KiNdERMaNさんの映画レビュー・感想・評価

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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.3

出オチ映画だった
部分の小ネタは笑えたけど全体で観たらナニコレって感じ
メニーっていう現実離れした存在を中途半端な扱いにしないで
リアルに寄せるなら全部幻覚か夢(走馬灯)オチとか、ファンタジーに寄せる
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華氏451(1966年製作の映画)

3.0

思考停止した白痴のゾンビから脱却しようよっていう人間賛歌映画かと思ったら
ブックピープルとかいう思考停止した暗唱機械になり果てるのか…
本を求める理由は知識欲や疑似体験じゃないのか
「本が好き」が転じ
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

2.7

結構良かった
やっぱちゃんと原作読んでから観ればよかった

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

2.8

話は単調だけど思考実験みたいで面白かった
ラストも良かった
戦争を美談の材料にするのは好きじゃないけど暗いとこばっかり映して反戦のネタにすり替えようとする姿勢も好きじゃないかな
戦災も天災も事故も事件
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.2

何をやってもどこへ行っても逃れられない息苦しさと閉塞感が辛い
大人も同じなんだけど大人以上に子供は生きてる世界が狭いから存在を認められないとどんどん自分を見失っていくんだろう
どこにも逃げ場が無くて向
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蝿の王(1990年製作の映画)

3.3

道徳心が薄れて暴走していく集団心理の怖さ
被写体が子供だからこそよりエグくて良い
悪夢から目覚める時のような唐突な幕引きと余韻も良かった
ピギ…

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

純粋に面白くなかった
前半たるいしエイリアンが出てからは多少持ち直したけど特に目新しさもなくて残念といった印象
未知の細菌感染のリスク度外視でメットもせずに探索してる人間はバカなのかなとかそんなつまん
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

2.5

内容はシンプルなんだけどそれに纏わせるゴテゴテとしたディテールのテリーギリアム感が笑える
creepはずるい

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.6

この人の作品における他人観のバイアスの掛かり方すごく好き
相手を思いやるっていう行動としての形の不定形さが選択の正誤を曖昧にしてて、
どれも結局利己的なものにならざるを得ないし、なんかそういうやるせな
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.0

ビジュアルセンスがヤバすぎる
浮遊感やフラッシュバックの演出もいいんだけど
何よりもオープニングのクレジットがマジで最高
イカれたネオン東京の俯瞰シーンは圧巻
むしろ内容とかどうでも良いからそういうの
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.6

迫力押しで音楽も良いし見応えはあった
ただ割と綺麗な仕上がりだったからもっと凄惨な部分を映して欲しかった
ノーランがリアリティ志向というなら尚更
あと序盤のテンションが最後までずっと続くから緊迫感はあ
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白い家の少女(1976年製作の映画)

2.6

ジョディフォスターも良かったけど個人的にはアクセル踏み出したマーティンシーンがキモくてかなり良かった
キモい変態は観てて楽しい

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

2.8

もっと心が抉られる様なのを期待して観たけど案外普通だったな
描写をし過ぎないのは想像の余地を与えるためなんだろうけど登場人物の行動が全部薄っぺらく見えて結果に重さを感じなかった
最後の方の御対面シーン
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ライフ(2017年製作の映画)

2.8

SF映画としてじゃなくてパニックホラーを期待して観てたから期待通りの展開で満足

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

2.7

ツッコミ所はたくさんあるけどかなり良かった
出て来る日本人がエセじゃなくて良い
あと笑えるくらい異国情緒半端ない日本描写に痺れた
ブレードランナーぽいなと思ったらリドリースコットだったのか

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.8

キャラクターと演技はすごく良かったんだけどなー
なんか煮え切らない
風呂敷広げっぱなしで終わった感じ
期待し過ぎたか

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

2.4

眠い
終始眠い
寝落ちして結局観終えるまでに三日を要したせいで観ないまま返却したDVDがあって悲しい

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

2.6

手を伸ばせば変態世界はすぐ側にあるよ映画
序盤の耳のおかげでグロ描写を期待してたせいか、鑑賞後は少し物足りない印象
サスペンス映画として観ちゃうとイマイチかな
でもデニスホッパーの性的倒錯っぷりがかな
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.0

恐るべきサイコババァ映画
前半の悪意剥き出しババァもヤバいが終局に向かうにつれて次第に加速していく狂気剥き出しババァはもっとヤバい
エンディングもヤバい
ババァヤバい

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.0

陰謀に巻き込まれて誰も信頼できる人間がいない心理的恐怖がすごく良い
善意を盾に迷惑を撒き散らす隣の世話焼き老人ていうジャンルがもう既に怖い
前半はタルい

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

2.7

脳内世界で記憶が混濁していく演出がとても秀逸だった
そこは大好き
あとイライジャがキモくて良い

ストーカー(1979年製作の映画)

2.7

廃墟好きには堪らない超魅力的なビジュアルを心行くまで観させてくれないあのカメラワークはなんなんだ?
映画も長いがカットも長い
拷問級の眠気に襲われる何も起きない系SF映画
廃墟や水の表現がひたすら綺麗

パラダイム(1987年製作の映画)

2.5

カーペンターの作品に漂う独特の「滑ってる」感は何なんだろうほんとに

メッセージ(2016年製作の映画)

2.6

クライマックスで色んな意味でファンタジーになって心底がっかりした
思考体系の変質が知覚機能の目覚めの根拠になる説得力が余りにも乏しい
○は情報で魔法の呪文じゃねーだろと
途中まですごく良かったのに一気
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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

4.4

ラストのバスでの会話で胸を撃ち抜かれた
個人的にはこの映画の中で扱ってるエホバのタブーはあくまで「選択」に重みを持たせる舞台装置に過ぎないと捉えてるから原題の奇跡の方が皮肉が効いてて好き
テーマの本質
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