ケネディ長野さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.5

ドントブリーズのマスクを被ったジョンJランボー。そんなバナナなシーン多し君。

続編を示唆するシーンがあったけど、もうそこまで擦る題材でないような。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

久々にドンズバで心掴まれた。

キャラクター、演出、世界観、、、
全てが愛らしい。これをひとりで創り上げたなんて。

バーバパパみたいなディストピアな世界線が好きならどハマりするんじゃないかなぁ。
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アス(2019年製作の映画)

3.0

解説サイト見てやっとなるほど感。
全部理解できたとて、それほど面白いストーリーには感じなかったかなぁ。

ワクチン副反応中に観たんだけど、「熱出たときに見る夢」そのものだった。

海街diary(2015年製作の映画)

4.5

海が近くて、それでいて山も近くて、鎌倉でありながら四国の地元みたいな情景にほっこり。

帰る家があって、そこに家族がいて、それ以上の幸せってなんなんだろって思った。

爆美女揃いで組んだ打線ながらも、
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

1.0

自堕落でどうでもいい人間の贈る、どうでもいい生活と、どうでもいい恋愛の話。

佐知子みたいな半径5mの恋愛をし続ける女、気持ち悪くてすごく嫌いだなぁ。

ラストがどっちに転ぼうとも死ぬほど興味がないと
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

2.0

登場人物全員がクソバカのうんち映画。
それが分かってて観る僕もまた。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

風景もファッションもキャスティングも台詞も、どれも綺麗で絵になる。

ショーツ履いてBDシャツをルーズに羽織って、Persolかけて自転車漕ぎたいなぁ。

どのシーンも好きなんだけど、一番は父親から助
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空白(2021年製作の映画)

3.0

誰にでも起こりうることだからこそ、いざ来たる日のそれにどう向き合うかは信念次第なんだなと。

ただ、社会に蔓延る病理への問いかけみたいな演出には意味があったのかな。
個人的にはハレーションが起きてメッ
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さがす(2022年製作の映画)

4.5

「エンタメなのか、社会派なのか、はたまたミステリーなのか。」

父子と連続殺人鬼らを取り巻く一つのストーリーの中で、3つの路線を自然に乗り継ぐ揺さぶりと、後半の駆け抜けが凄すぎる。

さがした先にあっ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.0

「インドのファンタジーもの」ってコンセプトだけでじわじわ。

ストーリーは至極ベタでシュールで、無駄に壮大。

マリオみたいなヒゲおじさんが息を吸うようにイケメン発言をするむず痒映画で、全身が痒くなる
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

ちょっと独特でクセ強な2人だけど、みんなどこか自分に照らして「あぁ〜。」って共感しそうな作品。なんかすごく、わかるんだよなあ。

タイトル通り、花束だからこそ枯れゆくわけで。

想いやれなくなったら、
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

2.0

序盤はそこそこ面白いじゃんってノリで観てられたものの、ラストに近づくにつれコロコロコミックよろしくなギャグ展開になっていって、白けてしまった。

シリーズ全体がこんなオモチャみたいな作品なのだとしたら
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ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)

2.8

なかなかシブめ。
最後まで軍人を、彼らなりの正義を貫こうとするのはわかるけど、それでもどこか陳腐に感じるのは何故なんだぜ。

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.8

観れば観るほど見入ってしまって、気が遠くなる。これが実話なんて信じられないし、受け止めようがない。

これまで観たどんな映画よりも鬼畜で醜悪で悪意に満ちてた。(作者に対しての発言ではなく、作中の当人で
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.5

韓国版・孤狼の血みたいな作品でくっそ面白い。ステレオタイプ的発言だけど、「男の好き」がここに集約されてる。

マドンソクと韓国版・武井壮のタッグでみる、「正義」とは。
オチの付け方も粋でカッコいい。

HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

1.0

なんか求めてたものと違った…。
1時間を無限に感じる作品。

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.8

4人の反面教師的なケースでみる人生と結婚。

友人関係も然り、結婚生活も然り、仕事関係も然り、思いやりがすべての基盤ということ。
歪んだ基盤の上では、何をしようとも結果は地獄ということ。
思いやりの基
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

大学時代にタイムスリップした感覚。

すべてが近くて、ちょっと古くて、でもなんかいい街。そんな街で起きた、なんでもない話。

朝の大混雑シーンは笑った。

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

2.0

渋柿のようにシブさが湧き上がる。

年代か、価値観か。
自分にはミートしなかった、残念!

