ケネディ長野さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

誰も知らないし、知りようもない。

実際の事件はもっと救いがなくて、視界がモノクロになる(ハチワレ)。

元ネタが西巣鴨とのことで、泣いても涙が出ないや(ハチワレ)。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

ほのぼのシュール。
キャスティング神だしコンセプトも超イイ。
好きを貫けるって羨ましい。

若干間延びを感じだけど、逆に90分に収めるとすると、それはまたこの作品の良さが薄まっちゃう気がするし、結果こ
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.8

無駄な人間模様は少なめで、この映画のほとんどが最新鋭の銃撃戦。クリヘムのカッコよさは言うまでもなく、アクター総勢が黒塗りSUV乗ってるのもポイント高め。

無駄な人間模様が少なめだからこそストーリーは
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.8

独特すぎる"地獄"の解釈。
死ぬ前に観れてよかった系の珍作。

「罪を認めたからこそ罰を受け入れられる。痛みから安心を感じられる日が君にも来るよ。」という達観した"地獄"の住人。よくもまぁこんなセリフ
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ガチ星(2018年製作の映画)

3.8

「クズ」とのことだけど、濱島を馬鹿にできるほど人生もがけてる人って、そう多くないんじゃないかな。

もがけもがけもがけー!

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

期待値高かっただけに…。

ラストの終わらせ方にしてももう一捻り欲しかったし、ストーリーも大方推測がつくような展開。

阿部サダヲの演技力が頼みの綱。

ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~(2023年製作の映画)

1.5

どこにでも転がってるナチスドイツのストーリーに「グーニーズ」要素を加えたような映画。

最後のメッセージを伝える上でナチスドイツ要素は無くてもよかったし、ともすればこの映画の存在意義が、根底から揺らぐ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

1.0

「学生が趣味で作りましたよ」みたいな映画。ストーリーも演技も撮影技術も編集技術も何もかもがチープで、千手観音ですら全力で中指を立てるレベル。

FPS視点にした意味もわからないし、手ブレが酷くて画面酔
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スマイル(2022年製作の映画)

3.0

あたおか女のあたおか日記。

個人的な見解だと、「記録上は20人余りに連鎖してきた"スマイル"」を含めて、作中ローズに巻き起こったファンタジーな事象すべてがローズの作り上げた幻想であって、単なるあたお
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県庁おもてなし課(2013年製作の映画)

3.5

ベタベタなストーリーだけど神キャスト。
錦戸くんと船越英一郎の土佐弁いいね。

高知に飲みに行きたくなってきた。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

基本的に早口だから置いていかれがちだし、さしてストーリーに愛着は湧かないけど、キャスティングとアクションが最強すぎて、総括「良かったなぁ」に落ち着く。そんな感じの映画。

好みだろうけど、受け取り手を
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.2

爽やかでちょっと泣ける、なんでも無いけどちょっと特別。そんな夏休みの記憶。
これはいい映画だ。

ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.0

iOSアプリの「ヒットマンスナイパー」みたいな世界観。子を想う母のヒットマン日記。

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

3.8

焼肉で80万いったのが衝撃。

ドキュメンタリーだからこれといってストーリーに抑揚はないけど、力士の現実が見えてきて面白い。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.2

原作大リスペクトの神映画第二弾。
ちょっと無理矢理なワイヤーアクションも原作リスペクトが故の演出と思えば充分呑み込める。

麃公将軍も羌瘣も、漫画では埋もれがちな
縛虎申も、みんなかっこよすぎて泣ける
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

2.0

名作とのことだったのでずっとClipしてたんだけど、U-NEXTでようやく観れた。

「自分はなんて時間を無駄にしているんだろう」感が拭えず、折り返し地点で断念。貴重なMovieなんだろうけど、冗長す
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.8

ストーリーとしては、ダメダメな主人公が短期間で仲間と共に成長していき、その過程に「ラブ&モンスター」という要素を織り交ぜましたというもので、シンプルにして面白い。

ちょっと背中を押されるようなメッセ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

距離感次第で敵にも味方にもなる。
おしゃれでポップで、少し重かった。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.2

ノンフィクションだからストーリーに抑揚がなくて、なんだかのっぺりとした印象。

とはいえ、魅力的なキャストと視聴者を飽きさせない演出はさすが韓国サスペンスというべきか。

スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

3.8

ドラマ性はあまりない。あるのは地を這うようなリアリズムだけ。良くも悪くも、着飾らない映画なんだろうな。

完成度はネトフリオリジナルなだけあって、言うまでもなく最高だった。

ナルヴィク(2022年製作の映画)

4.0

国としての個か、個としての個か。True Northは自分の中に。

ネトフリオリジナルはやっぱ作り込みが凄いね。褒め言葉だけど、2022年に撮れるようなフィルムじゃない。

少年の君(2019年製作の映画)

4.8

久々に「本物」をみた。
こんな作品を前にどんな言葉を並べても陳腐なだけ。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

ジェイソンステイサムが出てるだけで当たりみたいなとこはある。

世界一かっこいいハゲ。

モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド(2021年製作の映画)

3.8

もうこの映像だけでありがとうございますって感じ。ナナの粉塵爆破えげつないな。

モンハンはゲームだけじゃなくて小説も昔読んでたけど、ギルドハンターの設定、ほんとに大好き。

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

2.0

雰囲気はいいんだけど、中身がない。

時流に伴う経営悪化で商品と販売体系が変わりました〜が映画の骨子で、そもそも心許ないストーリー。あとは魅せ方でカバーしている感じ。

ぼさっと見てたからかもしれない
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.0

兄貴の微妙な気持ちの浮き沈みが妙にリアルなスプラッタだった。

明らかなB級だけどラストがいいし、マーティの心情が詩的でとてもいい。

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.0

梅がメタファーなのは理解の上で、その梅自体は切った方がいいでしょって思っちゃう。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

ちょっと背伸びしたい大人と子供の狭間の、とうに忘れてたこの感覚。

スケボーとバイクの違いだけで、昔の自分と重ねてた。

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.8

「そして誰も居なくなった」

A). 必要以上の説明は省くべきか?
B). ラストは八方よしで報われるべきか?
この問いに対する価値観あたりが評価の分かれ目になりそう。

コンパクトなストーリーの中に
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美女缶(2003年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な物語でやってた、懐かしの「美女缶」オリジナル。

作り込みがイケてない自主制作感と、ちょうど良い古さがとってもノスタルジー。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

シンプルだけど広がりのあるストーリーで描く、ネイティブアメリカンの闇。

ジェレミーレナー適役すぎるし渋すぎる。ハンドロードしてるシーンがとても好き。

女神の継承(2021年製作の映画)

1.0

Made in Thailandのホラー。物珍しさにわざわざ金払って観たけど、金出して観るほどの価値はなかった。

途中までの雰囲気は良かったんだけど、終盤の脚本はあまりにもお粗末。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

「Ai」「エクス・マキナ」「Tau」あたりと近しい示唆、、、なんだけど、前作観てなかったから全然意味がわからなかった。

ライアンゴズリングかっこいいな〜。グラフィックすげ〜って思いながら、唐揚げつま
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