまでだった、中盤に入るあたりでネタ切れ感が否めなくて、肝心な落ちがありきたりすぎたのが残念。

少年と犬(1975年製作の映画)

3.8

これは将来が楽しみになるタイプのSF
来年犬と話せるようになるとか最高でしょ

予算の無さを開き直ったかのような砂漠のディストピアシーンはもちろんのこと、犬の声や演技がちょうどよく癒しになるのも最高
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.8

文字通り動物と自然への愛だけで作られた映画。
もっとエコロジーな内容かと思いきや、加害者側でお馴染みの人間達の悪行がひたすら映されすぎだったし、もう人間映すのやめて動物のドアップ撮るわってスタイルにな
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猛獣大脱走(1983年製作の映画)

3.8

アニマル版デモンズ。
特殊メイクは全くないが、アニマル達が人間を殺すところは山ほど見れるぞ

もちろんネズミさんもゾウさんもワンさんもトラさんも人を殺す、こってり殺す、普通に殺す。
人権と動物愛護法を
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ラフ・ナイト 史上最悪! ?の独身さよならパーティー(2016年製作の映画)

3.2

いつもだったら笑える題材なのになんか序盤で冷めた。「ブライズメイズ」のノリで「ペイン&ゲイン」やろうとする姿勢が良くなかった。

やっぱり人殺しといてキャーキャー騒ぐのは違うと思うぞ。別室に写って筋ト
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大菩薩峠 完結篇(1959年製作の映画)

4.1

まさかまさかの大団円。予想外すぎる後味の悪さに何故か溜飲が下がってしまったよ。
こりゃ20分で終わるような復讐劇を3部作まで広げていった意義がある。

これぞまさにニヒルの極地が地獄に変わる瞬間だった
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大菩薩峠 第二部(1958年製作の映画)

3.6

内田吐夢にしては薄味な机龍之介
せっかくスティービー・ワンダーと能力値が一緒になったのに、いまいちその力を発揮できてない辺り、う〜ん感が出てしまう。
片岡千恵蔵が演技うますぎてニヒリストなのに感情たっ
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.8

最強の人類の遺伝子を操作して人間を作ればシュワが出来ると証明された映画
ブタ箱に入ったダニー・デビート兄ちゃんに会うために丈の合わない短パン姿でアメリカに行くシュワちゃんはいつ見ても萌える。

久しぶ
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.4

無難な伝記映画、ホイットニーの知らない人生と知ってる曲がたくさん見れるから安定した面白さはある。
もちろん僕はヒューストンの歌が好きなので、特に好きな曲が流れたときは素直に鳥肌が立ったもんだ。
とはい
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男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)

3.6

教育系な男はつらいよ、見るだけで頭良くなる。多分ファンの間でEテレはつらいよとか脳トラさんとか呼ばれてるでしょう。僕はそう呼ぶよ。

今回のマドンナは頭ひとつエリートなため、セリフの1つ1つに頭の良さ
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ネイビー・シールズ(1990年製作の映画)

3.2

見ての通りの右翼向け戦争アクションだが、チャック・ノリスとジョン・ミリアスがいないのは減点だぞ。