ケネディ長野さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

2.0

ホラー仕立ての歴史映画。なんかずっと喜びがない感じ。

切り口は斬新なんだろうけど、最後まで盛り上がりに欠けるストーリー。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

最後のシーンがすべてな気がした。

意思を持たない生き方ってのもひとつの答えだろうけど、自分で見つけた場所で生きていくほうがおれはいいなぁ。

示唆があんまり無かったからネタコメだけど、主人公華子の、
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呪詛(2022年製作の映画)

5.0

怖すぎてホラーの枠を越えちゃってる。表現の妙というべき、気持ち悪さの集大成。
コンセプト、ストーリーそのもの、それを実現する技巧、全てが良い。

この手のは好き嫌いが分かれるだろうからオススメはしない
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

2兆年ぶりに映画観れた。

思い返すと好きだなってシーンが満遍なく広がってて、受け取り手によっては雑多とも思える形で小粒なメッセージが散りばめられてたのも、この作品らしいなと思った。

個人的にはリリ
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パピヨン(2017年製作の映画)

4.5

脱獄モノなんてごまんと観てきたけど、ここまで魅入られるノンフィクションは初めてかも。

漢気溢れるパピヨンと、大器晩成型で成長していくトガの、付かず離れずの距離感が心地いい。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.6

古くて逆に新しいみたいな感覚。

どっちだけが悪いわけじゃなく、思いやれなかったお互いが悪いよね。その比重を言い争う醜さは言うまでもないし、教訓は多い。

※この映画の主演はフレンチトーストです(ちが
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

いったいどれが真実でどれが虚構なのか。認知症を追体験する作品。

ラストの幼児退行はあまりにもかなしい。

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.2

人間らしさが詰まってて、澄んだストーリー。

みんな過去を背負ってて、それでも前向いて歩かないと、そこで朽ちるだけなんだなぁなど。

久々に良い作品見つけた。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

あるようでなかったゴシック×SF。

固有名詞がカタカナの造語ばっかで訳分からんが、雰囲気だけは一級品。
次回作を観たとして、「あれ?前回ってどんな話なんだっけ?」となること必至。

でも、それでいい
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.0

構成さえ良ければもっと多くの人に伝わったのに。

現代と当時を行き来する構成にしたのはまだいいにしろ、現代の映像がいかんせん長すぎるから、ずっと寸止め喰らってる感じ。

せめて男たちの大和ぐらいの今昔
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

1.0

死ぬほどとっ散らかったストーリー。

一度観始めたからと、3回に分けて無理くり観たけれど、終始退屈だった。

莫大な製作費を掛けてるだろうこともあって映像美に関しては言うまでもないが、果たして製作陣は
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ホステル3(2011年製作の映画)

2.5

監督変わった?ってぐらいストーリーがとっ散らかってる。

でもやっぱり最後はスッキリ。

P.S.
ほんとに監督変わってた。

ホステル2(2007年製作の映画)

3.0

スッキリ。

ギャグみたいなストーリーだけど、引き金のタイミングを分からなくさせる見せ方はさすが。

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

2.8

CGがめちゃくちゃ気合い入ってて、隕石の描写のリアリティが凄い。

一方でストーリーは金太郎飴で、ディザスタームービーで3万回は観たような描写が続く。

適者生存の論理で、有事の際にシェルター入れても
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.6

割と中立をいくミッドウェイ海戦。

どっちの肩を持つでもなく、そこに戦いがあったということただそれだけ。

チャッピー(2015年製作の映画)

3.8

ギャングスター×強いAIロボットは新しい。
単純明快ストーリーに乗せた泥臭い近未来感。
分かりやすいキャラクター設定なのもイイね。

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

3.2

至極ばかばかしくて最高。
無駄ばかりの、無駄のないコメディ。
如来神掌はさすがに大爆笑。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

これはめちゃくちゃ面白い。
だれも不幸にならない系韓国サスペンス。

続編公開中ってことだけど、これ以上展開の余地があるのかは疑問。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.0

社会風刺以前に、アフガニスタンで実践経験ありvs "訓練に8ヶ月費やした富裕層"で、あの泥試合とは。

キャットファイト部分は縮めてもっと終盤はサラッと流してくれたら良かったんだけど、そこは好みかな。

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.8

醜悪で悪意に満ちた、救いのない世界で。

ライフイズビューティフル/シンドラーのリストに次ぐ衝撃作ではありながらも、こちらはより現実主義なテイスト。ちょっと今日は丸一日凹むかもしれない。

他方で、バ
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クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

3.0

ストーリーはどうしようもないB級なのに、どこまで身体張るのって観点ではS級。主演で監督でこの迫力はすごい。ストーリーはカスだけど、むしろそこがいいみたいなやつ。

板橋駿谷の大根芝居も一周回ってクセに
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

ほんの少し捻った設定に王道の展開。
それでも良いものはいいよね。

本来盛り上げるべきシーンを無音で仕立てる演出、すきだな。

モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.5

おいら、もう訳がわからないよ……。

レウス戦はなかなかにアツかったけど、ネルスキュラくん、きみは解雇で。

1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

3.6

超リアルな前線を観れただけでもバリュー。
これでも数多の戦争という歴史の1ページに過ぎないんだよなぁと。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.2

ミッションインポッシブルのいいところが全部出てた気がする。

主人公のTrue Northがハッキリしてるところが正統派スパイアクションの王道たる所以なんだろうな。

トムクルーズは当然ながらも嫁かっ
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.2

謎すぎるトレンディーすら愛おしい。
レトロフューチャーな元祖スパイ映画。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.0

時系列に沿っていくだけじゃない、遊びがあったのは良かったかな。

でもそれ以外に関しては、正直なところ主人公格の黒島結菜のルックスがいいというだけで、ストーリーは共感性に欠けるし、主人公格の人間性が根
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

会社に黙って借りたタクシーの車内。ふたりふざけ合う描写が一番お気に入り。

おもいやりとタイミングが恋愛のすべてだと思えるけど、タイミングってやつは誰にもコントロールできなくて、だからこそ難しいんだな
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

観たことなかったので。

Do the right thingsを体現したストーリーが、王道たる所以なんだろうなぁ。

レトロフューチャー感と若き日のトムクルーズのルックスがとってもよい!

シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

3.5

ストーリーに救いがないし、一転ニ転する展開に感情はぐちゃぐちゃ。
実話ベースとは言っておきながらも事実から多少乖離があるのが何よりの救いといったところ。

オールド(2021年製作の映画)

3.0

意外な展開。
洞窟のシーンはトラウマそのもの。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

文句なしの星5。

初めてのIMAXプレミアムシート。
音場の広がりと圧倒的高画質、そして前作(1986年来…!)とのストーリーの繋がりに震えた。

純粋に漢のカッコいいが詰まってる。
トムクルーズだ
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