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

終末を迎えたときにしたいことが本来自分がすべき事であって、守るべきものなんだなって。

終幕まで社会風刺全開なのは流石。

最期の最期までどうしようもなくて、醜悪で、それでも素晴らしい地球に乾杯。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

クリスマスだもの、年始だもの、少しばかりミラクルが起こったっていいじゃない。

どう生きようとも自由だし、ひとを思う気持ちに優劣はない。

とはいえ衛生的な観点でいうと、電車でホームレスが同じ車両に居
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

どんな苦境であれ気丈に振る舞う、大泉洋演じる深見の芸人イズムに痺れた。

加えて深見とたけしの師弟関係もとにかく尊いし、その後段として演出の凄さよ。自分の親が生まれたばかりのような時代を、令和のこの時
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.8

久しぶりにいい映画に出会えた。

「正しいとか、間違いとかが大事なんじゃない。大事なのは誰になりたいか、だ。」

人生の羅針盤的意味合いのTrue Northと、真実の北としてのTrue Northを
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.2

エンドレスに続く父親は誰なんだ論争と、ぶきっちょすぎる愛。

いつも宮本はフォーカスが自分にいってしまって、軸がブレブレなんだけど、熱い気持ちだけは伝わってきたよ。

エンドロールの音楽とストーリーの
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

頭がトゥインキーになりそうな脳死で観れるやつ。"明るくサバイバル"が合言葉。

タラハシーことウディハレルソンがまじで渋かった。

ゴリゴリのSUVってやっぱいいなぁ。

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.2

唸るしかない骨太ストーリー。
ラストで"故郷にかえる"マキシマスの顛末がじんとくる。

王の寵愛を受けた将軍であれ、妻子を持つ父であれ、全てを失ったグラディエーターであれ、目的持つ男は強し。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

スクールオブロック!!!
中学の時聞いてたラジオは多分ここから。

真面目だけが人生じゃない。

なんだかんだ生徒も親も校長も寛容で、ハートフルでピースフルな世界戦が最高にロックだって話。

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.9

前作と比べて敵役の魅力のベクトルが変わったものの、エロさ全開の今作もまた良いものだ。

青マントで兜剣盾っていうベーシックな構成でいて戦術に長けてる設定はまじで渋いね。

すべてはGraeciaの自由
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.0

リアル男塾。これは観る前から馬鹿みたいにカッチョいいやつ。

昔大好きだったゲーム「アルゴスの戦士」みたいな古代ファンタジーちっくな世界観が堪らなく好き。

アニキというべきマッチョ達とみる、スパルタ
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.2

ダニエルラドクリフの役者魂全開だった。
こういう時こそ魔法の使いどきなのではなどと思いながらも、スイスアーミーマン然り、この全力投球の泥臭さこそが彼のいいところなんだよね。

冒険するなら南米以外がい
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.0

キャストが広瀬すずと福山雅治じゃなかったら観てなかったまである。

ストーリーはあるようでない。メッセージ性も薄い。極め付けに、趣味が合わない。
ウジウジと過去に固執する男の映画なんて観てられないよ。

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

4.0

サメ映画にピリオドを。
捕鯨×帆船×遭難というブルーオーシャン。

帆船映画はマスターアンドコマンダーぶりだけど、船乗り一同で操舵するこの有り様ほど渋いものはないよね。

白鯨と対面した時の絶望も十二
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

日本の良さが前面に出てるサイコキラーもの。
いじめダメ、ゼッタイ。